鉄道模型の総合サイト etrain.jp めるとれBN Vol.31-40

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               めるとれ Vol.31
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ここ数日とても気持ちの良い天気が続いています.東京の桜は既に散ってしまい
少し寂しい気分になりましたが,代わりにみずみずしい新芽が次々と競うように
伸びては,強くなった陽射しを一身に浴びて輝きを増しています.
 4月は入学,就職と新しい生活を始められた方も多いと思いますが,生命の息吹
あふれる春は新しいスタートを切るのにふさわしい季節だなぁと思いました.
 ということで,「とれいん」も今月からなんと4つの新連載がスタートします!
ペーパー工作,Nゲージ限定記事,レイアウト製作,連作の作品発表……
 どれも皆様の模型趣味活動に即お役に立つものばかりです.巻末にはペーパー
工作の名鉄モ800形の型紙を添えました.これを機会に初めての人もペーパー工作
にチャレンジしてみてはいかがでしょうか.  (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
   ライブスチームの季節    前里 孝 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・ Rail No.48
  ・西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集    第2巻 【再版】
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷のご案内 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

☆――――――――――――――――――――――――
 ライブスチームの季節        前里 孝
――――――――――――――――――――――――☆
とにかく人手不足の編集部です.私もいろんな分野の,さまざまな仕事を受け
持っているわけですが,ライブスチームも,そのひとつです.この取材には,
“いちぶんのいち”と同じように,天候が結果の良否に大きく影響します.
 ここのところは,“いちぶんのいち”でもライブスチームでも“天は我の味
方”のようです.幸いにして.
 もっとも,こういうことは,あまり大きな声で誇ってしまうと,間違いなく
しっぺ返しを受けることになります.ということで,天候の話題はこの辺にして
…….
 あ,僕が“ライブスチーム”といっているのは,蒸気機関車に限りません.大
型鉄道模型,あるいは大型模型鉄道全般のことをいいます.こないだ“いやあ,
電動だからライブスチームではないでしょお”と,作品発表をお願いした方に言
われたことがありまして.念のため……….

3月には,2度のライブスチーム取材がありました.月末の取材については,5
月発売の6月号本文でのお楽しみとして,ここでは,中旬にお邪魔した千葉県市
川市の行徳駅前公園でのお話しを少しばかり.
 この公園,オープンしたのは昭和51/1976年12月.ライブスチームの線路は,そ
のオープンと同時でした.開通当日の模様は,当時の“とれいん(昭和52/1977年
2月号)”でレポートしています(※表紙写真参照).
 以来28年間.市川市から委託を受けた市川蒸気鉄道クラブは,営々とこの線路
を守り続けてきました.設立当初は,タカダ・モケイの名前でライブスチームの
製品を販売していた,中村立雄さんが中心となって活動しておられたと聞いてい
ます.
 その後,メンバーが増えつつ入れ替わって……というお話しは耳にしていたの
ですが,“いつでも行ける”と思うと,ついなんとなく,特別なイベントが優先
されてしまって…….告白するなら,実は,僕自身が市川蒸気鉄道クラブにお邪
魔するのは,今回がはじめてだったのです.
 今回,お邪魔するきっかけ……は,特にはないのですけれど,強いていえば,
ここ数年,いわゆるJAMの会場で,現在のメンバーとお話しするチャンスがあっ
て,面識がたくさんできたことでしょうか.

さて,毎月第2日曜日の公開運転日には,いつも,いろいろな機関車が顔を見せ
ているようですが,今回も,実に多くの機関車が走り回っていました.
 自分の楽しみや段取りを中心に考えるならば,朝早くにやってきて走らせて,
午後には早めに片づけはじめたくなります.けれど,みんながそうでは困りま
す.あくまでも,この線路の敷設目的は“公園への来訪者を乗車させる”ことで
す.ですから,乗客が大勢詰めかけているのに走っている機関車が少ない…とい
うようなことが起こらないように,“午前の部で走る機関車”“午後に走る機関
車”の振り分けが,実に手際よく,スムーズに行なわれていました.
 2ヵ所ある踏切の警備と,乗降の世話は市川市の職員が扱います.ですから,
クラブのメンバーは,機関車の調子を保って快調に走らせることに専念すること
ができます.走行中の安全は,本線途中の2ヵ所に,クラブメンバーが交代で張り
番し,確保しています.
 実に,痒い所に手が届く体制によって,運営が維持されていることが,本文の
記事とこの文章を併せて読んでいただくことによって理解していただけると思い
ます.

各地の自治体やその関連団体とアマチュアが手を結んでスタートした運転場が,
いろいろな事情で規模縮小,ひいては廃止の運命をたどることも少なくありませ
ん.古くは,伊豆半島の亀石峠にあった運転場がそうでした.線路を撤去する時
点では“一時的です”という説明であったのに,結局は復活できなかったので
す.
 関東地方のある運転場は,当初は行徳駅前公園と同じような体制で出発したの
ですが,管理者側の人事異動などによって,なしくずし的に約束が反故にされた
という話を耳にしたこともあります.
 そして今年の1月,岡山からも悲しい知らせが届きました.本誌で何度もレ
ポートされてきた,一本松の運転場が,オーナーが変ったことによって使用条件
が大きく変更され,同好会を維持できなくなってしまったようです.
 その一方,まだ知られていない運転場が,たくさんあると思います.情報をお
寄せくだされば,喜んで紹介させていただきたいと思います.
 情報といえば,最近,公開運転会の事前案内を,たくさん寄せていただけるよ
うになりました.4月号の神奈川県藤沢市に続いて,5月号では栃木県宇都宮市
での運転会の予定をご案内しています.
 いずれも仮設レイアウトでの催しですが,このような運転会の様子も,一ヵ所
でも多くご紹介したいと思っています.

担当者としては,出来うる限り自分自身で各地へ出かけて取材したいと望んでい
ます.しかしながら,悲しいことに,僕の身体はひとつしかありません.催しの
多くは限られた週末に開かれます.さらに,月末と月明けは,週末といえども次
の号の仕上げに追われていることが多く……言い訳を並べてしまいました.
 この文を読んでくださっているライブスチームクラブの皆様,各地のクラブの
活動ぶりを,どうぞ積極的にお寄せくださいませ.
 皆さんからのレポートを掲載させていただくことによって,ライブスチームの
世界が拡がること,間違いありません.ライブスチーマー同士の交流も,より一
層深まるでしょう.お願いいたします.
 車輛などの作品発表もお待ちしております.バランスのよいライブスチームの
発展のために,是非!

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200404/merutore.html

写真1:とれいん1977年2月号表紙.楽しそうに機関車を見つめる少年は,創立
以来のメンバーである伊東さんのご子息だった……今回の訪問で明らかになった
ことのひとつ.

写真2:実感味豊かな転車台に乗るC12.走るだけではない,より実感あふれるラ
イブスチーム,という動きは,これからますます盛んになるだろう.

写真3:ベンチ“も”補修するメンバー.本職の大工さんならではの慣れた手つき.

写真4:竹内会員が自作中の,9600に使われる予定のエアタンクと給水温め器.
給水温め器はダミーではなく,本当に機能するように作られる予定.

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん5月号■ 

【今月のオススメ記事】
4つの新連載がスタート!!
●Nゲージ総合研究所
Nゲージをとことん遊び尽くすために日々研究を重ねる“Nゲージ総合研究所”
(略してN総研).第1回目はインレタの上手な活用法を検証します.生まれ変
わったばかりの「東京メトロ」のオリジナルインレタ作りにもさっそくチャレン
ジしてみました.

●カルタゴサロン
東京中野の地中海レストラン「カルタゴ」に集う熱きモデラーたちがレイアウト
製作のノウハウを伝授します.初回は木曽谷をテーマにしたモジュールレイアウ
トを2題ご覧いただきます.レストランのシェフである畑中氏を中心にパワフルに
活動するカルタゴ・ワールドへとご案内します.

●ニモ電大百貨 気軽に作れる単行電車のススメ     玉井東造
真鍮スクラッチ・ビルドで凸電,ED電機など,テーマを決めて連作を続けている
玉井東造さん.以前本誌312号,318号,324号で荷物電車20輛を掲載いたしました
が,今回さらに追加の10輛ができあがりましたので,連載形式にてご紹介いたし
ます.第1回は阪急(新京阪)5001と京王帝都デニ2901です.両車輛の図面も掲載し
ました.

●紙成模型塾 
ペーパー工作の経験が全くない人でも,基礎から丁寧に作り方を指導する塾が
「とれいん」誌面に開校しました!その名は“紙成模型塾”第一講は鬼頭哲哉さ
んを講師にお迎えし,名鉄モ800を製作します.巻末には教材の型紙を添えました
のでご活用下さい.


【目次】
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新連載
 52 Nゲージ総合研究所
     第1回 インレタを上手く貼るには
             主任:汲田純一 助手:西川勝也 所長:なんこう
 74 カルタゴサロン 第1回
     根性の田んぼとお気軽桜の作り方          kondoura 近藤
     模型千一夜物語・第一話:木曽の十五夜         畑中 博
 78 ニモ電大百貨
     気軽に作れる単行電車のススメ
     第1回 阪急(新京阪)5001 京王帝都デニ2901      玉井東造
 83 紙成模型塾
     とれいんが贈る超初心者コース 第1講 名鉄モ800
                             講師:鬼頭哲哉
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  3 巻頭カラー
     名鉄 モ800・木曽森の昼下がり
  6 サロン・ド・ヴァプール 春風駘蕩……行徳駅前公園にて
     28年目の市川蒸気鉄道クラブ
 56 スイス国鉄の万能電機 Re 4/4 II形
     第一次量産機を観る                  前里 孝
 60 ムサシノモデルの国鉄大型木造客車 新発売5形式6タイプに見る
     ブラス・モデルの“色気”            解説:松本謙一
 64 東武電車をモノにする 第4回
     関東一のマンモス鉄道をめぐるモデラーたちの競演
 67 第4回 鉄道模型合同運転会in TOKYO
                取材:西原 功・汲田純一 撮影:松本正敏
 94 ホーム・レイアウトを創ろう!!
     レイアウト建設実践講座(25) 石造り倉庫と貨物ホーム
100 本線で本物の蒸気機関車を運転!
     イギリスの保存鉄道における体験運転コースと
      “実物指向”型鉄道趣味について            小田恭一
108 旧型客車自由自在 最終回
     オハ35・オハフ33のバリエーション(その2)ほか  講師:大島仁知
159 紙成模型塾教材 名鉄モ800 型紙

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 24 新車登場
 48 松井工務店 松井大和
   串塩田駅の建設を実況中継します 8日目
 90 Come on Over! 佐々木也寸志
   テハチャピへ行こう!Part2
104 米国客車の楽しみ 解説:奥野仁巳・平野 聰
114 Pipe Smoking  松本謙一
116 輝け!日本の運転会
119 伝言板
144 いちぶんのいち情報室
150 BOOKS
151 甲種・特大情報
156 新車登場インデックス
157 コンボカブース/掲載広告牽引

4月21日(水)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ Rail No.48 ■■

今回のレイルでは,この40年間の,北関東3県の鉄道を堪能していただきます. 
 鉄道友の会北関東支部では,平成15/2003年に設立40周年を迎えましたが,その
記念として,支部会員撮影の写真による写真展を開催しました. 
 レイル編集部では,支部の全面的な協賛を得て今回の特集を計画いたしました. 
 グラフは,写真展に展示された貴重な,また美しい写真を軸にしつつ,さらに
多数の写真を追加しております. 
 文献的記録としては,支部メンバーの分担により,“最近40年間の北関東3県の
鉄道”を,綿密に記していただきました. 
 国鉄,JR,私鉄,専用鉄道…….話題多きこの地域の鉄道を顧みるのに,欠か
すことのできない記録集に仕上がっています.
 菜の花が咲き乱れる,情緒豊かな中国四川省の狭軌鉄道のグラフと訪問記も見逃
せません.
 好評の連載,“ファンの目で見た台車の話”と“ロッド式電気機関車”もお楽し
みに. 

4月21日頃発売   定価:3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_rail.cgi


■■ 西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集    第2巻【再版】 ■■

永らく品切れとなっておりました第2巻を再版いたします.まさに戦前昭和の鉄道
全盛期を目の当たりにできる内容です.この機会に是非お求め下さい.

主な内容 
・東海道本線の山崎,向日町,山科−C51とC53の競演に区間列車に活躍のC11や
C50,特急“つばめ”後部補機,重厚D50の貨物列車,登場後間もないC55など
・神戸港のスケネクタディー,8550形
・四国の6760形や8620形と明治の古典木造客車,高松周辺の私鉄電車
・神戸市電の名車,700形と流線型C55の誕生
・C51,C53勢揃いの宮原機関区と淀川鉄橋の阪急電車
・品川八ツ山橋の京浜電鉄と湘南電鉄
・常磐線フリークェント・サーヴィスのC11
・箱根登山木造車
・東海道本線根府川鉄橋のEF10,EF50,EF52,EF53,EF54

4月19日完成   定価5,670円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200404/Leica-2.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●ブラスモデル新入荷
UP/GE ES44AC…GE(ゼネラル・エレクトリック)製の最新鋭ディーゼル.
AC4400をベースに新しい環境基準に適合させるため,混合型のラジエーターを搭
載しているのが特徴.塗装は最近のUPディーゼルに見られる星条旗付き「ビル
ディング・アメリカ」仕様となっています.
 製品はオーヴァーランド・モデルズ製で,真鍮製ならではのどっしりしたボ
ディとしなやかな足回りが,実物にふさわしい優れた牽引性能を発揮します.今
月号「新車登場」欄もご参照下さい.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200404/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.32
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ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたが,皆様はどのよう
にお過ごしになったでしょうか?
 私は連休の入り端,お天気が一番良かった日に大井川鐵道に行って来ました.
実は今回初めての訪問だったのですが,東京からは近そうで案外遠く,ついつい
訪問のチャンスを逃してしまっていました.今まで,東海道線で金谷駅を通るた
び,何度分岐していく線路を指をくわえて見ていたことでしょう….
 今回やっと念願かなっての初訪問となったわけですが,なんで「もっと早く来
なかったの」と思わず自分を責めてしまったほど.2日間沿線で撮影したり,列車
に乗ったりと思う存分堪能し,帰るころには心も体もすっかり「大鐵」色に染
まっていました.
 往年の姿そのままの蒸気機関車,電車,客車が元気に大活躍しているのにまず
感動.しかも,SLの機関士さん駅員さんがとてもいきいきしており,SLを動かし
ているのが楽しくて仕方がない!といった表情が強く印象に残っています.
 あぁ.それにしても,SLの汽笛や蒸気の噴き出す音.坂を上るときのブラスト
音.モクモクと立ち上る煙に心躍らされ,興奮するのはなぜなのでしょうか…
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 締切前にパソコンが壊れたよ!!ははは・・・   なんこう・やすひろ 
 とれいんニュース
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷のご案内
  ・こんなものが出てきた!“米国型 話の種セール”のご案内 
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 締切前にパソコンが壊れたよ!!ははは・・・  なんこう・やすひろ
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締切の迫った5月×日,いつものようにPowerBookG4のキーボードを叩く私の耳に
すごーく嫌な音が入ってくた.

カコン・カコン・カコン・・・

単調で乾いた音.向かいの席に座っていた西川君にも分かるほど大きい音.それ
は間違いなくハードディスクが突然死を迎えた音だった.直後,顔面の皮膚が強
ばるのを感じた.

「マジですか?」(イントネーションに注意)

すでに2日徹夜して,疲労が溜まった私にその音はあまりに残酷だ.リズムが単
調で小気味が良いだけに腹が立つ.今月必要なデータが多く入ったハードディス
ク.もう読み出しも書き込みも不可能だ.そんな私をお構いなしにこいつは相も
変わらずカコン・カコンと鳴り続ける.ハードディスクとの死別は何も初めてで
はない.しかし,大抵は予兆というものがある.しかし,今回は突然だ.手の打
ちようがない.世の中にはディスクだけ取り出し,データを保全してくれるサー
ビスもある事は知っている.しかし,締切は明後日だ.そんな時間はない.
 何とも例えようのない脱力感に襲われ,しかし頭の芯からは焦りと怒りが混
ざった熱いものが心臓を突き抜けそのまま胃へと流れ込む.スポンジのように感
覚の鈍った体を焦った脳が叩き起こす.ボーっとしている場合ではない.とりあ
えずサーバに残っているデータをかき集め,最近出番の少なくなったデスクトッ
プ機へと詰め込んでゆく.バックアップは完全ではなかったが,なんとか9割が
たは復旧できた.当月の材料がデスクトップ機の中で組み上がったのは,すっか
り周囲が明るくなった午前5時.意味のない徹夜だった.とりあえず一安心して
いるとまたもや異変が起こった.

「なんだこりゃ,ネットワークに繋がらないぞ」

とりあえず再起動してみる.だめだ.ディスクウォーリアとノートン先生でハー
ドディスクを調べると何故かエラーの山.一つ一つ解決し,隠しファイルの
Desktop DBを廃棄する.再起動!だめだ.システムフォルダのSystemとSystem
Enabler777を・・・だめだ.ネットワークに繋がらない.

「ははははは・・・.ふざけんじゃねーぞ!」

思わず怒鳴ってしまった.ここまで壊れたのは2年ぶりだ.取引先は休みになる
くせに,自分の仕事はノミの糞ほども少なくならないゴールデンウィーク月など
月刊誌にとって,ちっとも嬉しくない.その押しに押した締切直前に,なにも二
つもパソコンが壊れる事はないだろうよ.ははは・・・〜fin〜

といった感じで今月の締切は散々でした.このデスクトップ機は結局6時間後に
復旧しました.でも結局その日も徹夜をしたので,私の関わった今月号の記事は
ヘロヘロかもしれません.しかし,なんでしょーねー全く.一昨年の年末も車,
デジカメ,パソコンと一斉に壊れましたけど,破壊の神はいつも続けて攻撃を仕
掛けるんですかね.結局PowerBookは●ックの長期保証に入っていたので,いま修
理センターに出しています.あがるのは1〜1カ月半ほど掛かるそうです.長い
ですねえ.アップルに直接出すと数日で直るんですけど,高いですからね.仕方
ありません.
 でもまぁ,待ってられないので新たにマシンを購入しました.TVチューナー付
17インチモニタ,キャプチャボード付のceleronマシン.ん?なぜWinかって?欲
しいからですね.この機を逃すと絶対に嫁のOKが出ませんから.ちゃんとMacも買
います.中古ですけど.という感じでやっぱり散財ですね.はぁ.(終)

そういえば,写真がまだ一枚もありませんでした.本文とは関係ありませんが,
下の写真は紙成模型塾の課題名鉄モ800を作っている最中の汲田君です.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200405/merutore.html

写真1
彼は今月から正規スタッフになりました.いい感じに気の抜けた雰囲気を醸す不
思議な青年です.ただ仕事はしっかりこなします.どこかで彼を見掛けたら,声
を掛けてやってください.

写真2
エリエイの鬼軍曹に締切を迫られる汲田君!がんばれ!

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん6月号■ 

【今月のオススメ記事】
●天賞堂プラスティック製C62で遊ぶ(1)  松本謙一
天賞堂から発売された話題の製品C62 2とC62 3.北海道のC62を隅々まで観察した
経験を持つ筆者が作り出したC62の表情をご覧下さい.「山線」を駆け抜けた“ス
ワローエンゼル”が今ここによみがえります!

●MODELERS FILE 小田急電鉄 “TECHNO INSPECTOR” クヤ31
今年4月から本格的に使用が始まった小田急電鉄の総合検測車クヤ31.その姿を
隅々までご覧いただきます.1/80,1/87,1/150の折込詳細図面も添えました.

●ペーパー工作を志す人の必修科目 紙成模型塾     講師:鬼頭哲哉
 名鉄 モ800   読者・編集者課題発表!  
先月号とれいんの付録に添えられた名鉄モ800の型紙を使って,短い工期だったに
もかかわらず,沢山の読者の方々が作品を寄せて下さいました!それぞれの個性
あふれるモ800をご覧下さい.       

【目次】
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特集
 3.42 MODELERS FILE
     小田急電鉄 “TECHNO INSPECTOR” クヤ31
      完全新造の総合検測車
      撮影:松本正敏/前里 孝 詳細図面:松井一彦 協力:小田急電鉄
 82 よみがえった“スワローエンゼル”
     ここまで遊べる天賞堂プラC62(1)
      天下の不器用が奮闘49時間              松本謙一
         パーツ・アドヴァイス:エコーモデル 客車協力:海部勝昌
114 ペーパー工作を志す人の必修科目 紙成模型塾
     第1講 名鉄 モ800               講師:鬼頭哲哉
     読者・編集者課題発表!
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  6 第5回関西Nゲージ合同運転会    取材:汲田純一/撮影:松本正敏
 10 KARUIZAWA The World Toy Museum
     バンダイが軽井沢に建設したオモチャと模型の博物館
 49 渚に白いパラソル
     大久保健二作品グラフ2/1970年代〜現在の小田急車輛
                           全製作:大久保健二
 58 Nゲージ総合研究所
     第2回 お手軽塗装変更術
             主任:汲田純一,助手:西川勝也,所長:なんこう
 62 医院長のリパワリング・レポート 池田健二
 66 サロン・ド・ヴァプール
     春の運転会レポート3題 OSLSC,JMRC
     第3回ライブスチーム in 小矢部のご案内    やまと鉄道クラブ
 74 わだいのキット 54
     FAB製品 北恵那モ560を組む
     HOsペーパーキットに挑戦                平野 聰
 98 ニセコ客車をローコストで
     天賞堂C62の発売に合わせて創ったペーパー製の8輛編成  海部勝昌
110 つけたりはづしたり
     鉄道模型に必要な電気の話 5
     コンデンサは電気を貯える場所(中編)          なんこう
113 ホーム・レイアウトを創ろう!!
     レイアウト建設実践講座(26) 石積みの表現
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 19 新車登場
 57 ワキポン 脇 雅恵
   大井川鐵道 茶摘みの頃
 60 松井工務店 松井大和
   串塩田駅にディテールを追加しました
 70 連載 米国客車の楽しみ 解説:平林 智・平野 聰
   第3回 プラ完成品で再現するリオグランデ
   「スキートレイン」/ペンシー客車の塗装(2)
 78 カルタゴサロン 第2回
   サトウキビ運搬貨車(Cane Car)製作記 木下雅史
   模型千一夜物語 畑中 博
   第一話:木曽の十五夜2回目 
104 ニモ電大百貨 気軽に作れる単行電車のススメ 第2回 玉井東造
   東急デワ3042・阪急203
109 工作台だより
   思い出の三段峡観光号 松永美砂男
120 Pipe Smoking  松本謙一
122 輝け!日本の運転会
125 伝言板
150 いちぶんのいち情報室
156 BOOKS
157 甲種・特大情報
162 新車登場インデックス
163 コンボカブース/掲載広告牽引

5月21日(金)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●ブラスモデル新入荷のご案内
チャレンジャー・インポーツ  SP C-9クラス…サザン・パシフィック鉄道のハリ
マン規格型2-8-0蒸機.C-9クラスは220輛あまりが作られ,テンダーの形式にヴァ
ンダービルトやホエールバック(かまぼこ型)など数々のバリエーションが見ら
れました.
 過去に複数インポーターが製品化してきましたが,今回のチャレンジャー・イ
ンポーツ製では,好ましくまとまったプロポーションをはじめ,細部まで丁寧に
色差しされた補器類,ファウルハーベルモーターによる低速から安定した走行な
ど,アメリカ型HOブラスモデルのトップメーカーらしい風格を感じさせるモデル
に仕上がっています.
 今回入荷したのは,フロントデッキに大型のスノープロウを装備したタイプ
で,シェラ・ネバダの山越え大陸横断ルートに使用されたもの.HOブラスモデル
では初めての製品化です.スノープロウは着脱可能で,通常の夏姿にすることも
可能.燈火類もフル装備で,ボイラー上のナンバーボードも点燈いたします.
(写真1)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200405/gallery.html

※※※※※※ こんなものが出てきた!“米国型 話の種セール” ※※※※※※
5月28日(金)・29日(土)・31日(月)〜6月5日(土)  (定休日を除く)
まだまだ出てきた大型蒸機.ブラス客車残り物には“福”.インターアーバン格
安.建設が進むレイアウトD&GRN鉄道で,残りスペースに使わないことが確実に
なった米国型ストラクチャー・キットなども放出開始.絶版品もあり,これから
レイアウトを作り始める人にはチャンスかも.通常商品にも期間限定オフ・サー
ヴィス.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

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               めるとれ Vol.33
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今月の「とれいん」は東日本に残る103系の特集です.
 首都圏に通勤・通学されている方なら必ず一度はお世話になったことがあるの
ではないでしょうか? かく言う私も小学校2年までは横浜線沿線に住んでいた
し,学生の頃も京浜東北線を使っていたので乗車していたハズ…….なのにほと
んど記憶がありません.鉄道が好きだったといっても,通勤電車にはあまり興味
がなかったようです.今思えばなんだかもったいないですね.
 私の中で103系との鮮明な記憶で一番古いものは,いつも使っていた京浜東北線
が209系に置き換わり,103系があと残りわずかになったときのことです.確か
1997年頃ではなかったでしょうか? そのころは東神奈川駅のホームで電車を
待っていたら103系が来たときはなんだかちょっと得した気分になったものです.
 今度は「あのとき写真を撮っておけばよかった」なんて後悔しないように,今
毎日1回は必ず見ている山手線の205系を撮影しておこうかな...
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 シャッターチャンスを教えてくれた4-4-0    平井憲太郎
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・季刊写真集「蒸機の時代」No.16
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷のご案内 
  ・近日入荷予定品(アサーン社製品)のご案内
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 シャッターチャンスを教えてくれた4-4-0    平井憲太郎      
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めるとれの当番になって記事を書く段になって最初に思いつくテーマは,どうし
ても「昔話」になってしまいます.昨年6月,12月に書いた記事もやはり数十年前
の記憶だったので,またまた化石化したような話を書くのも気が引けるのです
が,ちょっとだけおつきあいください.
 私の鉄道写真初体験は,御殿場線のD52,それに続いて東武佐野線に残っていた
蒸気機関車の撮影でした.高校で初めて「鉄道研究会」なるものに所属して,先
輩に連れられて出かけていきました.
 最後に残っていた東武の蒸気機関車はピーテンと呼ばれていた英国製の4-4-0テ
ンダー機でした.37から40号がシャープスチュワート社1898年製の,国鉄5500形
とほぼ同型機でランボードの前半分とシリンダーが前上がりに傾斜した,いかに
もイギリス形らしい形です.30から34号はピーコック製ですが,1900年製とやや
新しく,ランボードもシリンダーも水平な形をしていました.
 ところが,この機関車は側面のロッドが下にあるときに写真を撮らないと,何
とも格好が悪いのです.
 どちらも元旅客列車用の機関車ですから動輪径も比較的大きい上に,列車の運
転速度はいいところ30キロ台ですから,ロッドの動きを目で追うことは十分に可
能でした.しかし,ここは電化された路線で,線路脇には架線柱が立っていま
す.ロッドに気を取られると架線柱が機関車にかかる,架線柱ばかりを気にして
いるとロッドが下がってしまう,というわけで,シャッターチャンスの難しい被
写体でした.
 なにしろ鉄道写真というものをまったくと言っていいほど撮ったことのない高
校生が,父親の使っていたペンタックスを借り出して撮影に出かけたのですか
ら,そう簡単に撮れるわけもないのですが,先輩から「ロッドのサイクルを指の
リズムでとらえて,ファインダーでは架線柱の位置に注目する」などというアド
バイスを聞きながら,徐々に思う位置でシャッターが切れるようになっていきま
した.
 残念ながら東武の蒸気機関車は私が撮影を始めてまもなくの1966年6月で終わり
を迎えてしまいましたが,その後も終点葛生から出ていた日鉄鉱業の専用線で,
年に何回か運転されていた1080号(これは4-4-0テンダーを改造して生まれた4-
4-2タンク機)があったので,私のシャッターチャンスをとらえる技術はこれらの
機関車のお陰で磨かれた,ともいえます.
 しかし,1975年には蒸気の終焉を迎え,鉄道写真の被写体がそろそろスピード
の速い電車などに移っていくべき時に,とれいんが創刊され,私が撮影する被写
体は圧倒的に「動かない」模型が多くなってしまいます.
 たまに友人に連れられて最近の列車撮影をすると,どうにもシャッターチャン
スが捕まえられないのです.
 しかし,2001年から3年連続で訪れた中国の集通鉄路では実に楽しい撮影が出来
ました.やはり私には,蒸気機関車の速度でないとシャッターチャンスが捕らえ
られなくなってしまったようです.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200406/merutore.html

ほとんど生まれて初めて撮影した鉄道写真を3コマ連続でお目にかけよう.「ロッ
ドの位置!」などと先輩に言われたので,肝心のコマで機関車の先頭が架線柱に
かかっている上に,ロッドの位置も大したことがない.
東武鉄道佐野線 佐野市付近 1966年5月

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん7月号■ 

【今月のオススメ記事】
● 総力特集:最後の力走 東の103系 
 現在,急速に姿を減らしつつあるJR東日本に残る103系電車を総力取材いたしま
した.
 実車では懐かしのカラーグラフの他,MODELERS FILEにてそれぞれの線区を走る
103系のディテールの差違を細かく紹介しています.1/80の折込図面も掲載しまし
た.
 模型では103系全盛時のJスケール製品コレクションをカラー6ページにわたって
紹介します.連載中の紙成模型塾は講師に梅原顕彦さんをお迎えし,103系ペー
パーボディーを製作します.今回は先頭車,来月は中間車です.巻末には型紙を
添えましたのでご活用下さい.他にも,N,Jスケールのこだわりの作品群が満載.
103系を模型化する時にはきっとお役に立つことと思います.
 
●MODELERS FILE 名古屋鉄道 中部国際空港連絡特急
来春に開港する予定の中部国際空港と名鉄沿線各都市を結ぶ空港専用特急2000系
を隅々まで紹介します.1/80の折込詳細図面付です.

【目次】
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特集 最後の力走 東の103系

 3 103系思い出カラーグラフ
     サラリーマンを乗せて走り続けた40年
 45 東日本に残存する103系
     その略歴とエピソードを追う              入江孝徳
 54 MODELERS FILE 東日本旅客鉄道103系
            撮影:なんこう/汲田純一/西川勝也/高梨哲也ほか
 60 MODELERS FILE 川越・八高線 103系3000番代(3500番代)
                 撮影:なんこう/汲田純一/西川勝也ほか
 66 MODELERS FILE 京葉線14編成の記録
     スカートをつけたベイエリアの103系     解説・撮影:高梨哲也
 70 通勤快速「成東・勝浦」行き
     さまざまなバリエーションを含む京葉線103系は6+4の連解編成
                                高梨哲也
 78 大津の師弟 関東の103系を斬る!
     中村 哲・堀池 隼 Nゲージ作品集
 82 エメグリ103系
     お手軽?加工でKATO原型車に灯を…           中部浩佐
 84 ペーパー工作を志す人の必修科目 紙成模型塾
     第2講 103系(上)                講師:梅原顕彦
 90 103系全盛時の模型製品たち
     モデラーを育てた「もっとも身近な存在」の電車
                  所蔵・解説:山口 哲/協力:村田幸雄

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 19 第43回 静岡ホビーショウ2004から
     話題の新製品をリポート
 22 新車登場
 96 Come on Over! /佐々木也寸志
   テハチャピへ行こう!Part 3
100 Nゲージ総合研究所 第3回 銀色塗料を比較する
    主任:汲田純一,助手:西川勝也,所長:なんこう
102 前補機2号,本務機3号… “あの雪の日の重連”
    ここまで遊べる天賞堂プラC62(2)
    ネタは熱いうちに作れ! /松本謙一
    パーツアドヴァイス:エコーモデル
108 Coffee Cup /前里 孝
    初めての103系電車
109 サロン・ド・ヴァプール
    参加条件と参加申込締切日変更のご案内
    第3回ライブスチーム in 小矢部 事務局
112 ホーム・デイアウトを創ろう!!
    レイアウト建設実践講座(26) 複線機関庫の検討
    担当:松本謙一・平井憲太郎
118 倫敦 ターミナル駅めぐり その参
    ヴィクトリア駅 /前里 孝
122 わだいのキット54
    FAB製 北恵那モ560を組む(その2) /平野 聰
126 MODELERS FILE 名古屋鉄道 中部国際空港連絡特急
    2000系電車 図面作成:松井一彦 撮影:前里 孝 協力:名古屋鉄道
138 輝け!日本の運転会
142 ワキポン /脇 雅恵
    海に最も近い終着駅 海芝浦駅
143 伝言板
168 いちぶんのいち情報室
174 BOOKS
175 甲種・特大情報
180 新車登場インデックス
181 Combo Caboose/掲載広告牽引

6月21日(月)発売  特別定価:1,800円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.16■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.16が6月21日に発売となります.

●第16号の内容(登場順)
岩見沢近郊にて
木曽森林鉄道のボールドウィン Part.1
サザン・パシフィック鉄道の蒸気機関車
黒岩保美蒸気機関車アルバム14 C5345復元
セノハチ,“西の箱根越え”
妙高高原の麓を行く(信越本線田口にて)
機関区情景 糸魚川機関区
加太越え
岩見沢近郊の蒸機列車
木曽森林鉄道のボールドウィン Part.2

6月21(月)発売 定価:2,990円(税込)

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http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_jyouki.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●HOブラスモデル新入荷
チャレンジャー・インポーツ AC-7・AC-8クラス…チャレンジャー・インポーツ
久々の巨大蒸機.SPキャブフォワードの最終型を確立したAC-7・8クラスが入荷い
たしました.
 全体の量感あるプロポーションはもちろん,動輪上の細かいパイピングなど,
細部まで隙のない密度の高いモデルで,名門サムホンサの遺作として名に恥じな
い作り.前面ナンバーボードも点燈式です.初回入荷分は完売ですが,急げば取
り寄せも可能.今月号新車登場もご参照下さい.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200406/gallery.html

●近日入荷予定
ここのところ品薄でご迷惑をおかけしておりましたアサーン社製品が,近日最入
荷いたします.定番のキットをはじめ,レディ・トゥ・ロール(完成品)シリー
ズや,新シリーズのボックスカーも入荷予定.7月中には入荷の予定です.お楽し
みに!

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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               めるとれ Vol.34
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関東地方は14日梅雨明けし,一気に夏本番となりました.「梅雨明け10日」とか
言いますが,最近めっきり暑さに弱くなってしまった私は連日の暑さに早くも夏
バテ気味です・・・
 小学生の頃は,この頃になれば,なが〜い夏休みまで秒読み段階に入り,浮き
足だって勉強も身に入らなくなっていました.真っ黒に日焼けするまで汗だくに
なって毎日外を走り回っていたあの頃.灼熱の太陽の真下にいると,夢中になっ
て遊んだあの時の気持ちが「ふと」した拍子によみがえってきて,無性に懐かし
くなったりします.
 鉄道の旅をするようになってからは,この季節になると,夏の陽射しに照りは
えるカンナやジャノメソウなどの花咲くローカル線の小駅がチラチラとまぶたの
裏に浮かびます.夏への期待もだんだんと膨らんできました.
 さて,明日から3連休!みなさんはどんな「夏」を過ごされますか?
                      (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 トロッコ9ちゃんの謎        西原 功 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・電車の風景 ─小さな電車の通いみち No.2
  ・RAIL No.49
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷のご案内 
  ・第5回国際鉄道模型コンベンションのご案内
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☆――――――――――――――――――――――――
 トロッコ9ちゃんの謎             西原 功      
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以前に100円ショップで売られている「お福さん」の存在意義について問うたこと
がありました.その後も僕は悩み続け(んなわけない),未だに結論を引きだせ
ずにいますが,少しだけ見えてきたことがあります.某日,僕は東京郊外のとあ
る街をブラついていました.もともと街歩きは趣味ですが,このところ休みらし
い休みがなく,久々だったのでウキウキしながら歩いていますと,目の前に巨大
なものが立ちはだかりました.それはあまりにバカでかい100円ショップでした.
元はダイエーだったとおぼしき5階建ての全フロアが100円です(最近は200円・
300円も増えたが).例によって吸い込まれるように入店した僕は,中でゆうに2
時間は遊びましたが,それでも全部を見切ることは不可能でした.しかし,件の
ブツ「お福さん」はすぐに見つけだしました.それどころか,お福さんの周りは
縁起物だらけで,このカテゴリだけで軽く3坪は費やしています.つまり,ウチの
近所の店は小さいので,専門のコーナーを形成できずに,他の無難な雑貨の中で
やたらと目立っていたお福さんでしたが,同じ縁起物の中では1アイテムにすぎな
かったということです.売場の写真がないので説得力には欠けますが,それにし
ても何だこの種類の多さは.みんな,そんなに縁起を担ぐのが好きだったっ
け?? これが古物だったら僕も好んで集めてますが,これらはどう贔屓目に見
ても有難味のない樹脂の塊だったりするわけで,結局,需要面での疑問は残るの
でした.ひとしきり品定めをした後,暫く売場を遠巻きに見ていましたが,お客
が多いにもかかわらず,売れたのは「健康十訓」の手拭いだけ.意外やOL風のお
姉さんが買っていかれました.トイレの壁にでも貼るんだろうか?(こんなこと
リサーチして,どないすんねん)
 あぁー前振りが長い長い.今回は100円ショップの話じゃありません.その「需
要面」での疑問を,もっと以前から抱いていた商品があったことを思い出したん
です.それは歌川模型が製造している「トロッコ9ちゃん」なる動力装置.正確に
はトラクション・モーターの1種ですね.数年前に発売され,ずっと広告を打って
ますから,7月号でしたら160ページ,8月号なら140ページをご覧ください.手元
にとれいんがなければ(写真1)をクリックしてください.
(写真1) http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200407/01.jpg

 トロッコ9ちゃんは機能部品ですから,単なるオブジェであるお福さんと同列に
扱っては失礼ですし,疑問の内容も,9ちゃんは「何に使うんだ」,お福さんは
「誰が買うんだ」ですから,だいぶかけ離れています.でもこういうことって,
頭の中での引っ掛かり方が同列になってしまうものなんですね.これじゃ何が疑
問だかわからないでしょうから補足しておくと,9ちゃんはその名のとおりゲージ
が9mmのトラクション・モーターなのですが,マブチの電池モーター(FA-130)を
横置きしているために,フレームの最大幅が23.5mmにもなってしまい,Nゲージの
定規を大きくオーバーしてしまっているんです.ではHOナローではどうかという
と,こちらでは39mmというロングホイールベースがネックとなって,該当車種を
見つけるのが大変そうです.しかも軸端よりモーターの方が出っ張ってますか
ら,単台車も使えません.ね,何に使うか悩むでしょ? ちなみに,新発売され
たとき(2002年3月号)の紹介は僕が書いてまして,ちゃんと機能を満たしている
だけに貶したくなかったので,「この製品に合わせて,自由に車輛をデザインす
るのが楽しい使い方といえるだろう」と締め括っています.
 これはあくまで僕の主観ですし,ある意味「逃げ」でもあります.メーカーの
意図はまったく別のところにあるのかも知れません.それが気になって,よけい
に僕の疑問を増幅させました.「ならば直接聞けばいいではないか」と思われる
でしょう.そう,そのとおりなのです.これが実物の考証云々といった細かいこ
とならば,あっさり電話したことでしょう.でも「この製品の存在意義は?」な
んて恐ろしくて聞けませんし,それを引き出すのが自分の執筆者としての力量を
試されているような気がして,前述の文章で押し切ってしまいました.
 仕事としてはこれで無難にこなしたものの,僕個人の疑問は置き去りにされた
ままです.実をいいますと,9ちゃんはこの2年間,ずっと僕の机上にあり,たま
に箱から出して眺めていました.そしてこの7月13日,夕方すっくと立ち上がった
僕は,「吉祥寺に行ってくる」のひとことだけ残して,そそくさと会社を早退し
てしまいました.編集者としてではなく,西原個人の疑問に決着をつけるために
歌川模型に向かったのです.(何と大げさな…)
 天はGOサインを出していたらしく,電車の乗り継ぎが異常なくらい良くて,30
分で吉祥寺に着きました.この街には別件で何度か訪れていますが,ハーモニカ
横丁は2年ぶりです.久々に足を踏み入れてみたら,えらく様変わりしていて,入
り口には「ハーモニカ横丁」のロゴをあしらった派手派手しいピンクの看板が掲
げられ,中では八百屋や魚屋といった生鮮品を扱う店がことごとく撤退してい
て,その跡は「ハーモニカ・キッチン」なるオープンテラス(屋根はあるけど)
になっていたり,エスニック料理屋になっていたりで,この猥雑さを売りにして
いるあたり,着実に「下北沢化」が進行しているようでした.そんなモノには目
もくれず奥に進むと,何ら変わらない懐かしい佇まいがありました.
 先客が2人いたので,遠慮して暫し表のショーウインドを眺め,頃合いを見計
らって,ちょっと立て付けの悪くなった引き戸を開いて中に入ると,「いゃー,
ひさしぶりぃ」と,歌川さんが笑顔で迎えてくださいました.同業者ですから,
とりあえず景気の話から入りますが,僕と歌川さんの場合は,すぐに製品の話
や,古いメーカーの話になるのが常です.今回はたまたま後述する新製品ができ
たので,そのことで来たのかと思われていたようでしたが,申し訳ないけどその
話を遮って,9ちゃんの話題を振りました.
「この前の製品,9ちゃんなんですけどね.お客さんはどんな使い方されてるんで
すか?」
 とまぁ,決め球が変化球になってしまった僕.
「ああこれねぇ.皆さん気楽に使ってますよ.オモチャの車体とかを上手に被せ
てねぇ」
 ガーン!!何というあっけない幕切れ.どうやら僕の頭が堅すぎたようです.
今は使えるネタがいくらでもあるのですから,適合するものがないからといっ
て,自作にこだわることもなかったのです.考えてもみれば,昔はこういったア
バウトな製品はいくらでもあったではありませんか.安物のプラモでも走らせよ
うとしていました.何でそのことを思い出せなかったんだろう.上下のバランス
がおかしかろうと何だろうと,ともかく自分で手を掛けたものが走る喜び.それ
を実現させるための,必要最小限が9ちゃんなのです.
 この後の会話で,本当の製作意図を掴むことができました.ただ単純に安く作
りたかっただけだそうです.フレームは新規に型を起こしたものですが,ギヤは
手持ちを使い,不利を承知で電池モーターを装備して,2,000円を切る価格を実現
しました.つまり最新のHO用モーター1個分で,まるまる動力ユニットが手に入る
という寸法です.
 確かに,こういったものが21世紀に,しかも新製品として出たことに違和感を
覚えないでもありませんでしたが,話が進むにつれ,僕は確実にヘコんでゆきま
した.一方で古くからの技術に理解を示し,「よろず堂」などというインチキ模
型店の看板を掲げながら,他方ではシステマティックなぬるま湯に浸かり,ダイ
キャストのハウジングに囲まれた見えないギヤに頼りきっている自分を恥じたの
です.
 「このままでは,ウオームの調整すら早晩忘れてしまうだろう」という危機感
を抱いた僕に,歌川さんから更なる課題を渡されました.それが(写真2)の「U
トラック2(ツー)」です.発売されたばかりの床下型連動ギヤなのですが,まさ
に調整箇所バリバリのシステムであります.とりあえず速報として,ここで写真
だけお見せして,紹介は9月号の「新車登場」でいたします.このお話はまだ続く
のです.
(写真2) http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200407/02.jpg

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん8月号■ 

【今月のオススメ記事】
●MODELERS FILE マニ30 2007〜2012
 今解き明かされる,現金輸送車のひみつ
これまで秘密のベールに包まれていたマニ30.しかし今年4月,この車輛を小樽の
交通記念館で保存するとの発表がありました.(一般公開は7/10日から)これを
機に,保存車2012号機を細部写真と図面で徹底的にご紹介します.
 
●13mm WAVE 江ノ電へ!     湘南鉄道模型クラブ+各クラブ有志
湘南鉄道模型クラブと各クラブ有志による作品集.今回のテーマは「江ノ電」.
しかも13mmでDCC運転に対応させるとのこと・・新旧さまざまな江ノ電車輛が勢揃
いしました.

●Nゲージで綴る 昭和の名列車       大島仁知
 第1回 旧客編成と20系ブルートレイン“あさかぜ”
「旧型客車自由自在」の連載中では様々な形式の旧型客車を作り分けてご紹介し
ました.今回からは「黄金時代の東海道本線」というテーマに沿って,これまで
作りためた車輛を繋ぎ,フル編成を再現します.

●トレインフェスタ2004
5月15・16の両日,静岡県コンベンションアーツセンター“グランシップ”におい
て開催されたトレインフェスタの模様をレポートします.年々盛大になり,注目
度急上昇の“グランシップ” 今年はレイアウト作品を中心にご紹介します.

【目次】
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新連載・特別企画
 4 トレインフェスタ2004
     全国のモデラーが注目するようになった“グランシップ”
                     取材:西原 功/撮影:松本正敏
 44 MODELERS FILE マニ30 2007〜2012
     いま解き明かされる,現金輸送車のひみつ
              撮影:高橋 弘/久保 敏/奥野和弘/前里 孝
                 協力:日本銀行/JR貨物/小樽交通記念館
 56 新連載! Nゲージで綴る昭和の名列車
     第一回 旧型客車と20系ブルートレイン“あさかぜ”   大島仁知
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 3 旅立ちを待つ……                 写真:前里 孝
 10 カルタゴ・サロン
     石炭桟橋のお立ち台                製作:庶茂内K
100 とどろく鉄輪(2004年夏)        写真:なんこう,西川勝也
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 19 JNMAフェスティバル2004
     10年目を迎えたNゲージャーの祭典
 68 倫敦 ターミナル駅めぐり その肆
     近郊列車のターミナル駅                前里 孝
 72 13mmWAVE江ノ電へ!
     短編成で気軽に13mmゲージとDCCを始めてみよう
                    湘南鉄道模型倶楽部+各クラブ有志
 80 ディテールからLEDまで
     こだわった103系                    入江孝徳
 86 京葉線103系「通勤快速」外伝
     「成東・勝浦」行きを追いかけた日々の記録       高梨哲也
 90 ホーム・レイアウトを創ろう!!
     レイアウト建設実践講座(28) 複線機関庫をデザインする
 94 通勤電車がフル編成で走る運転場             入江孝徳
106 松井工務店
     近所の駅の踏切周辺を作ってみる 第1回        松井大和
108 時代を創った模型 第4回
     天賞堂製 0-6-0タンクロコ              波多野 茂
112 サロン・ド・ヴァプール
     保津川の畔でライブスチーム三昧/保津川ライブスチーム今年の福知
               山は10月30,31日/ミニSLフェスタ in Fukuchiyama実行委員会
     クラブ“汽車工房”10周年記念運転会/汽車工房 山口 勇
     2004 Live Steam Meet in 遊行寺/汽車工房 山本真裕(現地事務局)
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 21 新車登場
 50 Nゲージ総合研究所 第4回 プラ車体の塗装を落とす
    主任:汲田純一,助手:西川勝也,所長:なんこう
 64 Come on Over! /佐々木也寸志
     テハチャピへ行こう!Part 4
 82 カルタゴ・サロン 第3回
   石炭桟橋のお立ち台を作った話し /庶茂内K
   模型千一夜物語 /畑中 博
 96 ペーパー工作を志す人の必須科目 紙成模型塾
   第2講 103系(下)  /講師:梅原顕彦
102 わだいのキット54
   FAB製 北恵那モ560を組む(その3)
   平野 聰
118 Coffee Cup /前里 孝
   不思議な荷物車マニ32とマニ30
120 輝け!日本の運転会
122 伝言板
148 いちぶんのいち情報室
154 BOOKS
155 甲種・特大情報
160 新車登場インデックス
161 Combo Caboose/掲載広告牽引
163 紙成模型塾付録
   第2講:モハ103初期車 /作図:梅原顕彦

7月21日(水)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ 電車の風景 ─小さな電車の通いみち No.2 ■■
とれいん9月号増刊  A4判横綴じ84ページ(内カラー16ページ)

かつて朝日新聞社から発行されていた“世界の鉄道”をご記憶でしょうか? 年
刊で特集テーマがあり,私鉄車輛をよく採り上げていた,珍しい本でした.当時
は地方私鉄をまとめた資料は少なかったのです.それを貪り読んだ方々にこそ,
この“電車の風景”は一番のお勧めです.“世界の鉄道”は良い本でしたが,写
真が小さく,紙質が悪かったせいもあって,印刷も不鮮明でした.あれから30
年.今はちょっと贅沢をして,美しい印刷の大判写真で,もう一度地方私鉄の車
輛たちを見てみませんか?
 形式写真は細部のディテールまで,風景写真はその路線の雰囲気を余すところ
なく伝える,いわば「大人の電車図鑑」として,実物ファンにも模型ファンに
も,自信を持ってお勧めできる内容に仕上がっております.

■本書に登場する鉄道 (登場順・★はカラーあり)
カラーグラフ…北恵那鉄道,山形交通高畠・三山線,越後交通長岡線,北陸鉄道
小松線,豊橋鉄道渥美線,野上電鉄 
本文…京福電鉄叡山・鞍馬線★/野上電鉄/高松琴平電鉄/尾道鉄道/花巻電鉄

7月21日(水)発売  定価:2,990円(税込)

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http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200407/densya-2.html


■■ Rail No.49 ■■

古い映画で見た鉄道情景.あれはどこの鉄道の,なんという車輛だろうか.
 そんな疑問に端を発して調べはじめてみたら,興味はどんどん拡がっていき,
思いもかけない,未知の事実が判明することになった…….
 今回の第一テーマは,そんな趣味的調査の中から,“新しき土”という映画に
登場する車輛を解明した過程と結果を,下嶋一浩氏がレポートします.いままで
知られていなかった事実が,次から次へと登場する貴重な画像や資料によって明
らかにされています.映画の所在や調査方法についての,寺本佳照氏によるアド
バイスも貴重.

●誕生から既に40年以上を経た,国鉄/JRのDD51形機関車.宮崎緑郎氏による試作
機登場の頃のエピソードに添えて,試作機の完成直前から現在までの姿をお目に
かけます.貴重な詳細図面も折り込みで掲載.
●昭和10年代から昭和30年ごろにかけての富士山麓鉄道……富士急の思い出を,
中川浩一氏に語っていただきました.
●台車の話しは,いわゆる旧方式の台車についての解説が,今回で完結します.
●絵葉書に残された小型シェイ.その正体は? どんな会社で使われた? ライ
マ社の記録から探ります.併せて,同時に撮影されたポーターの機関車について
も経歴が明らかになりました.近藤一郎氏の研究成果です.

7月21日(水)頃発売   定価:3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_rail.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
ブラスモデル新入荷
●W&Rエンタープライズ 新製品 NPエクスプレス・リーファー/ボックスカー…
NPやGNの大型蒸機を数多く手掛けたW&R社から,蒸機時代のエクスプレス(客車列
車扱い)リーファー,ボックスカーが発売されました.
 背の低い屋根や張り出した端梁,魚腹台枠など,NPの写真集でも蒸機の次位に
良く見掛けるお馴染みの車輛です.先に発売されたAクラス4-8-4のお供にもぴっ
たり.各バージョン取り混ぜてお楽しみ下さい.今月号「新車登場」でも詳しく
紹介しています.
●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200407/gallery.html

■■■ 第5回国際鉄道模型コンベンション ■■■
8月20日(金)〜22日(日)
今年も有明ビッグサイトで開かれるJAMコンベンションにとれいんギャラリーも出
展.選りすぐりの輸入模型,工具,パーツ即売,またPBL特殊ハンダの使用実践講
習も予定.スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております.

※コンベンション出展のため,8月20日(金)〜23日(月)までギャラリーは臨時
休業させていただきます.何卒ご了承下さい.その他は8月中の営業時間は通常通
りです.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.35
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東京は7月6日から連続真夏日を更新し続けていましたが,8月15日に最高気温は
28.5度になり,記録は40日でストップしました.空からやってくる秋の気配とと
もにちょっと一息つけました.
 折しも世の中は4年に1度のスポーツの祭典,オリンピックで盛り上がっていま
す.早くも日本は柔道,競泳,体操団体で金メダルを獲得.この調子で「ガンバ
レ日本!!」といったところでしょうか.
 さて,こちらも年に1度の鉄道模型の祭典 国際鉄道模型コンベ ンション(JAM)
がいよいよ明日に迫ってきました.今年は8月20日(金)〜22日(日)まで東京有明の
ビッグサイトで開かれます.もちろん弊社も出展いたします.輸入模型や工具,
パーツ類,各雑誌のバックナンバーや単行本の販売を行いますので,皆様お誘い
合わせの上おこし下さい.詳しくはとれいんギャラリーニュースをご覧下さい.
一同,皆様のお越しをお待ち申し上げております.
                      (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 海の近くを走る電車        平野 聰  
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・ライカ鉄道写真全集 第6巻
 とれいんギャラリーニュース
  ・第5回国際鉄道模型コンベンションのご案内
  ・アサーン製品 入荷のご案内
  ・立秋整理市開催のご案内
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 海の近くを走る電車         平野 聰 
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残暑厳しい折,いかがお過ごしでしょうか.鉄道模型の世界ではこの時期,夏休
みに合わせたイベントが多く,さらにお盆進行のシメキリも重なってなかなか忙
しい時期なのですが,この猛暑の中,都会で仕事ばかりでは脳味噌も沸騰してし
まう… というわけで,またまた日帰りの小旅行に出かけて来ました.
 残り短い夏の日差しを存分に楽しむべく「海の見える場所」を求めて,クルマ
で東関東道を東上,潮来インターで降りました.北浦の橋を渡ると鹿島神宮.こ
こから水戸までの約60kmを太平洋岸に沿って,鹿島臨海鉄道のディーゼルカーが
北へ向かっています.元々,鹿島コンビナートへの原料・燃料などや生産品など
貨物を輸送する目的で敷設された鉄道ですが,1985年からは旅客営業も開始さ
れ,地域の物流を担う重要な路線となっています.(注:鹿島神宮〜鹿島サッ
カースタジアム間は,線路はJR区間となっています)
 昼下がりの鹿島神宮駅に着いたのは,ちょうど水戸行きの旅客列車が出た直後
でした.次の列車が来るまで大分間があるので,地図上で3kmほど北に位置する
鹿島サッカースタジアム駅へと向かいます.この駅はご存知鹿島アントラーズの
本拠地,カシマサッカースタジアム(写真1)に隣接しており,駅のデザインもス
タジアムのカーブを描く白い鉄格子に合わせた格好良いデザインです.ただし列
車は試合のある日のみの臨時停車で,平日のディーゼルカーは通過(写真2).駅
前には観戦客のための広大な臨時駐車場もありましたが,この日はスタジアム周
辺には全く人の姿はなく,林から聞こえてくる鳥のさえずりや蝉の声を聞いてい
ると,ここがJリーグの白熱した試合の舞台になるとはちょっと信じられない静け
さでした.
 このあたりまでは線路も電化されており,サッカー試合のある日には,JR鹿島
線からの電車が乗り入れることもたまにあるようです.側線で信号待ちをしてい
たコンテナ列車はEF65が牽引(写真3).また入換用とおぼしきDD13タイプの
ディーゼル機関車(写真4)も見ることができました.これらの貨物列車はここか
ら南へ分岐する貨物線,鹿島臨港線に乗り入れているようです.水戸までは路線
長もそこそこあり,今回は列車に乗ることはできませんでしたが,次に訪れた時
は是非ディーゼルカーに乗って,列車の旅をのんびり楽しみたいですね.
 僅かばかりの訪問に心残りを感じつつ,今度は鹿島からひたすら国道を南下し
ます.神栖,波崎町を過ぎると利根川に出て,銚子大橋を渡れば我が地元,千葉
県です.もちろんお目当ては銚子電鉄.
 銚子入りしたのが夕方だったので,オープンデッキの納涼客車“澪つくし号”
はすでに仲の町車庫で休んでいましたが,前回の訪問から車輛の顔ぶれも変わら
ず,どの電車も元気に活躍しているようで一安心.デキ3も電車から良く見える場
所にかわいい姿を見せていました.銚子の電車は7kmあまりの路線を約30分ヘッ
ドで行き来しているので,気軽に片道,往復の電車の旅が楽しめますし,沿線で
眺めていても飽きません.車で追っかけ撮影を楽しみつつ,終点の外川へ向かい
ます.観光客の多い観音駅や犬吠駅などはメルヘン調駅舎に改装されておしゃれ
なイメージに変貌していますが,外川の駅舎は昔ながらの木造建築で,周囲の落
ち着いた佇まいの中に時間が止まったかのような錯覚をおぼえます(写真5).そ
ういえば濡れ煎餅を買いに立ち寄った仲の町の駅舎もずいぶん古く,売店と事務
室を兼ねたほの暗い土間と,奥の畳の間へ上がる敷居の黒々と年季の入った艶を
見ると,子供の頃に良く夏休みを過ごした九十九里の田舎の家を想い出しまし
た.こうした昔ながらの空間が残っているのに出会うと何故かホッとするもので
す.
 ただ各地の地方私鉄でも問題になっているように,ここ銚子電鉄でも車輛や地
上設備の近代化が急務となっているようです.地道な営業努力により,昨年度の
銚子電鉄は黒字決算だったそうですが,補助金打ち切りや設備更新にかかる莫大
な費用を公費で補助してもらうための署名運動が駅で行われていました.昨今,
国土交通省による安全指導だかで,各地の中小私鉄では新しい保安設備や車輛を
投入するか,その費用を捻出できない鉄道は廃止を選ぶという厳しい状況に立た
されているようですが,既存の設備を活用しつつ,安全に運行できる方法はない
のでしょうか.銚子のように古い設備を大切に手入れしながら使っている鉄道を
見ていると,行政による横並びの安全性確保のために,古い車輛や地域に根ざし
た鉄道が消えていってしまうのは残念でなりません.
 外川駅から家並みの間の路地を100メートルも下ってゆくと,そこはもう海で
す.小さな漁港があり,そこから岩場と堤防に太平洋の荒波が打ちつける海岸線
が犬吠埼まで続いています(写真6).全身潮の香りに包まれて,雄大な自然を満
喫.
 銚子は三方を海と河口に囲まれているからでしょう,町全体がとても涼しく,
爽やかな空気が心地よい町で,いつの間にか毎日のじめじめした暑さなどすっか
り忘れてしまっていました.皆さんも是非,日々の忙しさを忘れ,時間に余裕を
見てゆっくりと訪れてみてください.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200408/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん9月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 関東のスタンダード E231系電車のすべて
関東平野でJR東日本の電車の主役の座を確保しつつある,E231系の特集です.2階
建てグリーン車つき近郊形最新仕様を中心とし,各バージョンのカタログ,細部
写真,詳細図面を掲載.全車輛の編成と落成日,グリーン車組み込み日などの
データも充実です.
 模型では,山手線を中心とした広告ラッピング電車をNゲージで製作.特集の最
後にはE231系の模型製品一覧も掲載しました.
 E231系電車に関する完全永久保存版です.

●Nゲージで綴る昭和の名列車  大島仁知
 第2回 湘南電車80系全盛の頃
東海道本線の電化化に合わせ,輸送力増強のため作られた80系 元祖“湘南電
車”.昭和30年代前半をイメージし,16輛フル編成を模型で再現しました.
 

【目次】
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特集 関東のスタンダード E231系電車のすべて
  4 カラーグラフ 関東平野を駆けるE231系
 47 カタログ E231系ファミリー
 58 209・E231系登場までの流れ                汲田純一
 62 MODELERS FILE 2階建グリーン車つきE231系最新バージョン
     第5世代の湘南電車  撮影:松本正敏/前里 孝 協力:JR東日本
 74 パーツを観察することの楽しみ
     E231系に使われている部品のバリエーションを探る
 79 MODELERS FILE 出来上がった頃の209系500番代と209系950番代
 86 E231系電車を真横から観る
 95 数字で観るE231系
 96 E231系電車の顔 四態
          作図:吉田健太郎/海老原可奈(A;Train) 協力:JR東日本
 97 E231系電車 近郊形 詳細図面
          作図:吉田健太郎/海老原可奈(A;Train) 協力:JR東日本
100 Nゲージ総合研究所 第5回 広告電車を作る
             主任:汲田純一 助手:西川勝也 所長:なんこう
106 本誌で紹介したE231系の模型製品リスト
------------------------------------------------------------------------
  3  カラーグラフ 製糖工場の機関車         松尾彦孝
 10 カラーグラフ 試作モジュール          畑中 博
 19 第26回鉄道模型ショウ2004
    盛夏の銀座イベントから新製品をリポート
 24 新車登場
 46,不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車 /大島仁知
116  第2回 湘南電車80系全盛の頃
108 課題作「神奈川県下の鉄道」とGゲージ新作
    クラブジョーダン2004 取材:西原 功/撮影:松本正敏
120 米国客車の楽しみ 第4回 解説:平林 智/平野 聰
   UP「シティー・オブ・ロサンゼルス」秋の夜の珍事
   /ブランチライン・トレインズ新製品 プルマン8-1-2寝台車
124 森本悦年さんのブラス作品集 Part.1
    熱狂的私鉄ファンのページ
126 つけたりはづしたり /なんこう・やすひろ
127 ワキポン /脇 雅恵
    通い慣れた通勤路線で途中下車
128 カルタゴ・サロン
   エッチング板に背負い投げ! /kondoura 近藤
    第2話 軽便モジュールを作ろう /畑中 博
132 キューバの製糖工場の機関車を作りました /松尾彦孝
134 松井工務店  /松井大和
    近所の駅の踏切周辺を作ってみる 第2回
136 輝け!日本の運転会
138 Coffee Cup /前里 孝
    新型車観察三昧の行き抜き?
139 伝言板
164 いちぶんのいち情報室
170 BOOKS
171 甲種・特大情報
176 新車登場インデックス
177 Combo Caboose/掲載広告牽引

8月21日(土)発売  定価:1,800円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ ライカ鉄道写真全集 第6巻  西尾克三郎  ■■

お待たせしました.ライカ鉄道写真全集 第6巻,いよいよ発売です!
昭和12年の春から初夏にかけて,戦前昭和の鉄道黄金時代へタイムスリップしま
せんか?

●主な内容
五月の山科
流線型気動車キハ43000系の試運転
流電第2次型登場
阪神電車の梅田地上駅と駅前の大阪市電
徳島の古典蒸機群と旧阪鶴鉄道オープンデッキ客車の牟岐線混合列車など…
オール1,2等の“名士列車”,急行17列車など今回もC53が大活躍

定価:6,930円(税込み)    8月21日発売! 

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200408/Leica-6.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
※※※※※ JAMコンベンション迫る! ※※※※※
8月20日(金)〜22日(日),有明ビッグサイトでのJAMコンベンションに今年も
出展いたします.選りすぐりの輸入模型,工具,パーツ類の即売,またPBL特殊ハ
ンダの使用実践講習(随時)もございます.もちろん当ニュース欄で紹介した新
入荷品も販売.書籍では「とれいん」をはじめ各種単行本,新刊のライカ第6巻も
お求めになれます.またとれいん誌上で好評連載中の「紙成模型塾」で取り上げ
た103系電車の型紙を限定販売いたします.どうぞお誘い合わせの上ご来場下さ
い.
※JAM出展のため,とれいんギャラリーは8月20日(金)〜23日(月)の間臨時休
業させていただきます.どうぞご了承下さい.

●アサーン製品 久々の入荷!
長らく品薄でご迷惑をおかけしましたアサーン社のプラ貨車シリーズが久々に入
荷いたしました.今回入荷では従来通りのキットのほか,完成品(RTR)シリーズ
として,色鮮やかなタンク車やカブース,また積荷まで付属したハスキースタッ
ク(二段積みコンテナ車),ゴンドラカーなども入荷.ボックスカーは既存の
キットにない車種が魅力です.数に限りがありますのでお早めに.

●立秋整理市開催 8月27(金)・28(土)
D&GRN不使用決定ストラクチャー・キット,レイアウト用品放出(第2弾),ギャ
ラリー展示品重複車輛(塗装済客車,塗りかけ客車,貨車なども)を整理するプ
ライヴェート・セール.ここならではのマニアックな品,絶版キットも… どうぞ
お楽しみに.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200408/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
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               めるとれ Vol.36
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みなさまこんにちは! 
東京はやっとクーラーなしでも過ごせる季節になってきました.
 記録的暑さを全国各地で記録した今年の夏.ほんとうに暑かったですね.思い
出すだけでも汗が出てきそうです.また,暑さだけに留まらず,集中豪雨や台風
も多い夏でありました.台風に関しては18号で7つ目の上陸となり,観測史上最多
を記録してしまいました.今年は気象の記録を塗り替えた年ですね.
 豪雨によって,浸水,土砂崩れなどの被害を受けられた方に心よりお見舞い申
し上げます.一日も早く日常の生活に戻ることができるようお祈りいたします.
 鉄道では,7月の福井豪雨により甚大な被害を受け,今でも復旧の目処が立って
いないJR越美北線が気がかりです.被害の様子をインターネットで見ましたが,
ぐにゃりと曲がって川面に垂れ下がるレール,根こそぎ倒された橋脚などの無惨
な姿に胸がえぐられるような想いです.復旧には莫大な費用がかかるとのことで
すが,地元の貴重な足であるローカル線がこのまま廃線ということはなんとして
も免れてほしいですね.一刻も早い復旧を陰ながら応援しています.復旧したら
真っ先に乗りにいってあげたいです.    (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                     
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 東海道新幹線が40周年&そこから思うことさまざま    前里 孝  
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・季刊写真集「蒸機の時代」No.17
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新製品のご案内
  ・秋の企画展“  ザ・プルマン”のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

☆――――――――――――――――――――――――――――――――
 東海道新幹線が40周年&そこから思うことさまざま   前里 孝     
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東海道新幹線が開業して,この10月で満40周年.
 あれ?と,いうことは,300系の図面を描いてから,もう10年が経つのかぁ.確
か30周年の時の特集で採り上げたはずだから.
 僕が初めて新幹線というものに乗ったのは昭和46/1971年春のはずですから,そ
れからでも,もう33年を経ているわけですが,そのころは,ほんとうに,0系の全
盛期.それも,22次車でしたっけ,窓幅を狭くしたグループすら,まだ登場して
いませんでした.
 その後,100系が出て,そのバリエーションで“グランドひかり”用の,V編成
や食堂車なしのG編成が登場して,そして300系が,数々の話題を振りまきながら
お目見えしたのが,1990年代初頭だったわけです.
 現在では,東海道区間では,0系はおろか,100系も既に姿はなく,300系です
ら,“のぞみ”運用からは外れてしまっているわけで.
 今にして思えば,10年前の東海道新幹線というのは,開業して以来,もっとも
車輛のバラエティが豊かだった時代だったわけですね.なにしろ,300系と700系
がほとんどを占め,わずかに500系を見ることができるだけなのですから.
 もちろん,その分,実際の車輛運用担当者は,ずいぶんと楽になっているはず
……というか,10年前には,相当なご苦労があったのに違いありません.現在の
東海道新幹線は,実質的には“のぞみ”の時代と言うことができるわけで,なに
しろ“ひかり”に乗ろうとするのは,時間帯によっては,結構難しかったりする
のですから.それに,全席指定だったはずの“のぞみ”にも,今では自由席があ
りますから,今ではさほど気にすることもなくなりました.料金の差額も縮まり
ましたし.
 あとは,企画切符でも,一日も早く,“のぞみ”に乗ることができるようにな
れば,と思います.これ,“フルムーン・パス”などでもそうなのですが,外国
からのお客様のための“ジャパン・レールパス”で,いまだに“のぞみ”が除外
されているのは,本当に不可思議であり,不便であり,せっかくの“ジャパン・
レールパス”の価値を,極度に下げてしまっていると思うのです.ちょっと愚痴
が入ってしまいました.
 現在の東海道新幹線では,適当な時間帯に“ひかり”に乗ろうとすると,苦労
することがある,とは,記した通りです.時刻表を眺めていると,それだけでは
なく,停車駅が格段に増えているのですね.例えば,新大阪始発の東京行きで,
名古屋から,浜松,静岡,熱海,品川の各駅に停車する列車があります.熱海の
代わりに三島に停まる列車もあります.あるいは,東京からの岡山方面行きで,
名古屋から西は各駅停車になってしまう“ひかり”もあります.
 どうやら,東京と名古屋の間を無停車で走る“ひかり”は,なくなってしまっ
たようです.新横浜にだけ停車,という列車も,定期列車では,上り,下りとも
に,午後に1本ずつ設定されているだけのようです.まったく,“主役はのぞ
み”です.
 ただ,時刻表をよぉく見ると,停車駅がたくさんある列車でも,東京−新大阪
間の所要時間は,例えば2時間53分だったり,3時間ちょうどだったりするので
すね.東京−名古屋間で新横浜にだけ停車する列車は,名古屋以西で各駅停車に
なってしまうので,2時間56分です.
 気がついたところでは,どうやら,もっとも遅い列車が3時間ちょうどのよう
です.0系が,東京を出たら名古屋と京都にしか停まらずに,精一杯走って3時間
10分だったころから比べると,まさに“隔世の感”です.
 “東海道新幹線は,最高時速240キロ以上は出せない”というのが20年近く前ま
での常識でしたが,車輛の性能向上と,線路などの地上設備の改良の賜物であり
ましょう.

はてさて,新幹線にはもう,数え切れないぐらいに乗っているわけです.取材に
行きますと,“もう,全国各地に行っているんでしょう?”と,訊かれることが
よくあります.
 まあ,確かに,僕の場合には,沖縄県以外の,全都道府県に,少なくとも,一
歩は足を踏み入れているわけで,多分,ほとんどの都道府県庁所在地を,通って
いるはずです.列車から降りたことがない,というところは,いくつかあるかも
しれませんが.
 けれども,仕事となれば,全国各地を,あまねく,均等に巡ることができるわ
けありません.むしろ,特定の場所へ繰り返して通うことはあっても,もう何年
も行くことができないでいる町や地域の方が,圧倒的に多いのです.
 そうそう,もっとも大きな誤解.それは“しょっちゅう外国に出かけてるんで
すねえ“.いえ.とんでもないことです.そりゃあ,そうできれば嬉しいこと,
この上ないですけれど.1回の旅行で,いくつもの記事を作ることができるよう
に効率よく取材をしているわけですし,何年も前の写真を掲載したり,経験を文
字にしているだけなのですよ.写真には,ちゃんと撮影の日付をいれさせていた
だいておりますので,どうぞよろしく.
 で,チャンスを得て出かける場合には,仕事ですから,効率を最優先で考えは
しますけれど,経費と時間が許す限り,例えば,往路と復路とでは違うコースを
とるとか,自動車での遠征の場合には,鉄道での旅では訪問しづらい,けれど鉄
道と縁のあるルートを選ぶとか,いろいろと知恵をひねっているわけです.
 実際には,列車に乗っている間中,ずっと左右の風景に目を凝らしていること
は不可能ですし,限られた時間ですから,移動は夜間になってしまうことも多い
ですが.
 “百聞は一見に如かず”とは,よくいわれることでありますが,よくいったも
のでして,文献でだけ得た知識と,一度でも現地や現物を見ているのとでは,例
えば写真撮影場所の特定などに際しても,大いに手間が違ってきます.
 訪問した先での在来車輛の記録も,気がついた,そして許可された範囲ではあ
りますが,できるだけ記録するように心がけています.チャンスは逃さずに,と
いうわけです.かつて,杵屋栄二さんが,どこへ出かける時にも,つねにライカ
を携帯して,貴重なスナップを残されたように.と,書きますと,なにやら義務
感にとらわれているような感じがするかもしれません.けれど,それは違うので
す.なにしろ,元々が,放浪癖のある人間のことですから,ルートを選んでいる
時にもその当日にも,僕の様子は,まわりから見れば単に遊んでいるようにしか
見えないにちがいありません.いや,そういう部分があることも,否定はしませ
ん……できません,というべきでしょうか.我ながら,困ったものだと思いま
す.
 とにかく,汽車や鉄道のことなら,たいていのことに興味津々な,そして,楽
しく汽車,鉄道と遊べていれば(実際には仕事であったとしても),それだけで
幸せな僕なのです.
 自分の好み“だけ”に走ってしまった,独り善がりの書籍や記事を作ってし
まってはいけません.それは肝に銘じているつもりです.
 ですが,その一方では,自分が欲しくなってしまう本や記事こそ,みなさんの
共感を得ることができるのではないだろうかとも,心から思っています.
 これからも,どうぞよろしくお願いします.

あれえ?新幹線の話しはどこへ行ってしまったのかなあ.


写真1:10年前の東京第二運転所
300系を真ん中にして,0系と100系が脇を固める光景.今にして思えば,この頃
が300系の全盛期だったのかも.今でも姿だけはほとんど変らないけれど,列車種
別窓に“のぞみ”が表示されることはほとんどない.それどころか,“ひかり”
からも減りつつある.
1995年2月10日

写真2:ひどい天気だったので,撮影しようかどうしようか,ちょっと迷ったけ
れど,“とりあえず,と写しておいた“みやび”.まさかこの年の年末にあんな
結末を迎えようとは夢にも思わず…….
1986年3月19日

写真3:“信越本線”の名前が実を伴わなくなってからの松井田駅.7年前の情景
だけれど,いまのところ,風景は変化していないようである.けれど,はやいう
ちに跨線橋のレールなどを観察しておかないと…….
1997年5月24日

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
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―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん10月号■ 

【今月のオススメ記事】
●第5回 国際鉄道模型コンベンション  新製品&個人出展 リポート
今回で第5回目を迎え,すっかり夏の模型行事の一つとして定着した感のある“国
際鉄道模型コンベンション”.各メーカーから発表された新製品の数々に加え,
様々な工夫を凝らした個人出展の作品を誌面の許す限りご紹介いたします.

●鉄道模型同好会「どうりん」 キハ10系競作
鉄道模型同好会「どうりん」のみなさんによる2003年度競作をご覧いただきま
す.今回のお題は「キハ10系」.参加者は9名.スクラッチビルドあり,ペーパー
あり,凝ったウェザリングあり….全部で15輛の力作が勢揃いしました.

●今年のわだい今年のうちに・小田急2004   村田順一/大久保健二 
今年の小田急の新車の話題といえばテクノインスペクターの愛称を持つ総合検測
車クヤ31と,床下全体を防音カバーで覆った3000形.
 さっそくお二人が16番のペーパー車輛で製作してくださいました.

【目次】
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集中企画
第5回 国際鉄道模型コンベンション
 3  コンベンション会場にて
 4  出展メーカーの新製品をリポート
 51  個人出展めぐり
100  バス窓の魅力を求めて キハ10系競作
     鉄道模型同好会「どうりん」2003年課題作     撮影:三木浩三
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 10 三線式零番振興会運転会リポート          報告:なんこう
 44 サロン・ド・ヴァプール
     1/6 5″ゲージで作った“ちどり” 鈴木宏一・靖彦(道楽ぼーず)
     ライブスチーム・庭園鉄道関連の新刊
     ミニSLフェスタ in Fukuchiyama参加者募集
 48 今年の話題は今年のうちに・小田急2004
     テクノインスペクターと3000形防音カバー車を作ったぞ!
                          村田順一/大久保健二
 59 わだいのキット 55
     抜きエッチング一枚の簡単なキット ARU MODEL 自由形B凸を作る
                                なんこう
 62 紙成模型塾
     名鉄モ800製作記          木村則之/佐藤正央/菅原利治
 78 六甲を往く
     〜Nゲージで再現した神戸電車〜        小西良幸/米田昌広
 84 気軽に楽しむ単線ローカルレイアウト
                  製作:関西Nゲージ合同運転会参加者有志
 88 小樽に着いたマニ30 2012
     6月23日の搬入リポート            写真:小松原一高
 90 小さな炭鉱の石炭積替え施設     松川詠一(PINE CONE PRODUCT)

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 20 新車登場
 66 Come on Over! /佐々木也寸志
   テハチャピへ行こう! Part 4
 70 倫敦 ターミナル駅めぐり その伍 /前里 孝
   パディントン駅
 74 米国客車の楽しみ /平野 聰
   第5回 保存車輛で見るペンシー
   重鋼製客車の製品いろいろ
 80 カルタゴ・サロン
   朝顔向上委員会 /中部浩佐
   第2話 軽便モジュールを作ろう /畑中 博
 94 ニモ電大百貨
   気軽に作れる単行電車のススメ /玉井東造
   第3回 東武モニ1473・近鉄モワ1801
 98 松井工務店 /松井大和
   道を作る!
108 Nゲージ総合研究所
   第6回 スミ入れ加工
   主任:汲田純一 助手/西川勝也 所長:なんこう
110 Coffee Cup /前里 孝
   E231系特集の補遺/そしてさらに新しい時代へ
112 輝け!日本の運転会
114 伝言板
140 いちぶんのいち情報室
146 BOOKS
147 甲種・特大情報
152 新車登場インデックス
153 Combo Caboose/掲載広告牽引

9月21日(火)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.17■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.17が9月21日に発売となります.

●第17号の内容(登場順)
日豊のC57
運炭鉄道イースト・ブロード・トップの蒸気機関車
模型で楽しむ「蒸機の時代」1・マレーの貨物 箱根を往く
黒岩保美蒸気機関車アルバム15 B型蒸機 鷹取,和田岬のB50
瀬戸内を走る 呉線のC59,C62
武庫川に沿って
機関区情景
一ノ関の坂
韓国ソウル駅の表情
ダージリン・ヒマラヤン鉄道の想い出

9月21(火)発売 定価:2,990円(税込)

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―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●ブラスモデル新製品のご案内
コーチ・ヤード社製 サンタ・フェ鉄道“ヴァレー・フライヤー”
機関車/客車セットで晩秋〜初冬に発売!…1939年から1940年に掛けてサン・フ
ランシスコ湾のトレジャー・アイランドで開かれた“ゴールデン・ゲート世界博
覧会”のために,サン・フランシスコと対岸のオークランドに乗り入れる各鉄道
は,この博覧会の観客輸送のため,特別に仕立てた列車を競って走らせました.
 サンタ・フェ鉄道が南からオークランドに入るヴァレー線に走らせたのが
“ヴァレー・フライヤー”.カラフルに化粧した小型パシフィック(4-6-2)を銀
色に塗装して機関車から帯を通した6輛の重鋼製客車を牽かせた,ベイカース
フィールドからのデイタイム特急でした.博覧会の終了と戦争によって編成は一
時離散しますが,戦後再び集められ,ロス・アンゼルスとサンディエゴ間の海岸
線を走る“サーフ・ライン”に快速列車として復活しました.
 そのカラフルな列車が,西海岸由来の客車を専門に手掛ける“コーチ・ヤー
ド”社から機関車とセットで発売されます.機関車は同社としては初の挑戦です
が,考証は客車同様に入念.単品販売もあります.
 コーチ・ヤード社の日本代理店を務める“とれいんギャラリー”が,全国模型
店を通じても予約を承ります.詳細はお問い合わせ下さい.(写真1〜4)

●秋の企画展“  ザ・プルマン” 9月24日(金)〜10月2日(土)の営業日
ヘヴィー・ウエイト寝台車を中心にプルマン・カーのコレクションを並べてみま
す.塗装済,未塗装のHOブラス・モデルの即売も.用途などの解説も資料をご覧
に入れながら個別に行います.(セールではありません)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200409/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

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               めるとれ Vol.37
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関東はここのところ週末はずっと雨模様で,運動会やお出かけの予定がキャンセ
ルになってしまった方も多いのではないでしょうか.でも先週末には久しぶりに
太陽が顔を覗かせ,10月らしい爽やかな秋空を拝めました.金曜日には気温も下
がったので,都心から富士山と丹沢の山々がくっきりと見えました.
 空気が澄んでくる季節になると,通勤途中の車窓から富士山ウォッチングをす
るのが毎朝の楽しみです.東海道線で言うと,多摩川の鉄橋を渡るところは,遮
るものがなくなるので,長い間眺めることができます.都心に近いほど見えるポ
イントは減りますが,ビルとビルの間からチラリと(時間にすると1秒にも満たな
い間),見えた時は妙に嬉しくなってしまったものです.これから冬にかけて車
窓の富士山ウォッチングはさらに熱が入りそうです.初冠雪を確認できるのはい
つ頃になるでしょうか……       (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
     
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 名鉄600V線             なんこう やすひろ   
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・Rail No.50
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新製品のご案内
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 名鉄600V線             なんこう やすひろ     
――――――――――――――――――――――☆
9月14〜17日,久々に岐阜・名古屋へ向かった.お目当ては名鉄本線,そして
600V線である……はは,ミーハーでしょ.いいんですよミーハーで.東武ファン
の私がどうして600V線の撮影に行きたくなったか?答えは単純,谷汲線を撮り損
ねてすごく後悔したから.いやぁモ510はカッコイイよなぁ.以前,平野君が谷汲
線廃止前に撮影旅行に向かった時

「行きたいなぁ.けど,お金ないもん.そんな金あったら模型買っちゃうなぁ.
でも行きたいなぁ」

と悶々としているうちに谷汲線はハイ,さようなら.廃線当時は仕方ないかと諦
めていたけど,時が経つにつれ,後悔がボディブローのように効き始めてきた.
やはり行くべきだったか……そういえば深名線も同じ理由で行きそびれたなぁ.
懲りない奴だ.
 今回行った「名鉄本線・軌道線撮影旅行」も,以前からカメラマンの松本さん
と夏には行こうね!と約束していたもの.しかし色々と予定が入ったり,天気が
悪かったりで,行かず仕舞いになっていた.
 このまま今回もお流れか?いや是が非でも行きたい.何しろ今回は部分廃止で
はない.来年には軌道線が全て無くなってしまうのだ!以前から「夏の600V線を
撮りたい」と思っていたから,今がラストチャンスである.
 そんなこんなで憂鬱な日々が過ぎて9月13日,10月号も無事印刷へ回り,連徹に
よる疲労で爆睡していた私に一本の電話が掛かってきた.松本さんだ.

「夏の軌道線を撮るのは今しかないよ」

そ,そうだ.そうだった.〆切も終わったし,行くなら今だ.あっという間に目
が覚めた.というわけで岐阜行きを2つ返事でOKし,翌日の夜にはカメラを担い
で松本さんのデリカへ.岐阜出身で名鉄ファン(しかも中日ファンで最近調子に
乗っている)汲田君を水先案内人としてレッツゴーだ.
 深夜に出発し揖斐線と樽見鉄道が交差する現地に着いたのは午前4時.近くの
道の駅で1時間仮眠をとり,夜が明けたところで早速撮影を始めた.真桑−政田
間では柿の木を絡ませて撮影しようと,線路脇を歩く.あれ,靴がグショグショ
だ.よく見ると草が夜露に濡れていた.いきなり不快な思いをしたが,夜露は朝
日に反射すると何ともきれい.これもこの時間しか撮れないな,と1カット.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200410/merutore-1.html

ろくなアングルが思いつかないで,ウロウロしていると朝1本しか来ないという
モ780の3重連がやってきた.慌ててもう1カット.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200410/merutore-2.html

その後,政田−下方間の鉄橋を撮影,その後は忠節橋だ.鉄道ファンが一杯い
て,撮影しづらいかな?と少し心配したが,平日の朝にそんな暇人は“我々以
外”いなかった.非常に撮影しやすい.午後は美濃町線を撮影,運良く札幌市営
譲渡車のモ870を白金−上芥見の鉄橋で撮影できた.その後ついでに,既に廃止と
なった旧美濃駅も訪ねてみる.駅舎は廃止前の姿と変わらない様子だが,中はバ
ス・鉄道系チョロQの販売所になっていた.なんでだろ?
 プラットホームに入ると旧・美濃駅の保存車はモ512号と馬面のモ601号が並ん
で保存されていた.駅からその先へと続く線路はすでになかった.嗚呼,これに
乗りたかったんだよ.この2形式,まだ運用されているのだが,馬面モ600はその
時,白帯塗装に塗り替え中で工場に,モ510も2日間,確率の高そうな朝を狙った
が運用には入っていなかった.お目当てだった車輛は残念ながら保存車でのご対
面となってしまった.もっと前に来るべきだった.まるで絶滅の危機に瀕した動
物を探していたらすべて剥製にされていた,みたいな?違うか……,はぁ.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200410/merutore-3.html

夕方は尻毛橋の近くで彼岸花と夕日を絡ませてモ780を撮影,夜は徹明町で旧色に
戻されたモ593号に遭遇,ラッキー.これも長時間露光でパチリ.
 うむ,お目当ての2形式は保存車しか撮影出来なかったけど,軌道線の撮影ポ
イントは1日で大体廻ることができた.これもプロの松本さんと名鉄ファンの汲
田君のお陰である.多謝多謝.翌日は名鉄名古屋線を撮影,大好きな5500系を撮
影した.名鉄ごちそうさん.

実は今,フランスのコネックス社が軌道線を買収したいと岐阜市に打診してい
る.もし上手くゆけば,軌道線のある長閑な風景を,これからも残すことができ
るかも.この際どこの会社が所有してても良いじゃないか.残ってさえくれれ
ば.ホークスのファンも同じ気分かな?

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん11月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 旧新潟色の車輛たち 〜新潟色115系の編成・塗色の変遷を見る〜
ここで言う「旧新潟色」とは1986年に登場した白地に青と赤の鮮やかな塗り分け
のことを指します.現在この塗色の115系は消滅していますが,この度TOMIXから
旧新潟色をまとう115系がN・Jスケールの両方で製品化されました.これを機に実
車の変遷を振り返りながら,模型での遊び方をご覧いただきます.

●MODELERS FILE 12系急行形客車
大阪万博輸送に備え,同時に旧型客車を置き換えることを目的として登場した12
系客車.気がついてみれば数えるほどになっていたオリジナル車と,数多ある改
造車の中から“SLばんえつ物語”号を中心にMODELERS FILEしてみました.

●結成35周年を迎えた“鉄道模型同好会とな会”
横浜を代表するクラブ“鉄道模型同好会とな会”は京急を始めとする私鉄電車の
ペーパー自作で70年代からTMS誌上を賑わせてきました.結成35周年記念運転会を
通して,このクラブの歴史を振り返ってみました.

【目次】
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特集 旧新潟色の車輛たち
 3  115系新潟色のバラエティ
 7  新潟色の気動車たち
 50 トミックスの115系旧新潟色 お気楽改造車
 55 実車の観察〜箱型通風器付き冷房改造車の特徴
 56 115系新潟色〜10年前の“雪うさぎ”への熱き思い
                解説・まとめ:岡田 卓/協力:トミックス
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小特集
 78 MODELERS FILE 12系急行形客車
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  8 サロン・ド・ヴァプール スペシャル
     グラフ 第3回ライブスチーム in 小矢部
 19 2004 プラモデル・ラジコンショーから
     年末商戦に向けた各社新製品を一挙紹介
 44 倫敦 ターミナル駅めぐり その陸
     キングズ・クロス駅 セント・パンクラス駅       前里 孝
 58 時代を創った模型                   波多野 茂
     第5回 トビー製 4030
 62 キハ53形500番代10輛が勢揃いしました      札幌鉄道模型倶楽部
    松木 剛・林 英俊・當瀬規嗣・松田邦明・中村 博・小林利二・中村朋佳
 70 新進メーカー覗き見隊 その1
     ARU MODEL
 72 わだいのキット56
     ARU MODEL 軽便気動車Aを作る             なんこう
 92 結成35周年を迎えた“鉄道模型同好会とな会”
    運転会はもちろん,例会・会報・旅行を欠かさない少数精鋭クラブの活動
                     取材:西原 功/撮影・松本正敏
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   23 新車登場
   74 松井工務店 /松井大和
    道を作る!
   76 Coffee Cup /前里 孝
    モノは増える一方であること
   88 カルタゴ・サロン
    ハンドスパイクのすすめ
    模型千夜一夜物語 /畑中 博
   94 ニモ電大百貨
    気軽に作れる単行電車のススメ /玉井東造
    第4回 京浜デト32・京福デワ101
 106 米国客車の楽しみ /解説:平林 智
     第6回 プラ製品で楽しむ客車列車
     サンタ・フェ 「スーパー・チーフ」 その1
 110 サロン・ド・ヴァプール
    さらに暑く熱かった今年の夏の小矢部 やまと鉄道クラブ
    ミニSLフェスタ in Fukuchiyama見学のお誘い
    第2回ライブスチーム運転会のご案内 名古屋工業大学
    保津川ライブスチーム運転会のご案内 保津川ライブスチーム
 116 輝け!日本の運転会
 118 ワキポン /脇 雅恵
    神話のふるさとをトロッコ列車が走る
 119 伝言板
 146 いちぶんのいち情報室
 152 BOOKS
 153 甲種・特大情報
 158 新車登場インデックス
 159 Combo Caboose/掲載広告牽引

10月21日(木)発売  定価:1,400円(税込)

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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ RAIL No.50 ■■

●懐かしの準急・急行形気動車
昭和31/1956年,キハ17系の成功を基にして,新しい準急用気動車が開発されまし
た.それがキハ55系です.
 国鉄初の優等列車用気動車は,準急“日光”を皮切りとして各地で好評をもっ
て迎えられ,北海道から九州まで,500輛近くが,全国線路を走り回ることになり
ました.
 以来約50年.現役車輛は既にJR線路上にはなく,残念なことに保存された車輛
もありません.今回のレイルは,そんな,ちょっと地味な存在だったキハ55系に
スポットライトをあててみました.
 誕生から終焉までの概説を,レイルでは久し振りに登場の伊藤威信さんにお願
いしました.そして,昭和50年前後の山陰地区で見ることができたキハ55系のバ
リエーションを,ふちい萬麗さん撮影の,たくさんの写真でご覧いただきます.
 ふちい萬麗さんの写真は,同じ頃の山陰地区でのキハ58系も,併せて掲載して
います.
 キハ55系全車の新造と改造歴,そして廃車日のデータを完全収録.改造荷物
車,郵便荷物車全種類を含む多数の形式図を掲載…….
 気動車ファンには見逃せない,レイルNo.50です.

●“あれぇ? あの線路は…”では,河村かずふささんが,第2次世界大戦を挟ん
だ記録の少ない時期に見かけた“思いがけない都電の線路”の思い出と検証で
す.堀切邦生さんが,60年後の現在を再訪し,レポートしてくださいました.

●今回のレイルの中ででもっとも古い記録が,“大正中期の田端”でしょう.松
鷹文庫に残された,田端操車場や田端機関区とその周辺の写真を一挙掲載.岩
崎・渡邊コレクションの面影が残る田端.そして,いまもなお,大正中期の状況
を偲ぶことができる田端を,じっくりとお楽しみください.

10月末発売  定価:3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
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―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
ブラスモデル新製品
●OMI ジョルダン式除雪車…現代アメリカ型の車輛を得意とするOMI(オーヴァー
ランド・モデルズ)社の新製品.
 ユニオン・パシフィック(UP)やサザン・パシフィック(SP)はその大陸横断
ルートにロッキー山脈越えを擁しており,冬場には除雪車輛が欠かせない重要な
役割を負っています.今回発売されたジョルダン式除雪車は,正面に雪をかき分
けて進む背高のブレードを装備,そして両側面に複数付けられた油圧式の羽根を
大きく拡げて線路脇の雪を大きく掻き拡げます.
 UP仕様は正面の制御室窓まで高々と張り上げられた物々しいブレードが特徴.
SP仕様は赤とオレンジ“デイライト・カラー”が鮮やかな車輛です.製品は複雑
な造形の模型をかっちり作ることにかけては右に出るところのないブー・リム社
によるもので,もちろん側面のブレードは関節部分が全て可動式.UP・SPのファ
ンなら是非1輌は揃えておきたいアイテムです.(写真1・2・3)

●SP-1 ベイウィンドウカブース…同じくOMI社の新アイテム.サザン・パシ
フィックが試験的に導入したデッキ部分の広いタイプのカブースで,キャビン部
分はSPカラーのオレンジとスカーレットに,デッキ部分は濃灰といったコントラ
ストの鮮やかな塗色です.現在でもUPの工事列車などにその姿を見ることができ
ます.製品はマーカーレンズが丹念に取り付けられ,インテリアも再現した高級
仕様です.(写真4)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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いませ.
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               めるとれ Vol.38
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みなさまこんにちは,イチョウの梢もだんだんと黄色く色づき,秋も終盤に近づ
いてまいりました.
 さて,この前の日曜日,エンドウ本社2Fのレイアウトルームをお借りし,とれ
いん編集部主催の「物欲運転会」に参加するため,昭島まで足を延ばしました.
昨年末に購入し,まだ一度も走らせていなかったEF65(後期型)をやっと思いっ
きり走らせてあげることができるのです.
 私のEF65は無改造ではなく,何ヶ月もかかって真鍮線を曲げて手摺りをつけ,
機関士さんまで乗せています.それなのに走らせる機会はなく,家の本棚の隅で
ずっと寝かせていたままでした.だから嬉しくて嬉しくて….とはいえ会場で引
かせてあげるものはまだなにも持っていないので,汲田くんから12系客車を,カ
メラマンの松本さんからコキ20輛をお借りし,広いレイアウトを何周も走らせて
あげました.うーん.やっぱり自分の模型はカワイイですね.他にも参加者の模
型(特になんこうさんは数がスゴかった…)を眺めていたら,なにか自分でも引
かせる車輛が欲しくなってしまいました.まさに物欲運転会… 危ない危ない…
 EF65に似合う客車もしくは貨車をこれから気長に探していこうと思っていま
す.                  (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                   
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 シュタインハイマーさんの思い出             平井憲太郎   
 とれいんニュース
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  ・ブラスモデル新製品のご案内
  ・とれいんギャラリー恒例 歳末セールのご案内
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 シュタインハイマーさんの思い出     平井憲太郎 
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10月はじめ,私の手元に1冊の本が送られてきた."A PASSION FOR
TRAINS".1940年代末からアメリカの鉄道を独自の視点で撮り続けてきた写真家,
シュタインハイマー氏のオール・モノクロ写真集である.
 第2次大戦後のアメリカの鉄道写真家としては,まさに最高峰にいる人物であ
り,アメリカの鉄道雑誌 "TRAINS" をはじめとする雑誌や書籍に数多くの素晴ら
しい写真を発表し続けてきた同氏は,アメリカ型の鉄道模型にも注目し続けてき
た本誌として,ぜひ一度は登場して欲しい人物であった.
 そのチャンスが訪れたのは,1989年にシカゴで開催された全米鉄道模型製造者
協会(MRIA)のショーで当社が発売していた模型製品の展示を行うために私が渡
米し,その帰り道,南カリフォルニアに住む友人,エド・デルバース君を訪ね,
カリフォルニアでの撮影行を楽しんだ時であった.通常はカホン・パスやテハ
チャピなど南カリフォルニアを回るのだが,その時の同行者が有名なカリフォル
ニア鉄道博物館を見たことがない,というので,はるばるサクラメントまで足を
延ばし,博物館見物をすることになった.
 サクラメントの北にある鉄道の街,ローズヴィルに宿を取り,宅配ピザなどの
簡単な夕食を食べながらデルバース君が,
「そうだ,シュタインハイマーさんに会わないか」と突然言い出したのである.
 エドによれば,彼の友人であるジェフがシュタインハイマー氏と親しく,最近
何度か一緒に自宅を尋ねたことがあるという.そしてその自宅がサクラメントの
市内にあり,しかも日本の鉄道写真にも興味を持っていて,鉄道写真家同士のコ
ンタクトを求めているとのことだったので,早速連絡を取り自宅訪問の約束をし
たのだった.
 翌朝,博物館を訪れる前にシュタインハイマー氏を尋ねた.市内の住宅地にあ
るごく普通の一軒家をノックすると,2メートルを超える長身のご本人と,シャー
リー夫人と猫が,私たちを出迎えてくれた.居間で写真や鉄道関係の本に囲まれ
ながら,鉄道写真の話,日本の風景,鉄道車輛,鉄道カメラマンたちの話をしな
がら,近い将来に「とれいん」誌に登場してもらえないか,おそるおそる尋ねて
みた.
 その結果が翌年11月に実現した,シュタインハイマー氏と廣田尚敬氏のカリ
フォルニア写真撮影行と対談である.このツアーはエド君とジェフ君ことジェ
フ・ブラウス氏が5日間に渡る全行程を案内してくれて,完成した記事は1991年新
年号に掲載された.
 ジェフ君がシュタインハイマーさんの写真集のまとめを行っているという話
は,かなり前に聞いていたが,その後音沙汰がなく,中断してしまったのかと
思っていた.しかし今年4月になって,ほぼ完成の域に達したが,その中に前述の
本誌の表紙を使っても良いか,と問い合わせが来た.そして完成の日を心待ちに
していた中で,冒頭に記したとおり私の手元に至急便で本が届けられたのであ
る.
 なお,本書はとれいん12月号のBOOKS欄に紹介が掲載されているが,12月発売の
本誌増刊「蒸機の時代」冬号で詳細な紹介を行う予定である.
 また,ジェフ君からの連絡によれば来る12月4日にサクラメントのカリフォルニ
ア鉄道博物館でシュタインハイマーさんのサイン会が行われる予定とのこと.75
歳という高齢であるご本人の体調によっては中止される恐れもあるので,もしそ
れを目的に出かけられる場合は,前もってカリフォルニア鉄道博物館に直接問い
合わせていただきたい.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200411/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん12月号■ 

【今月のオススメ記事】
●CLOCK WORK GIANT TOY  ゼンマイ動力の5インチライブ /井上昭雄
20世紀初頭のドイツビンク社のカタログに掲載されていた,子供1人は運ぶことが
可能であったといわれているゼンマイ動力のキングエドワード号に強いインパク
トを受けた井上昭雄さんは,それならば大人が乗って走るものを作ってみたい
と,SP蓄音器をバラしてゼンマイを取り出し,実験を開始しました・・・
 そして完成したのは遊び心いっぱいの電関でした.

●新連載! 店めぐり街ぐるめ
大宮&秋葉原 編
模型店めぐりがますます楽しくなる新連載がスタート!毎回2ヶ所の街を取り上
げ,模型店とその周辺の“街”を紹介します.模型店長オススメの飲食店ではと
れいん読者だけの特典もあるかもしれませんよ!

●紙成模型塾 第三講 クモユニ74  /講師:木村則之
好評連載中の紙成模型塾.窓が少なく,箱にしやすい,1輛で走ってもさまにな
る・・という理由で今回の題材はクモユニ74です.木村講師のこだわりの製作技
法も写真入りで詳しく解説します.もちろん今回も巻末にあの「型紙」の付録が
付きます.

【目次】
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今月の注目記事
  6 新連載! 店めぐり街ぐるめ
     大宮&秋葉原 編
 72 サロン・ド・ヴァプール
     50年前のC62 そして再会の物語           小山田幸治郎
 78 CLOCL WORK GIANT TOY
     ゼンマイ動力のオモチャに乗ってみたくて作った5インチライブ
                                井上昭雄
108 紙成模型塾
     第三講 クモユニ74               講師:木村則之
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  3 巻頭カラーグラフ
     布弓電鉄
  4 模型に憩う カーモデラーが三線式を切拓く
                    須藤領一氏 聞き手・文:なんこう
  8 MODELERS FILE JR東日本 E231系
                   東京駅乗り入れ&グリーン車営業開始
                   取材:RGG/前里 孝 協力:JR東日本
 46 バイエルンの駿馬
     S 2/6形をBRAWA製品に観る     前里 孝 模型協力:チムニー
 48 MODELERS FILE その後のE231系           協力:JR東日本
 50 HOモデルで楽しむ “カサンドラ・クロス”の列車
                                星野朋之
 58 新潟色115系と仲間たち
     魅惑の非冷房車オンパレード part.2          岡田 卓
 62 真室川に「カトウ」復活!
     秋田営林局の保存車輛たち              佐々木精一
 70 森本悦年さんのブラス作品集 Part.2
     熱狂的私鉄ファンのページ
 84 “2004 鉄道模型大集合 in OSAKA”
     台風をも吹き飛ばしてしまった関西クラブのパワー
                     取材:西原 功/撮影:松本正敏
 92 布弓電鉄製作記
     〜ラックレール付き急勾配を組み込んだローカル私鉄レイアウト
                                小池令之
 96 モデルワーゲン祭開催!
     森川氏とKMCが演出する軽便の世界
100 MODELERS FILE
     富山港線・駅めぐり                  前里 孝
159 紙成模型塾教材 クモユニ74型紙
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 19 新車登場
 44 東武電車をモノにする 第5回
   関東一のマンモス鉄道をめぐるモデラーたちの競演
 54 Come on Over! /佐々木也寸志
   ロサンゼルス近郊の有名鉄道撮影スポット Part.5
 66 倫敦 ターミナル駅めぐり その漆 /前里 孝
   フェンチャーチ・ストリート駅 メリルボーン駅
 82 Coffee Cup /前里 孝
   最近残念なこと/箱根のワゴン・リその後/
   英国GNERの列車でインターネット
 88 カルタゴ・サロン
   セメント列車がやってくる/くりしま牧場
   模型千夜一夜物語 /畑中 博
106 松井工務店 /松井大和
   既成家屋のカスタマイズ
114 輝け!日本の運転会
116 工作台だより
   寿号が走るまで /GROUP MEIYO 神谷武志
117 伝言板
144 いちぶんのいち情報室
150 BOOKS
151 甲種・特大情報
156 新車登場インデックス
157 Combo Caboose/掲載広告牽引

11月20日(土)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●チャレンジャー・インポーツ PRR Q-2クラス近日発売…アメリカ型HOブラスモ
デルのトップメーカーとして,現地をはじめ国内でも不動の人気を誇るチャレン
ジャー・インポーツ社が手がけた久々の大型蒸機.
 ペンシルヴァニア鉄道が1944年に唯1輛製作した高性能タービン蒸機,S-2クラ
スは,看板特急“ブロードウェイ・リミテッド”牽引や,同時期のライオネルO
ゲージ製品などで知名度の高い機関車です.タービンの保守が大変という弱点を
抱えながらも,高速運転時の優れた経済性など蒸機時代の最後を飾るにふさわし
い高成績を残しました.
 製品では時期の違いにより,小型デフレクター付(2527.1)と大型デフ付
(2528.1)の2バージョンを発売.12月中に入荷の予定です.予約受付中.数に限
りがありますのでお早めにどうぞ.

■■■■■■■■ とれいんギャラリー恒例 歳末セール ■■■■■■■■
12月20日(月)〜28日(火)
早いもので,今年もあと1ヶ月あまりとなりました.今年も色々なことがござい
ましたが,一年の最後に心を落ち着けて,じっくり模型と向き合う時間を作り
に,是非お越し下さい.アメリカからの新入荷品,役立ちパーツ類,特価品,掘
り出し物など多数取りそろえてお待ちしております.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.39
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おかげさまで,月刊「とれいん」は今月号で創刊30周年を迎えることが出来まし
た.これも皆様方からのご支援のおかげと,編集部一同心より感謝申し上げま
す.これからも皆様の模型・鉄道趣味に役立つ記事作りに全力を注いで参りたい
と思います.
 そんな30周年記念号は編集部員も毎日利用しており,馴染みの深い西武鉄道の
特集です.そして今回の「めるとれ」も西武鉄道には特別な思い入れをお持ちで
ある,office A;Trainの吉田健太郎さんにご登場いただきました.吉田さんには
1995年以来たびたび「とれいん」の詳細図面の作図をお願いしていますが,細部
まで丁寧に作り込まれた図面は1/80で掲載するのはもったいないほどです.そん
な吉田さんに今回西武鉄道への想いを語っていただきました.
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
      
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 西武電車の思い出            吉田健太郎    
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・蒸機の時代 No.18
 とれいんギャラリーニュース
  ・新製品入荷のご案内
  ・ブラスモデル近日入荷
  ・ギャラリー恒例 歳末セールのご案内
  ・年末年始の営業時間のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

☆――――――――――――――――――――――
 西武電車の思い出            吉田健太郎     
――――――――――――――――――――――☆
 めるとれ読者の皆様!「こちら」ではハジメマシテ.エートレインの吉田です.
何を隠そう,この私.小学校から高校までは西武沿線に生息してたんです.
 小学校1〜4年は武蔵関.4年〜高校1年までが中村橋.それから就職するま
では下井草が生活駅になってました.西友と西武デパートと西武バスと西武鉄
道.西武文化に囲まれて,6・3・3で十二年もお世話になっていた訳です.
 そんな私が栄えある「西武特集」で,何もしない訳には行かないでしょう?当
然ですよね?と,勝手に決め込んで作品発表と折込図面2形式だけでは飽き足ら
ず,脇ボンの聖域,「めるとれ」にまで進軍してまいりました.
 しかし,私が西武沿線で「おいしい生活」(このコピー,昔の西武デパートの
キャッチコピーね)をしていたのは,1971年から1989年.今から33年前〜21年前
のオハナシ.「西武が好きだ !! 俺に西武を語らせろ!」なんて言ったって,赤
い電車全盛期の西武鉄道しか印象に残っていませんので「2000系が西武だ!」
「いんや6000系だろう?」と思ってる方々とはチョットずれちゃっていると思い
ますが,しばしお付き合いください・・・.

12年間,3駅の生活の中で,自分が本格的に鉄道趣味にハマって且,写真を撮り始
めたのが5年生くらいから.中村橋生活の時代です.私は中村北に住んでいまし
た.池袋線の中村橋と練馬のほぼ中間.新宿線都立家政駅方向の一帯です.
 生活駅は中村橋だったものの,練馬,富士見台,豊島園,都立家政,鷺宮,野
方アタリまでは充分に遊びの行動範囲になっていました.
 中村橋の駅はもちろん地上駅.駅前に踏み切りがありました.今思えば,この
頃撮った写真が,私が初めて電車にカメラを向けた場所でもあります.
 踏み切りの真中に立って下り方向を望めば,富士見台駅が彼方に見え,上り方
向には中村陸橋.その陸橋が短いトンネルにも見えて,その出口の向こうでは,
豊島園行きの電車が赤い車体側面に夕日を浴びながらガラスを輝かせてユルリユ
ルリと走っていく.
 「としまえん」では「木馬の会」なる年間パスがあり,かなり多くのクラス
メートが会員だった事もあって,学校から帰ってきて暇な時は,としまえんに直
行!ジェットコースターに乗って日が沈む前に帰路につく・・・.なんていうの
が当時の仲間内での「最新モード(流行)」.そんな時は中村陸橋の上からひと
しきり電車を眺めてからの帰宅.
 学校が無い夏休みは,友人の電車好きと駄菓子屋でドクターペッパーを買っ
て,中村陸橋の犬走に忍び込んで陸橋下の冷たい空気を堪能しながら,座り込ん
で目の前を通過する動力台車の咆哮にスリルを感じたり・・・.
 日が沈んでから,中村橋駅まで父を迎えに行く事も良くありました.自分が働
き始めると判る事なのですが,大概サラリーマンの帰社時間というのは同じくら
いの時間帯.
 父を待つ間は殆ど必ず,シートの色が車輛によって違うレッドアロー(確か,
赤・黄・緑・青だったと思います)が,室内を明るく輝かせゆっくりと通過して
いくのを「カッコいいなぁ〜〜」と眺めていると,父の乗った下り保谷行き電車
が私の視線をさえぎるのが毎回のパターン.
 夏の夜は,としまえんの花火.もちろん,特等席は中村陸橋.家族で夕食を済
ませ,テレビから「8時ダヨ!」の,いかりや長さんの声が流れてくると,外で
花火の重低音が聞こえてくるやいなや,家を飛び出し自転車を駆って中村陸橋に
直行したものです.
 丁度この頃,初めての自作とも言える,701系をペーパーボディーのNゲージで
作って,友達に自慢したりしてました.
 そんな中村陸橋も,ご存知の方も多いと思いますが,西武線の高架で自動車と
電車が一夜で上下逆転.昔の面影は全くなくなってしまいました.
 あの陸橋が撤去されるその日に,私も現地に友人数人と見に行きましたが,終
電が通過して工事が開始され,架線が切断され,線路が溶断される様を見なが
ら,子供の頃の思い出の場所が本当に無くなってしまうのだ.と,目頭を熱くし
ました.
 中学に入ってからは「ドリフ」も「としまえん」も興味の対象から外れ,「電
車」までも外れかけて,ガンダムとプラモデルとバンドと女の子に興味の対象が
移り始め,西武電車も気がつけば「黄色一色」になっていました.この頃,物凄
い勢いで冷房化が行われたのでしょう.高校進学前は,チョット電車に戻っては
来たものの,Nゲージの工作よりもHOのペーパー工作の方が面白くなってきたとこ
ろで,この頃は国鉄の車輛にばかり興味が行っていました.
 私が通っていた高校は新宿にあったので,高校生活での生活駅は「鷺宮」へと
移ります.新宿線は「2000系の牙城」.77年のデビューは今でも鮮明に覚えてい
ますが「気取った電車」と言う印象で「地下鉄乗り入れ用」と言う話を聞いて,
いよいよ西武も相互乗り入れなんだなぁ・・・.とチョットわくわくしたもので
す.
 通学の足って事で毎日利用するようになるとその見方も変わってくるもので,
内装の色が今までよりも数段明るいクリーム色になった事と,全車冷房車って事
で,非常に快適な通学が出来ました.

そんな西武の101&2000系の図面を今回画いたのですが,自分が目にしていた時代
から20年余りも経過し,それらの外観形態にも塗色変更のみならず細かい所が
多々違っているので驚かされました.
 図面と言えば,電車の図面を画き始めたのも小学校6年生位.誠文堂のスタイル
ブックを見ながら,最初は模型製作用に1/80でケガキ線を引いていたのがスター
トでしたが,だんだんと画き込み量が増えて,イラスト図面をT定規を使いなが
ら画いたのがスタートでした.この当時の図面は全く残っていませんが,今見る
ときっと笑っちゃうんでしょうね(笑)
 しかし,この頃から「見えるものは全部画く」という姿勢は全く変わってな
かった筈で,高校進学したときに(工業高校の機械科でした)製図の担任に見せ
たら「お前,狂ってるな.でも図面屋向きだな」と,誉めてるのか貶してるのか
判らない言葉を貰った事を鮮明に覚えています.当時は手画きでしたが今では
CADです.こいつは視点を変えると難物で,拡大すれば拡大しただけ細かい部
分が画けてしまう.つまり,印刷物ベースで考えると「画き過ぎ」っていう状態
が毎度です.
 そして毎度苦労するのが床下機器.あの箱の図面って,車輛メーカーや鉄道会
社では持っていない事が多いのでしょう.メーカーさんや鉄道会社ではその取付
位置の方が重要ですから,外観形状は二の次なんですね.しかしこちらはという
とその逆.今回もそうですが,取材に行かせて頂いた時には,100枚以上の写真を
撮って来て,それとにらめっこの日々が続く事になります.
 メーカーさんなどから提供頂く図面も,お忙しい時間の中,こちらの無理を聞
いていただいて,最大限出して頂いているのですが,それでも外観を作図する上
で足りない事は毎度の事.それはそれでどうしようもないので,近隣を走ってい
る電車などの場合は,実際にメジャーとカメラとメモ用紙をもって,現地で計
測.写真を撮って・・・
 なんて事を営業列車でやるわけです.これが恥ずかしい!実に恥ずかしい!事
情を知らない人達からの「痛い視線」を背中に浴びながら,心の中では「仕事な
んです!ヲタじゃないんです!!」なんて叫んでるのが毎度の事です.
 今回,西武を画かせて頂いて気が付いたのですが,「西武の何処が好き?」と
自分に改めて問い掛けてみたのですが,明確な答えが無い.もう「西武だから」
としか答えようが無い自分に気が付きました.あぁ〜ヤッパリ俺も「鉄ヲタ」な
んだなぁ・・・.と気が付かされた特集でもありました.

クモハ351+クハ1411やクモハ411+クハ1411の2輌付属の付いた501系.451系,551
系の6輌編成.601系+701系 or 801系+701系 or 701系冷改車だけの8連.それら赤
い電車に混ざって黄色い101系.荷物電車のクモニ3形.貨物列車で上ってくる赤
い電機郡と大型E851形.真打の5000系レッドアロー.凄く賑やかだった西武鉄
道.色々と暗い話題が続いた昨今ですが,「頑張れ西武!!」と,一西武ファン
の視点からエールを贈りたいと思います.

頭の上のパンタを誇らしげに上げ,武蔵野の大地を吊り掛けモーターの音を轟か
せながら疾走した彼らを,これからは模型の世界で再現していきたいと思ってい
ます.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200412/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん1月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 武蔵野イエローライン 西武鉄道
実車では,各形式の概要を貴重な写真とともに後藤文男氏に解説していただきま
した.MODELERS FILEは101系・101N系,2000系,10000系の3本柱です.詳細折り
込み図面,床下や屋根上の細部写真もできる限り掲載しました.
 模型では,関東の各クラブの有志によって開催された「西武電車大集合 in 狭
山」の他,さまざまな時代,ゲージの西武車輛が登場します.この特集を読ん
で,模型が作ってみたくなったら,巻末には2000系の型紙も付いていますので,
迷わず紙成模型塾へ入塾しましょう!

●小田急電鉄 新ロマンスカー 50000形 速報
11月29日に大野工場で公開されたVSEこと小田急電鉄の50000形の速報をお伝えし
ます.詳細図面を含むその全貌は来月号でご紹介します.ご期待下さい.

●MODELERS FILE 岡山電気軌道 3007号 “KURO”
もと東武鉄道,日光軌道線の100形は岡山電軌で現在3輛が活躍中です.そのうち
の1輛,3007号がこの度“KURO”と命名され,ネオ・クラシック調に模様替えされ
ました.その完成した姿を観察します.

【目次】
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特集
武蔵野 イエローライン 西武鉄道
   7  カラーグラフ 武蔵野を疾駆するイエロートレインズ
 8  西武思い出グラフ
10  イラストで見る西武顔の変遷
58   MODELERS FILE 西武鉄道101・101N系
              撮影:なんこう/松本正敏ほか 協力:西武鉄道
71   MODELERS FILE 西武鉄道2000系
              撮影:松本正敏/中島道男ほか 協力:西武鉄道
78  MODELERS FILE 西武鉄道10000系
     西武鉄道の花形特急電車を最新の第5次編成に主眼を置いて観察する
                撮影:松本正敏/前里 孝 協力:西武鉄道
84  愛着仕様の西武電車
     毎日乗っているから,室内の配色にまでこだわってみました
                               森田信一郎
94・131  モデラーから見た西武電車              楠居利彦
96   武蔵野を駆け抜けた思い出の「赤電」           佐瀬雅彦
100 「赤電」から黄色の時代へ
     Nゲージで再現した昭和50年代の新宿線          辻原 塁
104  私が西武ファンになった理由
     多摩川線が全ての始まりだった〜赤電時代の青春     甲斐三幸
108  RailArt
     西武沿線は古レールの宝箱               前里 孝
112  狭山の森に集まった西武電車
     〜「西武電車大集合 in 狭山」を振り返って
                     取材:汲田純一 撮影:松本正敏
120  幼なじみの赤電501系をOゲージで
     「西武はOで行く!」と決めたプラの達人の新境地    吉田健太郎
122    西武電車の譲渡車グラフ
124    三岐鉄道101系製作記                   八木隆夫
126    ニモ電大百貨 気楽に作れる単行電車のススメ
     第5回 西武クモニ3・西武クモニ2          玉井東造
133    詳説:西武顔の電車たち                 後藤文男
142  紙成模型塾
     第四講 西武2000系               講師:梅原顕彦
146  西武関連の模型製品リスト
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 11  「とれいん」創刊30周年のごあいさつ
 23   速報! 小田急電鉄 新ロマンスカー50000形 落成!
 157  MODELERS FILE 岡山電気軌道 3007号 “KURO”
     ネオ・クラシック調に変身した 元東武日光軌道線100形
             撮影:川波伊知郎/赤木幸茂 協力:岡山電気軌道
 162   哀悼 歌川勝吉さん                   甲斐三幸
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 24   店めぐり町ぐるめ カツミ有楽町店/バー銀座パノラマ
 26  新車登場
 56  輝け!日本の運転会
148   米国客車の楽しみ /解説:平林 智
    第7回 プラ製品で楽しむ客車列車
     サンタ・フェ「スーパー・チーフ」&「エル・キャピタン」
152  カルタゴ・サロン
    廻澤軽便鉄道 細腕繁盛記 /木下 雅史
     軽便モジュールを作ろう /畑中 博
156  Coffee Cup /前里 孝
     31回目の新年号
160  伝言板
184  いちぶんのいち情報室
190  BOOKS
191  甲種・特大情報
196  新車登場インデックス
197  Combo Caboose/掲載広告牽引
199  紙成模型塾 型紙
     西武鉄道2000系先頭車

12月20日(月)発売  定価:1,800円(税込)

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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.18■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.18が12月20日に発売となります.

●第18号の内容(登場順)
ルーマニアに残る蒸機を訪ねて
鉄法の上遊形
模型で楽しむ「蒸機の時代」2・「仙台機関庫」の運転会
黒岩保美蒸気機関車アルバム16 城崎紀行
鹿児島本線薩摩の蒸機
「ちどり」と共に.木次線
機関区情景 高萩機関支区
石北本線のC58 最期の蒸機牽引急行編成と重連貨物
Richard Steinheimer 最新写真集より
特集 三軸台車客車 No.1

12月20(月)発売 定価:2,990円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_jyouki.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
■新製品入荷のご案内■
●ウォルサーズ貨車製品が色々入荷…バッドやプルマン・スタンダードの流線型
客車HO製品が注目されているウォルサーズ社による,ちょっと良い味の貨車いろ
いろ.
 まずはUSRA規格の46フィート・ゴンドラカー.蒸機からディーゼル時代にマッ
チするもので,このゴンドラ用に使用された専用のバルクコンテナも各種入荷し
ています.他にも,DM&IRの側面ツギハギ塗装のオア・カー(鉱石車)や,二段積
みコンテナ(Well Car)などが入荷.コンテナやゴンドラ積荷などの小物もござ
います.(写真1・2)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200412/gallery.html

●ブラスモデル近日入荷
チャレンジャー・インポーツ製ペンシルヴァニア鉄道S-2タービン,ディヴィジョ
ン・ポイント製サンタ・フェ EMCディーゼル“アンディ & アモス”(初代スー
パーチーフ牽引機),リオ・グランデ鉄道L-62クラスマレーなど,注目の力作が
暮れにかけて入荷予定です.是非店頭にて出来映えをご確認ください.

■ギャラリー恒例 歳末セール■
12月20日(月)〜28日(火)
通常品割引のほか,恒例の放出ブラスモデルや,おすすめ品特価コーナーなど,
年末年始のモデルライフにも役立つアイテムを色々取りそろえてお待ちしており
ます.どうぞご期待下さい.

─年末年始の営業時間のお知らせ─
年末:12月28日(火)まで平常通り
年始:1月4日(火)12:00〜18:00
(館主 松・謙が新年のご挨拶を申し上げます)
1月5・6日は定休日 7日より平常通り営業いたします.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
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               めるとれ Vol.40
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皆様,明けましておめでとうございます.本年も「とれいん」をどうぞよろしく
おねがいいたします.
 大晦日,東京でも雪が降りました.都心での大晦日の降雪は21年ぶりとのこと
で,雪の降る中でカウントダウンを迎えた方もいらっしゃるのではないでしょう
か.何だかとてもロマンチック・・・
 元日はいつも朝寝坊してしまう私ですが,今年は何故か早起きしてしまいまし
た.全国的に初日の出を拝めるのは難しいと言われていたので,あまり期待して
いなかったのですが,カーテンを開けると,屋根に残った雪に太陽が輝いて,と
てもキレイ!! なんともすがすがしい,元日を迎えることが出来ました.
 昨年は新潟中越地震や暮れも押し詰まってのスマトラ沖地震の大津波と,ほん
とうに「災」の年でしたが,思いもかけず新春の初日の出を拝みながら,今年は
良い1年になりますようにと,心から願った次第です.
 それでは2005年最初の「めるとれ」スタートいたしましょう!
                      (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 横須賀線〜おおらかだった国鉄の思い出            西原 功    
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・RAIL No.51
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷
  ・ヨコハマ鉄道模型フェスタに出展
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 横須賀線〜おおらかだった国鉄の思い出     西原 功     
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先月の吉田健太郎氏が思い出話だったので,2ヶ月続きはちょっと気が引けたので
すが,自分も記憶の糸をたぐり寄せてみたいことがあり,25年前を思い出してみ
ました.カミングアウトするわけではありませんが,実は僕,国鉄が好きで,国
鉄職員になっていたかも知れない人なのです.高校時代の3年間,ほぼまるまる国
鉄で駅員のバイトをしてました.それを知っていた遠縁が,「縁故ならまず確実
に入社できるから」とスカウトしてくれたのですが,思うところあって進学の道
を選びました.いわれるがまま国鉄に入っていたら,今はどうしていたのでしょ
う.
 バイト先は横須賀線の鎌倉駅でした.もはや思い出せないことも多いので,多
分に勘違いをしていて,国鉄OBの方に怒られるかも知れませんが,今さら国鉄批
判などしても詮無いことですし,あくまでも「思い出」です.はっきりといえる
のは,鉄道で稼いだ金で鉄道模型を買い,車の免許を持っていなかったので旅行
は鉄道オンリーで,僕の趣味歴の中で一番,総合的に鉄道を楽しんでいた時期
だったということです.それだけ楽しませてもらったのも,当時の国鉄がおおら
かだったからというお話で,経営破綻云々とは別次元です.
 仕事の内容といえば,まずは定番の「改札」ですね.当時の首都圏で自動改札
だったのは東急だけで,国鉄には一駅もなかったのではないでしょうか.各ラッ
チに職員が入っているのが当たり前でした.不正乗車を瞬時に見つけなければな
らないわけですから熟練が要求され,バイトもある程度メンツが固定されていた
のですが,人員が不足すると急に命じられることもありました.鉄道好きの少年
には憧れの仕事ではありましたが,真面目に考えすぎたのか,とにかく緊張して
しまい,次第に避けるようになりました.今にして思えば,人間の目ですべてを
チェックするなんて不可能だし,中には神業的な人もいるにはいましたが,職員
だってかなり適当だったような気もします.つまりキセルなんてやり放題.丸め
たキップを投げて通過する輩だって1日に何度か出くわすくらいでしたから.それ
が今はどうでしょう.そういうことをしそうな奴でさえ,機械の前ではお行儀よ
く一列に並ばされているのだから,みんな管理されちゃってるんですよねー.そ
れはそうと,手持ち無沙汰の駅員がよくやっていた,パンチを手先でクルクル回
す技,あれ今でもちょっと練習すればできるような気がします.家のどこかにパ
ンチがあるはずだから,今度やってみようかな. 
 お次は「立ち番」です.つまりホームの保安要員ですね.僕のメインはこれで
した.フライキ(赤い小旗:フラッグが訛ったものだって知ってました?)を
持ってホームに立ち,電車が入線してきたら白線からはみ出している人に,笛を
吹いて注意を促す仕事です.これは今でも変わりませんね.いっぱしに指差称呼
だってしてましたし,この仕事を続けると,ホームの端っこを歩くのが得意にな
ります.バイトでもベテランになると,マイクでアナウンスまでしていました.
もちろん接客もあり,こうなると鉄ちゃんの面目躍如で,余計なことまで教えて
お客さんを混乱させることもしばしばでした(いいのか?).加えて有名観光地
ですから,駅外のことも尋ねられます.寺社の名前まで覚えなければならないの
には閉口しましたが,江ノ電の駅名がソラでいえるようになりました(今は忘れ
た).
 けっこう危険を伴う仕事であり,気を抜けないのですが,お陰様で事故らしい
事故にも遭わずに過ごしました.でもなぜか車輛故障にはよく遭いました.一番
多かったのはドア故障で,ドアが閉まらなくなると両側の手すりにタイガーロー
プを渡して,職員と2人で隣の駅まで添乗するのです.下りなら逗子駅まででいい
のですが,上りだと北鎌倉に職員がいないため,大船駅まで乗らねばならず面倒
でした.あと,今ではほとんど見かけませんが,やはり当時は混雑が激しかった
ためか,電車のガラスはよく割れたものでした.駅員とは直接関係ありません
が,すぐには直せないため,大船電車区でガラスと同寸のアルミ板をはめて応急
処置をしていました.特に割れる確率が高かったのはサロのドアでした.あの狭
いデッキにすし詰めになるからでしょう.
 最後にもうひとつ,「人調」(じんちょう)なる仕事がありました.正式な名
称は「乗車人員調査」か「通過人員調査」だったと思います.これがまたいたく
アバウトな仕事で,各車輛に乗っている乗客の数を,日がな一日「目見当」でカ
ウントするのです.その数え方といえば,座席が埋まっていれば○○人,立ち客
がいても向こう側が見えれば△△人,完全に向こう側が見えなくなるくらい混ん
でいれば××人という程度のもので,しかも歩いて各車を見て回るわけではな
く,編成の半分以上は走行状態で見ているのですから,調査というより動態視力
の訓練みたいなものです.常にある仕事ではないのですが,月1ペースで行われて
いました.最終的には列車本数増減の指標になるのでしょうが,こんないい加減
なデータがどれだけ反映されていたのか,未だに疑問です.
 このバイトは駅に貼り紙などをして募集していたのではなく,地元の学校鉄研
の部員が代々引き継ぐ世襲制で,大半が私学の学生でした.僕の学校は地元では
なく,しかも公立だったのですが,中学時代の友人が先に始めていたので,そい
つのコネで潜り込んだのです.このように増員も適当で,夏の花火大会と正月の
初詣のときは,とにかく人が要るからと,友人を引っぱってくるように命じられ
ました.僕も5,6人連れて行きましたが,こいつらに至っては履歴書すら出さ
ず,給料は日払いでした.つまり「日雇い駅員」だったのです.
 万事このような調子で,なまぬるい空気に支配されていたのが当時の国鉄でし
た.「親方日の丸」が国鉄の代名詞になっていたとおり,甘ちゃんな高校生の目
から見ても,職員の態度に「儲からなくてもいいやぁ」というのがありありと伺
えました.でも,善意に解釈すればおおらかで,スケールのでかさも感じまし
た.だからこそ,楽しい思いもたくさんさせてもらいました.職員の中にはモデ
ラーもいて,当時2,000円台が中心だったエンドウのバラキットを熱心に組み立て
ており,真鍮工作を始めたばかりの僕は,少なからず参考にさせてもらったもの
です.
 返す返すも残念なのは,自分が駅員をやっていた記録が残っていないことで,
ここで写真を出せば話を締められるのですが,手許にあるのは,辞めるときに記
念にもらった「学生班・東京南鉄道管理局」の腕章だけです.余談ですが,その
後制服は国鉄を辞めた友人からもらいました.あとは制帽だけなのですが,僕は
頭が大きくて「0号型」でないと入らず,この大きさは鉄道廃品を扱う業者でも
めったに見ないのです.誰か譲ってくれませんかねぇ.これらが揃っていたら,
今日にでも写真を撮って見せてもよかったのですが,無理か.(無理だな)
 そんなわけで関連画像は当時の横須賀線です.僕が高校卒業と同時にバイトを
辞めたのは1980年3月ですが,4月からは浪人生活に入ったため,その後も何度か
手伝いに行きました.そしてその年の10月,横須賀線に一大事が起こりました.
55・10改正で東海道線と分離,総武快速線との直通運転が始まったのです.僕は
高校時代は京急を利用していましたが,予備校には横須賀線で通うようになった
ため,直接関係する一大事でもありました.利用区間ではないけれど,地平の東
京駅で横須賀線が見られなくなることはショックでした.そこで,ダイヤ改正前
後の9月30日と10月1日の2日間にわたって,東京〜大船間で撮影を敢行しました.
僕がダイヤ改正を記録したのはこれが空前絶後で,それほどまでに関心が高かっ
たということでしょう.その一部をお目にかけますが,ありきたりな記録であれ
ば,当時のバックナンバーでいくらでも見られますから,ちょっと捻った写真を
選びました.
 まずは横須賀線専用ホームが設けられる各駅で見られた告知の大看板です(写
真1).ルートが変更されることと,工事に時間がかかりすぎた言い訳があるのか
も知れませんが,現在のJRではあまり見ない巨大さで,しかも各駅ごとに意匠を
変えてありました.僕はそのすべてを撮影しました.2枚目は逆に姿が見られなく
なる東京駅の10番ホームです.ここで注目していただきたいのは,上屋に吊され
た表示器のバカでかさです(写真2).昨今のLED表示器は情報量が多くていいけ
れど,文字が小さくて見づらい.その点,写真の表示器は大雑把で,いかにも
「国鉄!」って感じがしますし,運行が単純明快な本線の風格が感じられるでは
ありませんか.ところが今は本線といえども運行形態が複雑になり,便利になっ
たのはいいけれど,あれこれと但し書きをしなければ電車に乗れなくなってしま
いました.そもそも今回,僕が横須賀線をテーマにしようと思ったのは,ある日
「湘南新宿ライン」に乗ったことがきっかけでした.池袋駅のホームに入ってき
たそれは逗子行きでしたが,車輛が湘南色の帯を巻いたE231系であることに違和
感を禁じ得ませんでした.単に乗り慣れていないだけといわれればそれまでです
が,スカ色帯のE217系までは何とか保たれていた横須賀線独自のステイタスが薄
れていくのを目の当たりにしてしまったような気がして,僕のスカ線回顧は始
まったのでした.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200501/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん2月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集:小田急ロマンスカー VSE50000形 徹底研究
トータルデザインを担当された岡部憲明さんへのインタビューをはじめ,早くも
始まった試運転の風景,美麗形式写真,細部写真,詳細図面……あらゆる角度か
ら50000形を徹底研究します.

●動輪まで!? ペーパーで作ったGゲージLOCO   青木佑一
昨年のJAMに初出展した青木さん.C57,EF58青大将色,DF50など,ご自身の思い
出の車輛を全てペーパーで製作されています.C57にいたってはなんと動輪まで
ペーパー製というから驚き! 常識をやぶる青木さんの作品に迫ります.

●全自作のED79 50とED75コレクション   西原昭雄
大のED75マニアである西原さんが長年にわたり作りためたED75系列の機関車は30
輛を超えます.今回新たにED79が一挙に4輛完成しましたので,ご紹介するととも
に,コレクションの一部をお目にかけます.各号車ごとの味付けの違いをご覧下
さい.

●とれいんスタッフのプライベートカメラ
取材,プライベートと,とれいん編集部のスタッフは普段デジタルカメラをどの
ように使いこなしているのでしょうか.「新春のぞき見企画」として確かめてみ
ることにしました.

【目次】
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特集
小田急ロマンスカー VSE50000形 徹底研究
  4 巻頭ブラフ「動と静」             松本正敏/前里 孝
104 MODELERS FILE 小田急電鉄50000形VSE
     最新モードのロマンスカーを徹底研究し全貌を解明する
        撮影:荒川好夫(RGG)/松本正敏/前里 孝 協力:小田急電鉄
   106  岡部憲明さんにきく 小田急ロマンスカーVSEが出来上がるまで
   110  VSEの各部を徹底観察してみる
   115  小田急ロマンスカー 50000形 詳細図面 作図:吉田健太郎(A;Train)
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  3 カルタゴグラフ 軽便モジュールを作ろう!(No.360より)
  8 紙で成った! 西武鉄道 新・旧2000系
 94 紙成模型塾 第四講 西武2000系(後編)
                     講師:梅原顕彦/生徒:西川勝也
 48 熱狂的私鉄ファンのページ
     2004年の関西合運に登場した私鉄電車
 51 サロン・ド・ヴァプール
     白馬に完成した私のレイアウト             木村 博
     第3回 ミニトレインフェスティバル          星野公男
     ウェールズ炭を輸入販売しています           小川精機
 54 動輪まで!?ペーパーで作ったGゲージLOCO
                青木佑一 取材:なんこう 撮影:松本正敏
 58 岡田 卓の選ぶ 毒断と偏見の2004年重大ニュース
 66 全自作のED7950とED75コレクション
     ED75キットで鍛えた腕で,ED79が一挙に4輛完成    西原昭雄
 70 京阪特急はいつでも関西合運の主役
     名手・八木さんのブラス作品と新星・名嘉真さんのペーパー作品
                          八木隆夫/名嘉真 徹
 82 わだいのキット57
     WORKS87製 HOs銚子デハ500形を組む         平野 聰
 90 わだいのキット58
     クロスポイント製 小田急1000形ワイドドア車を作る   汲田純一
102 新春のぞき見企画
     とれいんスタッフのプライベートカメラ
122 真冬のラベンダートレイン
     エンドウ製キハ110を徹底的に加工した
                 季節はずれのラベンダー気動車 小竹 純
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 19 新車登場
 52 不定期連載
   Nゲージで綴る昭和の名列車 /大島仁知
   第3回 昭和30年代前半の横須賀線電車
 74 Come on Over! /佐々木也寸志
   テハチャピへ行こう! Part.6
 78 Nゲージ総合研究所
   第7回 グリーンマックス製動力ユニット徹底解剖
   主任:汲田純一 助手:西川勝也 所長:なんこう
 86 倫敦 ターミナル駅めぐり その捌(最終回) /前里 孝
   ウォータールー駅
100 松井工務店 /松井大和
   続・既成家屋のカスタマイズ
124 輝け!日本の運転会
126 ワキポン /脇 雅恵
   山間にそびえる余部鉄橋
127 伝言板
150 いちぶんのいち情報室
156 BOOKS
157 甲種・特大情報
162 新車登場インデックス
163 Combo Caboose/掲載広告牽引
165 紙成模型塾 型紙
   西武鉄道旧2000系中間車

1月21日(金)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ RAIL No.51 ■■

●播丹鉄道を偲び加古川線を振り返る
山陽本線の加古川と福知山線の谷川を結ぶ加古川線の電化工事が完成しました.
 なんでもないローカル線にすぎないように思われるこの加古川線ですが,その
もとを辿れば,現在では第三セクター化された三木線と北条線,そして廃止され
た鍛冶屋線を含めて播丹鉄道という私鉄に行き当たります.
 この播丹鉄道,大正2/1913年の開業から昭和18/1943年の国有化までの間に,実
に延べ24輛もの蒸気機関車を保有しました.
 客車も,オリジナル設計ともいえる近代的な2軸車を10輛も発注し,その中には
1等車も含まれるという豪華さでした.
 なにより忘れてはならないのが,蒸気動車を本当に活用し,そして内燃動車の
実用化とともに,当時としては最大限のフリークエントサービスを実行したこと
です.今回,JR西日本の手による電化工事が完成したのを期に,画期的な存在
だった播丹鉄道を偲んでみました.
 語ってくださったのは,内燃動車の研究では第一人者である湯口 徹さん.加
えて,昭和11/1936年の趣味誌に掲載された加古川機関庫訪問記と当時在籍した蒸
気機関車の解説記事を再録.
 国有化後の情景は,神戸在住の山本雅生,坂本守夫,兼先 勤さんのアルバムか
らご提供いただきました.
 加えて,電化後の新しい車輛もご紹介.これも記録です.
 今回の特集に使用した写真や形式図,路線図などは,そのほとんど全てが初公
開です.どうぞお見のがしなく!

●昭和31/1956年 北陸本線から紀勢東線へ
第2テーマは,本誌ではおなじみの,河村かずふささんによる,昭和31/1956年の
北陸,関西,紀州旅行記です.
 東海道本線全線電化の直前,紀勢本線の全通前というタイミングの旅です.
 河村さん独特の語り口による旅の記録は,当時を知る読者には懐かしさを,体
験しえなかった年代の読者には新鮮な感動を与えてくれるでしょう.
 当時の車輛や世相を今に伝える貴重な写真も,鮮明な印刷でふんだんにお目に
かけています.

1月21日(金)頃発売  定価:3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_rail.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
■ブラスモデル新入荷
●ペンシルヴァニア鉄道 S-2クラス No.6200…チャレンジャー・インポーツ社待
望の新製品.ペンシーで1輛のみ試作された,タービン直接駆動という革命的な蒸
機で,かつて異なるインポーターとメーカーの組み合わせによって3度のHO製品化
が行われています.今回の新製品は煙室からタービンに至る主蒸気管の太さを的
確に表現しているのが素晴らしく,このユニークな有名機の決定版と言えるモデ
ルです.(写真1)

●UP 8500馬力 3ユニット・タービン…Overland Models社の代表的製品,ユニオ
ン・パシフィック鉄道の3ユニット・タービンのHOモデルが数年ぶりに再生産され
ました.今回製品は,A・Bユニット共ジェットエンジン等のインテリアとパワフ
ルな動力を両立させた仕様はもちろん,ユニット間の細かい配線を極細チューブ
で再現するという一段と凝ったディテール表現が見所です.キャブBユニットの屋
上に排気管を長々と這わせた,人気のNo.30が入荷中.(写真2)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200501/gallery.html


■ヨコハマ鉄道模型フェスタに出展
2月4日(金)〜6日(日)の3日間,横浜ランドマークプラザ5Fのランドマーク
ホールで開催される“ヨコハマ鉄道模型フェスタ”に出展いたします.プレス・
アイゼンバーン刊行書籍の展示・販売のほか,センターライン社のレールクリー
ニングカー使用法の細かな解説など,鉄道模型をより楽しくするための役立ちア
イテム満載でお待ちしております.是非お越し下さい.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
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