鉄道模型の総合サイト etrain.jp めるとれBN Vol.41-50

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               めるとれ Vol.41
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もう2月も半ば,陽射しも伸びて,春の訪れを意識する頃になってきました.
 フト気がつけば3月1日のダイヤ改正まで半月を切っています.東海道線沿線で
育った私にとって東京発寝台特急の由緒ある名列車が2つも消え去ってしまう今
度の改正は忘れられない出来事になるでしょう.
 先日,東京から長崎まで特急「さくら」に乗車してきました.週末ということ
もあって,乗車率は80%くらいだったと思います.いつもこれくらいお客さんが
乗ってくれれば廃止されなかったかもしれないのに…と,どうしても考えてしま
います.
 ラストランの日まで,残り少ない日々,その勇姿をこの目にしっかり焼き付け
ておこうと思います.           (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
      
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 今こそ客車の魅力を再発見           平野 聰    
 とれいんニュース
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷
  ・アサーン続々入荷
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 今こそ客車の魅力を再発見    平野 聰      
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来る3月1日のダイヤ改正で,遂に九州夜行の代表格とも言える“あさかぜ”“さ
くら”が廃止されることになりました.時代の流れとはいえ,客車ファンとして
寂しさを禁じ得ません.
 振り返ってみると,私が汽車好きになったのは,幼い頃家にあった鉄道ファン
の“20系ブルトレ特集”(1978年1月号)がきっかけでして,流麗な20系客車や,
三島富士夫氏撮影による重厚感溢れる旧客“あさかぜ”編成に魅せられて,すっ
かり客車列車が好きになってしまいました.しばらくして御多分に洩れずNゲージ
を買い与えられ,模型で遊ぶようになると,電車などには目もくれず,GMや中村
精密のキットを買っては,「これで初代“あさかぜ”の何両目まで揃った」など
と悦に入っていたのですから,この“ファン”の影響はかなり強烈なものでし
た.
 高校一年の冬に,“無くなるまえに一度青函連絡船に乗りたい!”と,初めて
一人旅に出ました.その時上野から普通列車を乗り継いでいって,一ノ関から
乗ったのが,今はなき50系客車をED75が牽く客車列車でした.電車では味わえな
い静かで滑らかな加速,そして静かに響くジョイント音を聞きながら,昔の旅に
はこうした落ち着いた時間があったのだなあ,としみじみ感じたことも,懐かし
い思い出です.その旅では札幌から急行“利尻”に乗って稚内まで足を伸ばした
のですが,当時の“利尻”は12系座席車と14系寝台車の混成によるものでした.
 それから長い間,鉄道趣味からは遠ざかり,やがて模型との再会がきっかけと
なって現在の自分があるのですが,その過程で米国型に興味が拡がって行ったの
は,現在の日本ではほとんど見られなくなってしまった客車への未練があったか
らかも知れません.2001年の夏にペンシルヴァニア州を旅行し,ストラスバーグ
にあるペンシルヴァニア鉄道博物館や保存鉄道を訪れました(写真参照).古い
鉄道車輛を文化遺産として大切に保存し,子供や大人が自然に触れ合う環境にあ
ることが大変羨ましく思うとともに,いっぽう日本の鉄道趣味はこれから先どの
ような方向へ向かうのだろう,と不安な思いにも駆られました.
 いわゆる“鉄ちゃん”を殆どやらない私が言うのも恐縮ですが,最近の実物
ファンは,なにか無くなるものへの衝動に始終不安を駆り立てられているよう
で,見ている方まで不安で落ち着かない気分にさせられることが良くあります.
見かけは経済大国になったものの,文化の成熟度や政治・福祉など,欧米と比べ
るとまだまだ日本は貧しい国なのかも知れません.しかし私は最近,鉄道趣味の
将来はそれほど悲観的でもないのでは? とも思い始めているのです.
 先頃JR北海道が,鉄道ファン向けに北海道から鹿児島までJR各社の看板列車を
乗り継いで“日本縦断”ツアーを企画したところ,予想に反して中高年の希望者
が殺到し,参加者が総勢90名以上にも上ったとのことでした.仕事や子育ても一
段落し,お金と時間に多少の余裕ができた熟年層が,長年の夢だった日本縦断を
列車旅行で果たしたい,と参加したのです.彼らは単に“列車に乗りたい”から
旅に出たのではなく,列車で日本を縦断することで,自分自身と向き合う時間を
持ちたかったのではないでしょうか? だとすれば,これからの鉄道旅行は移動や
ビジネスの手段ばかりでなく,旅行者にそうした充実の時間を提供することも重
要になるでしょう.そうした充実の時間を過ごせる列車として,鉄道は魅力ある
客車列車をもっと提供できないものでしょうか?
 “とれいん”今月号でも甲斐氏や中川氏が旧客への思いを熱く語っておられま
すが,好みの違いこそあれ,客車好きの思いが伝わって来ます.また,今月“わ
だいのキット”でも採り上げましたが,旧形客車は模型の世界でもいまだ根強い
人気を誇っています.これからの鉄道が,そして鉄道趣味が,充実の時間を過ご
せるものとなるように,これからも一ファンとして客車を愛でつつ見守ってゆき
たいと思います.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200502/merutore.html

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■とれいん3月号■ 

【今月のオススメ記事】
●総覧! 天賞堂 プラスチック製C57・C55+海龍 台湾鉄路局 CT270
天賞堂のプラスチック製C57(1/80)について,その構造と,全バージョンのバリ
エーションを総覧しています.併せて,実物のC57についても,製品のプロトタイ
プである1〜3次形の昭和40年代半ばの姿を鮮明な写真でご紹介するとともに,そ
のスタイルについて履歴簿の記載に基づいて解説しています.

●“孤高の群青”パシナ981   宗久 剛
南満洲鉄道のパシナ型,その最終番号である981号は他の11輛とは唯一スタイルの
異なる完成度の高い流線型の先端部を持っています.実物の資料が乏しいこの機
関車の製作に果敢に取り組んだ宗久さんの作品をご覧下さい.

●今だから客レ!  OゲージとNゲージの客車
Oゲージは,甲斐三幸さんのC11・DE10の牽く日中線とEF13が牽く中央東線の客車
列車.Nゲージは,16番ペーパー名人,中川 勲さんがリハビリを兼ねて組み立て
たGMのキットの客車群です.製作のノウハウ,客車列車の思い出話も読み応えが
あります.

●カラー図鑑 エンドウのボギー貨車 その1  
2001年2月号で掲載した“エンドウの2軸貨車”の続編です.今でも比較的入手し
易いものも紹介していますので,貨車コレクションの参考になること間違いなし
です.

【目次】
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今月の注目記事
 48 総覧! 天賞堂 プラスチック製C57・C55+海龍 台湾鉄路局 CT270
     天賞堂のプラスチック製国鉄型蒸機第2弾のすべてを紹介
 53 MODELERS FILE C57 
     その昭和40年代半ば 第1回              前里 孝
  3 模型に憩う
     立体イラストレータが棲む遊びごころの吹き溜まり 諸星昭弘氏
                          聞き手・文:なんこう
104 旅は客車と共に…そして模型に客車ありき
     Oゲージで造り続けた旧型客車30年の集大成        甲斐三幸
112 雑客のバリエーションは着々と増殖中!
     肩が故障した16番ペーパー名人のリハビリ工作記     中川 勲
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  6 時代を創った模型
     天賞堂Fディーゼル                   波多野茂
 10 ヨコハマ鉄道模型フェスタ
     鉄道模型イベント ランドマークプラザで初開催!
 60 サロン・ド・ヴァプール
     5″ゲージでC56 149を作る               大脇 勲
 68 普段着の京都線
     〜Nゲージで製作した阪急5300・8300系〜       潟岡雅士
76・117 “孤高の群青”パシナ981
     佳き友人たちの協力で完成した麗しき流線形機関車    宗久 剛
 80 開店新Show!
     新店舗&新装店紹介 レモン社 銀座教会店
 81 わだいのキット58
     WestWiese製 HOsスハ32を組む           平野 聰
 92 つけたりはづしたり 特別編
     エンドウのボギー貨車 その1             なんこう
 98 フライシュマンHOの新製品に見る
     バイエルンの残り香 ドイツ連邦鉄道18.6形       前里 孝
100 キューバで年越し運転                   松尾彦孝
118 年越し運転レポート 2004→2005年
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 19 新車登場
 44 店めぐり街ぐるめ
   FUJI MODEL/メルクリンセンター・レオ
 46 輝け!日本の運転会
 72 連載 米国客車の楽しみ /解説:平林 智
   第7回 サンタ・フェ“ペコス・ヴァレー・チーフ”
 78 松井工務店 /松井大和
   基本的な製作技法について考えてみた
 86 Coffee Cup /前里 孝
   目的のない散歩 横浜編/箱根ラリック美術館直前情報
 88 カルタゴ・サロン
   12mmモジュールを作った話 /庶茂内K
   第3話 沼尻鉄道物語 MWガソ101製作編 /畑中 博
 96 わだいのキット57
   WORKS87製 HOs銚子デハ501を組む(下) /平野 聰
122 伝言板
148 いちぶんのいち情報室
154 BOOKS
155 甲種・特大情報
160 新車登場インデックス
161 Combo Caboose/掲載広告牽引

2月21日(月)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
■ブラスモデル新入荷
●オーヴァーランド UP 3ユニット・タービン…過去最高水準の仕上がり,と好評
の3ユニット・タービン.現在,バッカイ3軸台車を装備するテンダーが特徴の
No.23が店頭に在庫ございます.この機会をお見逃しなく!

■アサーン続々入荷
●ジェネシス UP“チャレンジャー”…ジェネシスブランドの大型新製品,“チャ
レンジャー”4-6-6-4蒸機が待望の入荷.ほど良い精密感のプラ成型で,ぐっと腰
の据わった好プロポーションに,同ブランド初のサウンド装置搭載と見所満載.
走行・サウンド制御用のリモートコントローラーが付属しています.No.3985が少
量入荷.(写真1・2)
●貨車完成品シリーズ…アサーン貨車も久々の入荷です.RTR(完成品)シリーズ
を中心に,カブース,ボックスカー,トレーラー付きフラットカー等が各種入荷
しました.また,クレーン車と控車のセットでは,SPデイライト塗装が美しい仕
上がりで,キットでは組み立てやワイヤー取付がいささか面倒なだけに貴重なア
イテムです.(写真3・4・5)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200502/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.42
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みなさんこんにちは!春もいよいよ本番.ところで花粉症の方は症状はいかがで
すか?「今年の飛散量は昨年の何十倍!」と言われていたので,昨年のうちから
薬をもらい,準備万端整えていたのに,今になっても症状はほとんど出ません.
拍子抜けしてしまいました.一体どうしたのでしょう? 突然なおってしまった
のでしょうか…….
 例年この季節は花粉を浴びないよう外出は控えるのですが,今年は症状がでな
いので,これ幸いと,先週末ふらりと伊豆半島へ出かけ,一足早い春を楽しんで
きました.伊豆急行の鉄橋を見下ろす撮影ポイントでのんびりと2時間近く撮影し
てきました.東京よりもかなり暖かく,撮影中はコートを脱ぎたくなるくらい.
日当たりのよいところは桜も咲きかけていました.伊東線の桜といえば,伊豆多
賀駅の構内が有名ですが,こちらはまだまだのようでした.開花したらもう一度
出掛けてみたいと思います.        (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
      
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 今年も欧州大陸の模型製品最新情報をお届けしています   前里 孝   
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・蒸機の時代 No.19
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷
  ・ウォルサーズ客車各種入荷
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 今年も欧州大陸の模型製品最新情報をお届けしています  前里 孝   
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今年で56回目となった,ドイツはニュルンベルクでの玩具見本市.最初に現地取
材を敢行したのは1987年のこと.
 飛行機はまだアンカレッジ経由が主流で,直行便の利用は値段の面でお許しが
出なかった.間もなく,片道だけ直行便というような時代が来て,アンカレッジ
に立ち寄ろうとしても不可能という時代が来るまでに5年を要さなかったかもし
れないが.
 この年のドイツ行きが,どんな切っ掛けで実現したのか,もう詳しいことは覚
えていないが,念願であったことは間違いないし,結果的にも,それまでの伝聞
とパンフレットだけに頼っていた記事に比べて,出来上がった記事の精度と密度
が,それに要した費用と時間以上に向上したのは間違いないと,今でも自信を
持って言うことができる.
 それになにより,ドイツというか,欧州大陸の現実に触れることができたのも
得がたい体験だった.
 人との出会いというのも,現地でならではというべきだろう.メルクリンの輸
出部長ヴェルツさんは,初来日からのつきあいだったから別格として,ロコ社の
アドゥルガッサーさん(引退してしまったが)をはじめとする,現地各メーカー
の要人たちと親しくおつきあいできたのも,直接お目に掛かって話しをした(誠
に拙い外国語ではあるけれども)結果である.さらに,日本にいるときには,な
かなかゆっくりと話をする時間が取れない,輸出入関係の人たちとのコミュニ
ケーションも,副産物的ではあるけれど,得がたいことではある.

欧州へは,1974年に休暇をとって出掛けたのが最初である,とは,もう何度もあ
ちこちに書いているけれども,それから13年も経っていたし,なにしろ最初の頃
は単なる憧れだけで情報も知識もないままに飛び出していったのだから,そうい
う意味では効率の悪い旅だったのかもしれない.
 もちろん,そういう旅は無駄ではなかったし,“外国”“異文化”に初めて接
するのに,二十歳という年齢は早すぎるということはなかった,とも思ってい
る.
 有給休暇が足りなくて,何日かは欠勤扱いだったから,金銭的には資金を貯め
はじめた頃から帰国後まで,いささか厳しかったけれど.逆に言えば,それほど
スケジュールにしばれずに,しかも,まったく仕事ということを抜きにして欧州
へ行くことができた,最初で最後のチャンスとなったわけである.
 目的と機会さえあるならば,どんどん表に出るべきだ,ちょっとぐらい無茶で
も構わないじゃないか,という,帰国後の思いは今でも変わらない.スケジュー
リングや費用の算段など自力で苦労して,そして周囲の理解を得るように自分で
努力して…というのが希望だけれども.そういう意味では,当時の僕は誠に恵ま
れていたといえる.今でも周囲の人々には大いに感謝しているのである.

はてさて.今年も見本市が開かれ,終わった.1987年からもう18年が過ぎて,
ニュルンベルク見本市の位置づけというか,そういうものも,少しずつ変化して
いるのが実感される.
 なにしろ数年前から,見本市が始まったその日の夕刻には,あちこちのウェブ
サイトで新製品の情報を画像付きで観ることができるようになった(コンピュー
タと回線さえあれば世界中どこにいても).そればかりか,メーカー自身が見本
市の始まる前に新製品の情報を意識的にリークするようになった.
 これでは,長い時間と,費用を掛けて,そして寒い思いをして日本から現地に
赴く価値は……ない.とはいわないけれども,1980年代,90年代に比べれば低く
なってしまったのは間違いない.
 限られた時間とお金を費やして欧州まで出掛けるのならば,別の季節に見本市
会場以外のあちこちを訪問した方が,よっぽど楽しいし,バラエティ豊かな記事
を書くことができるではないか……時間と費用さえあれば,そりゃあ,冬だって
いつだって,見本市会場に缶詰だって,行くのはいやだとは,決して言わないだ
ろうけれど.もちろん.

とはいえ,冬の見本市で新製品が発表されるというパターンは,そう大きく変ら
ないし,これからも変らなさそうである.一時期,いくつかのメーカーが“新製
品発表の場はニュルンベルクだけではない”として,秋にもまとまったリリース
を出したりもしたけれど,大きな流れにはならなかった.
 だとすれば,情報をお届けできるまでのスピードはウェブサイトに敵わないに
しても,日本語での情報記事をお届けすること自体には,引き続いて大きな意義
があると思う.
 ということで,今年も,間もなく発売の4月号,そして来月発売の5月号の誌
面では,本誌に広告が掲載されている販売店で取り扱いのあるメーカーを中心と
して,動力車の全てと客車に関する新製品情報をお届けしている.熱心なファン
の皆さんには,ぜひとも今年の増備計画の参考にしていただきたいし,掲載され
た写真から(今年は数が少なく,小さいのが多くなってしまった.反省),ちょっ
とでも興味をもってくださった方には,ご自分の新しい楽しみのひとつとして欧
州の鉄道を加えていていただければ幸い.
 そうそう,今年,写真の数が少なく,また,大きくできなかったことについて
のいいわけをひとつ.それは,多くの関係者の皆様のご協力によって集まった情
報の分量が,予想よりも大幅に増えたことが第一.そして,今年の見本市開催日
程が,一番遅いスケジュールの年にあたっていたため,情報量が確定してから
ページ数を変更するのが不可能だったというのが第二の理由である.せめてHOだ
けは4月号で全部掲載したい,と,最後まで努力したのだけれども,無理だっ
た.ご理解いただければ幸い.
 その代わりと言ってはなんだが,徐々に復活させてきた欧州関連の記事を,今
年からは,原則毎月掲載させていただくことにした.その分量はテーマによって
異なるわけだが,とにかく,“なにか”をご覧いただくことができるはず.ご期
待いただきたい.
 それと合わせて,皆様からの情報提供,そして記事のご投稿も,大いに期待し
ているところ.
 欧州や英国の模型メーカー,それ自体の動きも,折りに触れてお伝えしていき
たいと思う.例えばこの数年来……もっとか?……,イタリア,フランス系の
メーカーグループが経営不振に陥っていて,何度も倒産の情報が流れ続けたとい
うのは,既に本誌では何度も採り上げた.4月号にも記している通り,英国の
ホーンビイ社による買収成立によって,一応の決着がついたわけだけれども,さ
て,実際にはどのように動き出すのか.今年初めて情報をお伝えするメーカーグ
ループが成立した経緯はなんだったのか.経営状態が怪しいと言われているメー
カーがあるけれどもその実状は…….噂レベルでは,様々な憶測が耳に入ってく
るが,事の真相について,なかなか確固たる情報は得られない.弊誌としては,
多方面にアンテナを向け,さまざまなチャンネルを持つことで,情報を拡充させ
るつもりである.
 もちろん,日本の鉄道のことだって,忘れるわけはない.外国のあれこれを見
れば見るほど,日本という国や人々,鉄道が,ますます大好きになる僕であるか
ら,どうぞご安心を.こちらも次から次へと,企画を立案中だ.

写真1:見本市会場の入り口の外観.地下鉄の“Messe Zentrum(見本市セン
ター)”からゲートを通って会場入りする人々の波.公式発表によれば,今年の来
場者数は約77,000人だったそうである.
PHOTO:Spielwarenmesse Nuernberg eG/Alex Schelbert

写真2:ユニトラックの上を,Nの九州新幹線800系やユーロスター,Tallysを走
らせてデモンストレーションに余念のなかったKATOのブース.
PHOTO:Spielwarenmesse Nuernberg eG/Alex Schelbert

写真3:メルクリンHOのドイツ鉄道貨物の152形が,展示レイアウトの上を走る.
このような情景は誌面にはなかなか掲載できないのが残念.
PHOTO:Spielwarenmesse Nuernberg eG/Horst Gosmann

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■とれいん4月号■ 

【今月のオススメ記事】
●Nゲージで綴る昭和の名列車 戦前の“関西急電”全盛期   大島仁知
Nゲージで再現した昭和10年代の“急電”5編成.新旧流電に加えて,いわゆる半
流と,そのすべてを製作したお話しを,実物を交えて大島仁知さんが紹介してく
ださいました.

●MODELERS FILE 京王7000系電車
昭和59年,京王電鉄初のステンレス車として登場した7000系を採り上げました.
床下,屋根上,室内などの細部写真は勿論のこと,四季折々の風景の中を走る
7000系のグラフ写真もカラーで掲載.また,登場してから現在までの前面スタイ
ルの変遷をイラストでわかりやすく紹介します.

●紙成模型塾 第5講 名鉄7300系   講師:鬼頭哲哉
今回の講師はこの連載第1講でも登場頂いた鬼頭哲哉さんです.製作過程を写真と
詳細な図でわかりやすく解説します.もちろん巻末には型紙を添えましたのでご
活用下さい.
 

【目次】
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今月の注目記事
   6 カラーグラフ 快走! 京王7000系         撮影:松本正敏
 72 MODELERS FILE 京王7000系電車           撮影:汲田純一
 56 不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車
     第4回 関西急電全盛期の5編成を再現         大島仁知
 64 紙成模型塾
     第五講 名鉄7300系               講師:鬼頭哲哉
 70 名鉄7300系を作っています             生徒:汲田純一
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  3 カルタゴグラフ
     12mm?モジュールを作った話(No.363より)
  4 特別グラフ MODELERS FILE
     現役の輝き 北と南のC57             撮影:荒川好夫
  8 冨士模型製 阪急9300系総点燈化計画           西川勝也
 46 関西のD51
     真鍮フルスクラッチとプラ完成品加工で好一対
                           七野泰弘/川島秀俊
 50 グラフ 関西本線のD51 最後の活躍の頃
 52 サロン・ド・ヴァプール
     OSLSC 2004年秋 東西合同運転会           吉岡 潔
     運転場に台風のお客様来襲         保津川ライブスチーム
 84 わだいのキット59
     WesterWiese製HOsスハ32を組む(下)         平野 聰
 94 つけたりはづしたり 特別編
     エンドウのボギー貨車 その2              なんこう
100 さくらが咲く前に
     東京ブルートレイン・花道は消えず            高野陽一
102 “さくら”,“あさかぜ”ラストラン
     約1000人のファン東京駅で別れ惜しむ
103 ワキポン
     東京発長崎行き 19時間2分の旅            脇 雅恵
118 MODELERS FILE C57
     その昭和40年代半ば 第2回              前里 孝

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 19 新車登場
 44 店めぐり街ぐるめ
   アライヴ/タヴァサホビーハウス
 82 輝け!日本の運転会
 88 松井工務店 /松井大和
   改めてバラスト撒布について考える
 90 Come On Over! /佐々木也寸志
   プロトタイプを意識した模型編成を考えよう!
 98 Coffee Cup /前里 孝
   小田急ロマンスカーVSEのその後
104 旅は客車と共に…そして模型に客車ありき
   Oゲージで造り続けた旧型客車30年の集大成(後編) /甲斐三幸
112 2005年欧州製品最新情報 I
124 伝言板
148 いちぶんのいち情報室
154 BOOKS
155 甲種・特大情報
160 新車登場インデックス
161 Combo Caboose/掲載広告牽引
163 紙成模型塾 型紙
   名古屋鉄道7300系(モ7300)

3月19日(土)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.19■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.19が3月19日に発売となります.

●第19号の内容(登場順)
ミャンマーのSL 鉱山に残るトゥーフーター
唐津の九六
大隅路のC58
模型で楽しむ「蒸機の時代」3・C57 1 天賞堂1/64モデルに見る「大和撫子」ぶり
黒岩保美蒸気機関車アルバム17 函館本線 仁山越え
保津峡に沿って 山陰本線京都口の蒸機
日中線のC11
機関区情景 西舞鶴区の九六
駅に拾う
北陸本線杉津にて
ミャンマーのSL 13号と子供たち
三軸寝台車

3月19(土)発売 定価:2,990円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_jyouki.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
■ブラスモデル新入荷
●サンタ・フェ“ヴァレー・フライヤー”編成…流線型改造を施した4-6-2パシ
フィック蒸機と銀色の重鋼製客車による取り合わせが異色の,サンタ・フェ
“ヴァレー・フライヤー”.サンタ・フェを始めUP,SPなど西部の客車を専門に
手掛けるコーチ・ヤード社から,塗装済完成品の機関車・客車セットとして発売
されました.
 客車は全てフル・インテリア付き.これによる重量増をカバーするため,先頭
車の荷物室方台車には補助動力まで装備するという徹底ぶりです.黄・赤・黒の
ストライプの入った明るい銀車体が圧倒的な存在感のあるモデル.セットのほか
機関車単品も発売され,流線型蒸機ファンにもおすすめのアイテムです.(とれ
いん4月号“新車登場”でも紹介しています)
●サンタ・フェ 4000シリーズ暖房車…“ヴァレー・フライヤー”と同時に発売さ
れた,コーチ・ヤード社の新作.蒸機暖房設備を持たないディーゼル機関車が旅
客列車を牽引できるよう,蒸機のテンダーを改造して蒸気発生器(SG)を搭載し
たもので,三軸台車の炭水車然とした姿に側面に丸窓の追加された,独特の風貌
が個性的です.同色のFT,F3ディーゼルなどと繋げて楽しむのがベスト.

■ウォルサーズ客車各種
ウォルサーズ製のプラ客車.アムトラック“スーパーライナー”客車が久々の入
荷です.今回は“スーパーライナー I”の座席車,食堂車,寝台車,ラウンジの
ほか,窓のないコルゲート側面が特徴の1700シリーズ荷物車が入荷いたしまし
た.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200503/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.43
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さあ.4月です.気持ちを新たにして頑張りたい季節ですね.東京のソメイヨシノ
はすっかり葉桜に変わり,今は八重桜が見頃です.そして,つつじ,藤へと花の
季節は移り変わります.休む暇なく次から次へと花々が咲き乱れるこの季節は毎
年心躍りますね.
 今年の桜の見頃は,ちょうど「とれいん」の締切と重なってしまったのです
が,合間にとれた休みに思い切って花見に出掛けてきました.
 先月訪れたときはまだかたい蕾だった伊東線の伊豆多賀駅の桜です.この桜が
咲いたらどのようになるのかどうしても見たくなってしまったのです.まさに散
り際で,あまり人気のないホームは散った花びらで白くなり,出入りする電車の
巻き起こす風に“サーッ”と舞い上がり,幻想的な風景でした.その日の夜から
花散らしの雨が降ったため,まさに今年の見納めの桜となりました.
 桜前線は着々と北上中.みなさんはどこでどんな花見をされましたか?
                    (めるとれ編集長:脇 雅恵)    
                                     
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 採用面接に追われる日々      なんこう やすひろ 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・RAIL No.52
  ・Rails Americana 1
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷
  ・ウォルサーズ新製品 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

☆―――――――――――――――――――――――――――
 採用面接に追われる日々     なんこう やすひろ   
―――――――――――――――――――――――――――☆
本誌DTPオペレーターとして丸6年,活躍してくれた松下展子嬢が5月に退職する
事になりました.誌面を彩る写真のデータ補正や変換作業,一部スキャニングや
割付,また印刷所とのやりとり等,彼女の仕事は多岐にわたります.また編集部
や印刷所との調整役としても十二分に活躍してくれました.数年前から私が編集
部の仕事を増やすことができたのも,私から多くの仕事を引き継ぎ,彼女なりの
改良を加えて効率化する事ができたからです.これからは彼女の仕事をワキボン
が引き継ぐ事になります.今までお疲れ様でした.

先代の事務員だったT嬢,初代DTPオペレーターの0嬢,松下嬢,ワキボン,そして
今の事務員のW嬢.W嬢のみ直接面接していませんが,この採用の時も面接官をし
ていたので,6年ほど前から5名の採用に携わった事になります.書類選考で落
ちた人を除いても,直接面接した人は70名近くになります.随分と多くの人を面
接したものです.幸い採用した娘はすべて能力的にも性格的にも問題なく,いや
出来過ぎており,我々男性編集部員はどれほど助けられた事か・・・

さて,欠員が出たので早くオペレーターを採用しなくてはいけません.我々のよ
うな小さな出版社は別に新人にこだわっているわけではありません.即戦力にな
る人,初心者なら素質のある人を採用しなければなりません.小さい会社だから
こそ,一人の力が会社に与える影響はとても大きいのです.早速,求人情報誌で
DTPオペレーターの募集を出しました.

しかし時代も変わったものです.求人誌に依頼したら,誌面以外にも同誌が運営
しているインターネットサイトでも募集をかけてくれました.応募する人はサイ
トのテンプレートに志望動機,自己PR,職歴,資格などを書いて送信ボタンを押
します.すると私だけが閲覧できる画面に“応募あり”として表示されるので
す.こちらの応募が10名.誌面の応募が20名,合計30名のご応募がありました.
ありがたや,ありがたや.

さて,履歴書やネット経由の応募者データを見て,こちらで設けたいくつかの基
準をクリアしているか確認します.その基準に達していない人はこの時点でお断
りします.とはいえ,できる限り多くの人と直接お話したいので,その時点では
10名ほどに止め,残り20名と面接します.この人達とは電話やメール等で,面接
日を決めます.ただこの時点で明らかになったのですが,以前とは全く異なる傾
向が現れました.それは・・・

応募したにもかかわらず,こちらが送ったメールに返事をしなかったり,電話応
募で面接日も決めてあるのに,指定した日に来ない人が多い!

・・・ことです.以前の5名を採用する時は殆どいなかった“バックレ”が今回
は頻発しました.率にして3割近く!!すごい数字です.ネットの募集に限りま
せん.電話応募も“バックレ”が多いのです.景気に明るさが見えたからでしょ
うか?それだけではなさそうです.どうも今の若い人(20代前半)のモラルが低
下しているように思えてならないのです.

履歴書にも微妙な変化があります.応募資格は35歳までなので,30代の人の履
歴書も拝見します.私と同世代なので,体裁も見ていてしっくりきます.私が履
歴書を書いていた頃は同封のサンプルを見たり,『履歴書の書き方』なんて本も
見つつ,考えて考えて慎重に書きます.なるべく楷書で枠からはみ出さず,下線
に添わせ,大きめに書くようにします.30代の人の履歴所は字の上手い下手こそ
あれ一応,楷書で丁寧に書かれています.趣味とくればロックでも“音楽鑑
賞”,マンガでも“絵画鑑賞”と書きます.当たり前です.(笑

しかし,いまどきの若者(なんかオヤジのグチっぽくなってきたな・・・)の履
歴書は女の子なら小さくコチョコチョっと書いてあるし,ある人は趣味欄に“ヤ
フオク”と一言.おいおい・・・私もヤフオクは大好きですが,一応採用面接で
提出するんだから,あまりぶっちゃけないように.友達じゃないんですから.

まあ,全く顔の見えない履歴書しか書けない上の世代よりも,今の20代前半の人
達の方が履歴書で性格はよく分かります.書類選考がしやすくなったという意味
ではラクになりました.

ただ話を戻しますが,3割近くもバックレられてしまうと,採用したあと,この
人もすぐバックレるのではないかと心配になってしまいます.先輩もしっかり教
育しようとする気が削がれるのではないでしょうか.景気が良くなり就職環境も
少しは改善したようですが,それでも依然厳しい事にはかわりありません.やっ
ぱりやる気のない人が多いのですかねぇ.

明日も面接する人が数名います.良い人と巡り会えますように・・・

さて,こんな話では関係する写真を掲載する事はできません.個人情報保護法が
施行されましたし(笑.というわけで,今回は発売号の“つけたり はづしたり”
でも触れた磐越西線の迂回貨物線の別カットを2点ほど.ほんの先月なのに雪景
色だもんなぁ.詳しくは本誌にて・・・

写真1
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200504/DD51.jpg
会津若松と堂島の間でパシャ!すでに5時近かったのでVELVIA 100Fでは限界に近
かったけど,何とか写ってくれた.DD51なので本来なら非電化区間で撮影した
かったけど,これはこれで良いかも. 2005年3月9日

写真2
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200504/ED75.jpg
これは安子ヶ島と菊田の間のS字の登りカーブ.ここまで郡山に近づくと雪は全
くなかった.今まで何とも思っていなかったけど,ED75って意外とカッコイイ.
2005年3月9日

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん5月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 鉄路のアトム ED60・61・62
国鉄が直流電気機関車の期待の星として開発した,重連総括制御可能なED60と,
そのED60に回生ブレーキを追加して中央本線での効率的な運転をめざしたED61.
そして,ED61に走輪を追加取り付け改造して誕生した,支線区貨物列車用ED62.
そのすべてを探ります.
 MODELERS FILEでは誕生時から終焉までの形態の変化を中心にたどります.
 模型では,歴代製品を総覧してこの機関車がいかにモデラーにも親しまれてき
たかを回顧するとともに,新たな製品の組み立てにチャレンジします.さらに
ペーパーによる全自作の試みと,旧製品のリフレッシュも紹介します.

●2つの新連載開始!
 ・模鐵技師  レストア&スクラッチを志す人に捧げる  須藤領一
須藤領一さんによる,修理,スクラッチビルドに的を絞った連載が開始されま
す.新作のみならず,旧作品のレストアという,いままであまりとり上げられる
ことのなかった分野の工作技法も,続々と紹介してゆきます.

 ・欧州鉄道玉手箱  前里 孝   
ウラル山脈からジブラルタルまで.欧州の古今東西の鉄道(車輛に限らないそう
です)を,順次ご紹介.模型だけのこともあれば,実物中心のことも.毎回,ど
んな地域のどんなテーマが題材となるのかは開けてみてからのお楽しみ.

【目次】
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特集 鉄路のアトム ED60・61・62
   4 グラフ アトム機関車 ED60・61・62
     その活躍を見る          久保 敏/木村則之/前里 孝
 43 MODELERS FILE 日本国有鉄道/JR貨物
     ED60・ED61・ED62を振り返ってみる
 52 ED60・61・62を作った模型メーカー まとめ:西原 功
 54 ED62 ただいま製作中!
     「電車から電機へ」レイバンズのペーパー技法応用編   木村則之
 55 “アダチ”製ED62旧製品を13mmに改軌           甲斐三幸
 57 早速作ったマスターピース製ED60 2題     原嶋泰雄・牛越憲治
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新連載
  8 模鐵技師
     レストア&スクラッチを志す人に捧げる         須藤領一
 86 欧州鉄道玉手箱
     A 3/5 スイス国鉄の蒸気機関車の女王
              前里 孝 写真協力:西橋雅之 模型協力:海龍
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  3 日本アルプスの展望電車サイ88
     ハイデッカーの元祖になるはずだった幻の湘南型中間車  山本清和
 62 紙成模型塾 第五講 名鉄7300系を作りました    生徒/汲田純一
 68 想い出の臙脂帯
     〜京王5000系の活躍を振り返る〜  模型製作:南 千里/小笠原淳
          アイダホを訪ねて
    穀倉地帯を巡る収穫列車と“アメリカン・オリエント・エクスプレス”
                                中村彰宏
  90 2005年欧州製品最新情報 II
102 第5回 鉄道模型合同運転会 in TOKYO
                取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
110 保存車輛めぐり
     Wagons-Lits PULLMAN No. 4158 日本へ再び
     箱根ラリック美術館 オープン             前里 孝
114 時代を創った模型
     京都N電タイプトロリー                 波多野茂
118 保存車輛めぐり
     旧線路脇に保存された上田交通モハ5253
      長野計器株式会社丸子電子機器工場
------------------------------------------------------------------------
 19 新車登場
 60 店めぐり街ぐるめ
   安井模型/KSモデル
 66 つけたりはづしたり /なんこう
   磐越西線の貨物・R/C戦車は面白いが……
 76 連載 米国客車の楽しみ
   第9回 エクスプレス・ボックスカーのいろいろ /解説:糟谷卓正
 96 松井工務店 /松井大和
   天賞堂“ミニ・ジオラマ・ブック”の可能性
 98 カルタゴ・サロン
   コッペル!コッペル! /中部浩佐
   沼尻鉄道物語・川桁駅構内設計編 /畑中 博
106 ニモ電大百貨
   第6回 近鉄モト2701・奈良電デトボ361 /玉井東造
 98 Coffee Cup /前里 孝
   春は出逢いと……
120 輝け!日本の運転会
123 伝言板
148 いちぶんのいち情報室
154 BOOKS
155 甲種・特大情報
160 新車登場インデックス
161 Combo Caboose/掲載広告牽引
163 紙成模型塾 型紙
   名古屋鉄道7300系(ク7200)
4月21日(木)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ Rail No.52 ■■
●東海道本線 米原電化50年
昭和30/1955年7月,東海道本線の電化区間が米原まで達しました.待望の関ヶ原
無煙化が達成されたわけです.
 この電化では,名古屋地区電車化の大切な基地として大垣に電車区が新設さ
れ,80系電車が配置されました.
 以来50年,この地区の東海道本線を走り抜けた電車たちと大垣電車区の歴史
を,永年に亘って国鉄名古屋鉄道管理局で運転実務に携わってこられた伊藤禮太
郎さんに語っていただきました.
 また,大垣電車区のクィーンであった80系,153系,165系電車のこの地区での
歴史を,国鉄運転史研究の第一人者である三宅俊彦さんに綴っていただきまし
た.膨大な所蔵資料の中から,大垣電車区に配置された153・155・159電車の運用
図表20点以上と主要列車の年代別編成表を多数掲載.大垣電車区配置の準急・急
行用電車の運用について,集大成的な記録記事となりました.
 さらに,この地区を通過した車輛や列車の,沿線各地での50年間の歴史的名場
面を,地元在住のファンによる作品を中心としてグラフページを構成しました.

●Rod Driveの機関車 III
第二部では,峰岸 彰さんの筆による,“ロッド式電気機関車”の続編です.欧
州を中心とする各国のロッド式機関車を,精緻な構造図とメーカー写真,筆者自
身の撮影による写真と丁寧な解説文で紹介します.

4月21日(木)発売  定価:本体3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_rail.cgi


■■ Rails Americana 1 ■■
とれいん 増刊

マイナーこそ趣味の王道.この一冊にジャンルごと月刊誌1年分以上の刺激を集
約.横綴じによる切れ目無しの大型写真で真っ向勝負
 
 生後18カ月でカブースを手にした衝撃からのめり込んだ米国鉄道の世界.以後
鉄道模型生活50余年で学んだ米国鉄道の知識をすべて傾注する年刊フォト・エッ
セイ.プレス・アイゼンバーン初のオール・カラー本.
 値段が手頃でボリューム感/色やレタリングがきれい/旅先で実物を見て感動
/日常生活の煩わしさをしばし忘れ雄大な気分に浸らせてくれる/レイアウト用
品の豊富さも製作意欲をそそる,等々,近年水面下でファンが急増している米国
型鉄道模型の世界をさらにエンジョイさせる,旅と模型の複合エッセイ.米国鉄
道の基礎知識,用語も随所で解説.
「これからアメリカ型ファンになってみようか」という貴方を想定して執筆

【目次】
4  Dinner TrainとSnoqualmie,Puget Sound
    Seattle 汽車好き流 乗って食べて写して
14 CHICAGO
    “Loop”と“Double-declers”
     ちょっと立ち寄るシカゴの鉄道散歩
24 夢の博物館IRMを訪ねる
30 ALL about Cabooses
    魅惑のカブース
39 Brass Caboose Collection 300台

4月21日(木)発売
A4変形 横綴じ 本文オールカラー 60P
定価:3,990円(本体価格3,800円)

●表紙画像,詳細はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200504/RA.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●ブラスモデル新入荷
チャレンジャー・インポーツ  Eユニット・ディーゼル…かねてより予告されてい
た,チャレンジャー・インポーツのEユニット・ディーゼルが待望の発売.発売さ
れたロードネームの殆どは予約完売でしたが,“シティー”特急牽引などに活躍
した,ユニオン・パシフィック(UP)塗装のE8A+B+B 3輛セットがギャラリーに入
荷しています.
 製品は真鍮プレスの流麗な車体にサムホンサ製ギヤボックスを搭載.ギヤ比も
特急牽引機にふさわしく,2〜3Vの低速からスムーズに走り出し,従来製品よりも
高速域の伸びに優れた動力性能です.もちろん全車モーター付きで,ヘッドライ
ト類はフル点燈.増結用のE9B単品もございますので,A+B+B+Bの四重連による,
往年のシティー特急群フル編成も再現できます.

●ウォルサーズ新製品 
木造エクスプレス・リーファー…旅客列車に連結されて活躍した,人気の高いエ
クスプレス・リーファーがウォルサーズからプラ製完成品で発売.製品化された
のはGATXの50フィート木造タイプですが,側面の木目やリベットの表現も繊細
な,現代的水準の好製品に仕上がっています.端梁が妻面に張り出した台枠やペ
デスタル台車の表現も雰囲気満点.
 ロードネームも濃緑塗装,赤ロゴの派手なREAをはじめ,プルマングリーンに
オーソドックスな金レタリングが映えるPFE,ART,ワバッシュ,ニッケルプレー
ト,フリスコなど各鉄道が揃っています.旅客列車の機関車次位に繋げると列車
が引き立ちます.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200504/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
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               めるとれ Vol.44
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今月発売号のとれいんに掲載されている「ワキポン」.実は2ページの拡大版で
す.さてどこへ行こうかと悩んでいたのですが,今まで一度も乗ったことのない
都電に乗車してきました.編集部のある江古田からわりと近い距離にあるのに,
乗りに行かなかったのが不思議なくらいです.いつでも乗りにいけると思うと,
いつまでも行かないものですね.JRと接続している駅が少ないというのも,理由
の一つかもしれません.どこから乗車するか地図とにらめっこした揚げ句,結局
JR高田馬場から始発駅の早稲田まで歩いてしまいました.
 GW中だったということもあり,どの電車も混んでいてビックリしました.“都
電”というからもっとのどかな路線を想像していました.
 庚申塚では,巣鴨地蔵尊に参拝する元気なお年寄りが沢山いましたし,荒川遊
園地前では子連れの家族で車内が満員になるなど,12.2kmという短い路線長の中
で次々と客層が変化するのを“なるほど,都電は都心北部の縮図なのだな”と一
人納得して乗車していた次第です.地元の貴重な足として活気あふれる都電荒川
線.今回,スタンプを押したり,写真を撮ったりとけっこう忙しかったので,ま
たプライベートでのんびりと訪れたいです. 
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 小田急ロマンスカーの話題いろいろ      汲田純一 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・樋口慶一写真集 東北の蒸気機関車−青森を中心として 下巻 
  ・電車の風景 ─小さな電車の通いみち No.3
 とれいんギャラリーニュース
  ・PBL“スター・ペイント”輸入取扱い開始!
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☆―――――――――――――――――――――――――――
 小田急ロマンスカーの話題いろいろ     汲田純一   
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沿線に住んで約20年,私が鉄道に興味を持つきっかけになったこともあり,小田
急の車輛にはやはり思い入れがあります.中でもロマンスカーはある意味特別な
存在であり,特に展望席に乗るというのは今でも何かワクワクするものがありま
す.今年3月には9年ぶりの新型ロマンスカー50000形・VSEがデビューしました
が,なかなか指定券が取れず乗車のチャンスを窺っていたところ,悪いお友達
(笑)から1本の電話が……「展望席のチケット取れたから来ない?」……という
わけでデビューから2ヶ月,ようやくVSEに初乗車です.
 5月某日,「悪いお友達」数人と“はこね41号”に乗るべく町田駅ホームで待ち
合わせ(新宿から乗れなかったのは残念でしたが……),17時40分,箱根湯本に
向けていざ出発,懐かしいミュージックホーンが響き渡ります.また,車内放送
でもロマンスカーCMソングのサビ部分をオルゴール風にアレンジしたメロディー
が使われているなど,旅情を誘う演出に小田急の意気込みを感じずにはいられま
せん.
 さらに,小誌2月号MODELERS FILEなど,各誌の記事では見ていたものの,実際
に車内に乗り込んでみると驚きの連続でした.まずはVSE(Vault Super
Express)の名前の由来ともなったアーチ型天井(=Vault),何とも言えぬ開放
感があり,箱根へ向かう観光特急らしい華やいだ雰囲気が漂います.そして通路
を抜け展望席に着席.VSEはこれまでのNSE・LSE・HiSE,さらには名鉄7000系など
の展望席と異なりやや太めの窓柱があります.これが視界を遮るのでは?と乗車
前は心配をしていました.実際に座ってみるとさほど気になりません.また,前
面の窓ガラスにピラーが入っていないので視界は大きく広がっています.さらに
曲面ガラス特有の歪みもなく,驚くほど迫力ある風景がそこには広がっていたの
です.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/01.jpg
写真:トンネルの内壁と,そこを抜けた先の風景……展望席からの眺めは迫力満
点の非日常の世界.

もう1つ,驚かされたのは乗り心地です.動き出しや停車寸前でもほとんどショッ
クが無く,カーブでは空気バネでの車体傾斜制御で遠心力を感じさせないなど,
「こんなに揺れない,乗り心地の良い電車は初めてだねぇ」と皆で口を揃えるほ
どです.しかし,楽しい時間はあっという間に過ぎるもの.いつの間にか箱根登
山線に入り,町田を出発して約1時間,18時39分に箱根湯本に到着しました.9分
後には早くも“はこね42号”として折り返していくのですが,到着時にはすでに
たくさんの乗客が待っているのです.わずかな折り返し時間にはみな記念撮影を
しており,「ロマンスカー=展望席」というイメージ,そしてそれが復活した
VSEの注目度の高さを改めて実感させられた瞬間でした.
 本当はこちらも記念撮影といきたいところでしたが,人数分の帰りの特急券を
窓口で確保した時にはすでに発車間際……慌てて乗り込み(汗),一路新宿に向
かいます.そして,すっかりVSEが気に入ってしまった私は,その車内で携帯スト
ラップも思わず購入.その後も心地よい走りを満喫しながら鉄道談義に花を咲か
せている間に新宿に到着.そして,西口地上改札を出る前に目に飛び込んできた
のは壁面に描かれた実物大のイラスト(というよりも図面といったほうが近いか
もしれませんが)と,歴代のロマンスカーを紹介するパネルでした.しばしこれ
に見入ったあと,この日は解散と相成りました.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/02.jpg
写真:新宿西口地上改札前の展示パネル.ここで記念撮影する乗客も多いとか.

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/03.jpg
写真:携帯ストラップ(700円).実は駅の売店でも大分前から売られていたので
すが,「乗車記念」ということで今回まで我慢していました(笑).

50000形VSEの登場に伴う10000形HiSE・3編成の運用離脱(残るは1編成),7000形
LSEのシングルアームパンタ化など,このところ話題の多い小田急ロマンスカーで
すが,先日になって東京メトロ千代田線への直通運転計画が発表されました.そ
れによると,夕方・夜間に湯島始発で町田・相模大野方面へ向かうとのこと.
おそらく今の「ホームウェイ」のような運転形態となるのでしょうが,専用の新
型ロマンスカーが新たに造られるというのです.小田急と地下鉄では車輛限界が
異なるので当然といえば当然なのですが,30000形EXEのような車体にVSEの内装
か???などと,どんな車輛になるのか今から勝手な想像を膨らませておりま
す.運行開始は2008年とのこと.今から楽しみですね.

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん6月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 紙成模型塾Special! 十人十色 73系電車
第2次世界大戦後の日本の通勤輸送を支えた電車,それが“73系”です.今回は
73系電車の実物についての概史を,久保 敏さんを中心とするベテランが撮影し
た,カラー&モノクロの貴重な写真で振り返ってみました.“紙成模型塾”は講
師として村松 努先生を迎え,各地の73系を8人の生徒と共に再現しています.巻
末には型紙を特別付録として添えておりますので,どうぞご活用ください.

●10系気動車の編成あれこれ
国鉄地方線区の輸送近代化に大きな役割を果たした10系気動車について,TOMIXか
ら発売されたNゲージと,PEMのHOsモデルの加工例をお目に掛けるとともに,
MODELERS FILEとして,さまざまな系列との併結具合を,各地各線区での実例写真
で観察してみました.

●Nゲージ総合研究所  トミックス TCS車載カメラシステムを使いこなす
TOMIXから発売のTCS車載カメラシステムを使いこなすためのテクニックを編集部
で徹底検証してみました.この記事で紹介したカメラカーからの風景はエリエ
イ・ホームページ“Cyberとれいん”内で動画でご覧頂けます.(URLは本誌をご
覧下さい)

【目次】
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【特集】 紙成模型塾Special! 十人十色 73系電車
 44 73系電車概史
      写真:久保 敏/小山政明/中野 旭/森岡仁志 解説:汲田純一
 50 紙成模型塾 第六講 国鉄73系電車 講師:村松 努
 54 講師と塾生の作品レポート
     可部線・試作全金属改造車・東武7300系・片町線・阪和線・仙石線・
     クモハ73117ほか
      村松 努・梅原顕彦・大西淳治彦・小笠原 淳・加藤勝司・
      阪田正嗣・佐藤正央・茂木隆之・森岡仁志
116 とどろく鉄輪 73系が駆け抜けた風景2題
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【今月の注目記事】
10系気動車の編成あれこれ
 92 不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車
     第5回 10系気動車自由自在(その1)          大島仁知
 96 薫風のキハ48100
     PEM キハ10キットを夏姿に              栗原常治
 98 MODELERS FILE 10系気動車のつなぎかた
                         写真:林 嶢/前里 孝
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  3 カラーグラフ 2005 森林鉄道フェスティバル
     動態保存車輛体験乗車より            りんてつ倶楽部
  4 第6回関西Nゲージ合同運転会
                     取材:汲田純一 撮影:松本正敏
 10 新進メーカー覗き見隊 コスミックRM
 60 サロン・ド・ヴァプール
     冬の欧州二大ライブスチーム大会訪問記         長島壯夫
 62 複線を借り切って運転を堪能する
     Models IMON横浜店に完成した,Nゲージレンタルレイアウト
 64 個性がスパークする私鉄電気機関車
     鉄道模型同好会「どうりん」・2004年クラブ課題作
                            全撮影:三木浩三
 75 創立10周年を迎えた南海電車愛好会
                   レポート:久下謙次/撮影:西村 克
 76 Nゲージ総合研究所
     第8回 トミックス TCS車載カメラシステムを使いこなす
             主任:汲田純一 助手:西川勝也 所長:なんこう
114 ワキポン
     都電荒川線スタンプラリー               脇 雅恵
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  8  店めぐり街ぐるめ
   まゆ模型/早川模型製作所
 19 新車登場
 80 欧州鉄道玉手箱 /前里 孝
   E10.12 1960年代 1960年代西独国鉄の華
 84 松井工務店 /松井大和
   天賞堂“ミニ・ジオラマ・ブック”の可能性 その2
 88 Come on Over! /佐々木也寸志
   BNSF Railway
106 Coffee Cup /前里 孝
   気になっている場所
108 模鐵技師 /須藤領一
   第1章:EB50の再生 その2:塗膜剥離
112 輝け!日本の運転会
119 伝言板
144 いちぶんのいち情報室
150 BOOKS
151 甲種・特大情報
156 新車登場インデックス
157 Combo Caboose/掲載広告牽引
159 紙成模型塾 型紙
   国鉄73系(クモハ63・クモハ73・クハ79) 2枚

5月21日(土)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ 樋口慶一写真集 
東北の蒸気機関車−青森を中心として 下巻 1964-1976年 ■■

お待たせしました.樋口慶一氏の大記録写真集,「東北の蒸気機関車」下巻が完
成いたしました.
 下巻では昭和40年以降,進捗してくる東北電化と全国的な無煙化によって各地
からつぎつぎ転入してくる蒸機の,青森地区での生き様を中心に,快走する
C60,C61の両ハドソン,青函連絡船の青森桟橋用にテンダーを改造した9600形の
バラエティー,支線区に活躍したC11の詳細観察などを紹介しています.特に125
輛を揃えたD51の形式写真,準形式写真は圧巻で1000輛を超えたD51のメーカー,
ロット別差違を確認するのに絶好の資料,中には左右両面やテンダー後面まで
揃った機番も多く模型化にはまたとない材料となっています.
 いままで詳細に発表されたことのない土崎工場形密閉キャブ,東北のギーゼ
ル・エゼクター装備機群,キャブ屋根延長のバリエーション,1輛のみの奇怪な重
油タンク,などなど…これぞ地元在住の定点観察でなくては成し得なかった前人
未踏の大記録です.青森操車場で記録された蒸機時代の新旧貨車も鉄道模型を考
える上では貴重.私有貨車の標記や北海道専用鉄道へのDLの甲種回送も珍しいも
の.東北,奥羽両本線がまさに国民生活を支えた大動脈であった様子がひしひし
と伝わってきます.国鉄蒸機をテーマにするモデラーなら,この本1冊で40年以
上,工作の種は尽きないでしょう.

上製本・箱入り・保存版
5月21日頃発売 定価:本体14,700円(税5%を含む) 荷造送料サービス 
(上巻 1954-1963も好評発売中です! 定価:本体12,600円(税5%を含む)

●表紙画像,詳細はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/higuti.html


■■ 電車の風景 ─小さな電車の通いみち No.3 ■■
とれいん7月号増刊  A4判横綴じ84ページ(内カラー16ページ)

ご好評をいただいて第3巻まで進んだ本書ですが,その編集がたけなわであった本
年3月31日に,所載されている日立電鉄が廃止されるという悲しい出来事がありま
した.思えば,今回登場する鉄道のうち約半数は既に廃止されていますし,現存
する鉄道であっても,登場する車輛の大半は既に失われています.これらの貴重
な記録を,形式写真を中心に1ページあたり1〜2点という贅沢なレイアウトでお目
にかけるという体裁は,既刊の2冊と変わりありません.解説が少ない写真集であ
りながら,資料性も非常に高いというのが本書の特徴です.実物ファン・模型
ファンを問わず,「記録の大切さ」をご存じの諸兄なら,この値打ちをわかって
いただけることでありましょう.

本書に登場する鉄道(登場順)
カラーグラフ…箱根登山鉄道/ゴルナーグラート鉄道(スイス)
本文…庄内交通湯野浜線/越後交通長岡線/日立電鉄/豊橋鉄道鳳来寺線/近鉄
北勢線/近江鉄道/水間鉄道/土佐電鉄安芸線/一畑電鉄

5月21日(土)発売  定価:本体2,990円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/densya-3.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
■PBL“スター・ペイント”輸入取扱い開始!…Sスケールのリオグランデ・ナ
ロー製品や,ネオ・リューブ,極細ハンダなど工作に役立つアイテム類でおなじ
みのP.B.L.社が発売する塗料,“スター・ペイント”が初入荷.エナメルのよう
な微粒子だがラッカーのように速乾タイプで,筆塗りにも吹きつけにも適するう
えにプラスティックにもOKという(一応試し塗りで安全は確かめて下さい)便利
さが特色です.
 一般的なフレイトカー・レッド,リーファー・イエローやグレー系の色はもち
ろん,リオグランデやウエストサイドなど,ナロー系の色が特に豊富.基本とな
る車体色がペンキ塗りたてと,色褪せた状態の2種用意されるなど,ナローファン
には見逃せないラインナップです.「キャブインテリア・グリーン」なども他社
のカラーには混色せずに済むジャスト・カラーはなかなか無いのでうれしいとこ
ろ. 各1,130円(税込み)
 以下の種類が入荷中.なおギャラリー店頭にて“スター・ペイント”を使用し
たカブースの塗装見本も御覧になれますので,どうぞご参考下さい.

STR01 D&RGW Freight Car Red
STR02 D&RGW Reefer Yellow
STR03 D&RGW Reefer Orange
STR04 D&RGW M.O.W. Gray
STR05 Satin Black
STR06 Satin White
STR07 RGS Depot Buff
STR08 Sea Foam Green
STR09 D&RGW Depot Buff
STR10 Weathered Gray Wood
STR12 Natural Wood
STR13 Cab Interior Green
STR14 Faded D&RGW Box Car Red
STR15 Westside Lumber Red
STR16 Faded WSLCo. Red
STR17 D&RGW Coach Green
STR18 Mineral Red
STR20 Silver
STR23 UP Armour Yellow
STR27 SP Daylight / PFE Orange
STR28 UP Harbor Mist Gray
STR52 Clear Flat 30% Sheen

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200505/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
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いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

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               めるとれ Vol.45
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梅雨前線は北上を続け,気が付けば関東も梅雨入りしてしまいました.ああ,鬱
陶しい季節……と滅入ってしまいますが,でも!来週は夏至です.そう,雨に気
をとられがちですが,日はとても長くなっているのです.
 日が長いというのは嬉しい事です.それが例え雨や曇天の毎日だとしても……
退社時間に表に出てまだ明るかったら,心も身体も浮き足だってしまいます.
まっすぐ帰るなんてもったいない!ついつい寄り道してしまうものです.
 旅をするようになってから,日の出・日の入りの時刻は季節の変化とともに気
になるようになりました.せっかくの車窓風景も,真っ暗になっては,ガラスに
映る自分の顔とニラメッコになってしまいます.そんなのつまらない!外の景色
をなるべく堪能するために時刻表で景勝地の通過時間を調べます.基本ですよ
ね.また,写真を撮る時も長い日照時間に感謝感謝です.撮影時間も長くなりま
すし,なによりブルトレや夜行列車を撮影できるのはこの季節……ですしね.
 鉄道だけではありません.自然の情景もこの季節が一番,美しいと感じてしま
います.特に雨上がりの夕暮れ,湿気を帯びた空気が赤みを帯びたモヤを醸成し
た時,水の滴る木々が光を乱反射させ,その中に佇む光景はとても幻想的です.
そこに空に「天使の梯子」か「虹」がかかっていれば言うことなし.もちろん都
会暮らしでは,そんなチャンス滅多にありません.だから,そんな美しい風景を
追いかけ旅に出たくなるのです.あぁ,箱根の紫陽花が私を呼んでいる……
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                   
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 初夏の信州を訪ねて    平野 聰 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・蒸機の時代 No.20
 とれいんギャラリーニュース
  ・アサーン新製品発売のお知らせ
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 初夏の信州を訪ねて      平野 聰
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5月の連休を利用して,長野を廻る小旅行に出てきました.月刊誌の編集という仕
事をしていると,なかなかまとまった休暇が取れず,ゴールデンウィークもここ
数年は家でノビていたり休日出勤したりして,出不精の言い訳としていたのです
が,たまには大好きな温泉でも入りつつゆっくり,と思い切って出かけたので
す.
 もちろん列車の旅も楽しみたいので,まず中央線の特急“あずさ”で小淵沢
へ.そこから小海線に乗り換えて小諸まで全線を乗り通し,しなの鉄道,上田交
通別所線と乗り継いで別所温泉に向かう,という鉄ちゃん三昧な計画を立てまし
た.
 小淵沢を出ると,小海線は八ヶ岳の南に沿って,ひたすら上りにかかります.
現在は新型のキハ110ですので急坂も軽々と登っていますが,キハ10系とキハ52の
混合だった頃は馬力も足らず大変だったでしょう.それより昔は C56牽引だった
のですから,「飛び降りて小用を足してからでもまた乗れた」などという懐旧談
も,あながち誇張ではない気もしてきます.清里で途中下車し,ぶらぶら歩きを
楽しみながら野辺山へ.途中“JR鉄道最高地点”の踏切で八ヶ岳をバックにキハ
110を待ち伏せました.(写真1)
 野辺山を過ぎると避暑地の華やいだ空気は遠ざかり,純日本的な山間の風景が
展開します.このあたりは「みなかみ紀行」等の紀行文で有名な歌人,若山牧水
が「木枯し紀行」で辿った路でもありますが,当時はまだ鉄道がなく徒歩の旅
で,晩秋をゆく旅人の心細さが良く伝わってきます.うつらうつらしているうち
に佐久.昔から“佐久平”と呼ばれる開けた盆地で,現在は新幹線も通っていて
人の行き来も活発な印象.ここで結構な乗り降りがありました.
 終点の小諸からしなの鉄道で上田に向かいます.新幹線の開業によりJRではな
くなりましたが,未だに115系や169系など国鉄形が主力で,大カーブの連なる線
路をジョイント音をずっしり響かせて疾走する快速列車に乗っていると,ここ
が,特急“あさま”が一日十数往復もしていた,かつての大幹線だということを
実感します.(写真2・3)
 さて,上田駅からは上田交通別所線が出ています.丸窓電車を初めとする多彩
な旧型車輛群で昔からのファンにはお馴染みでしょう.私は初めての訪問なので
すが,もちろんお目当ては終点の別所温泉に保存されている丸窓電車,モハ5250
です.温泉につかってゆっくり羽を伸ばした次の朝,別所温泉の旧跡を巡りつつ
駅に向かいました.(写真4・5)
 ちょうど子供の日でしたので,丸窓電車が保存されている引込線前の広場には
テントが立ち並び,上田交通の出店や鉄道玩具で遊ぶコーナー,Nゲージレイアウ
ト運転などイベントが行われていました.当日は小学生以下に限り別所線の乗り
降りもタダだったようで,いつまでも遊び飽きない子供と,先に帰りたそうな母
親とのケンカなど,のどかで微笑ましい光景でした.沿線住民の鉄道離れや規制
の強化など,地方鉄道を巡る状況はここのところ一段と厳しさを増しています
が,こうして地元の人々に支持されつついつまでも走り続けてほしい,と切に思
います.
 限られた時間に長距離をまわったため,駆け足の旅になってしまいましたが,
佐久・上田・別所・小諸と歴史豊かな町をたどり,昔から文人の詩情をかき立て
てやまない信州の魅力を感じることができました.上田駅の券売所にで売ってい
た旧型車の写真プリントと,出店で求めた上田丸子時代の車輛竣工図集をお土産
に抱え,大収穫の旅でした.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200506/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん7月号■ 

【今月のオススメ記事】
●阪神電車100周年を祝う
阪神電鉄開業100周年を記念した小特集です.Nゲージの作品を通して,100年の流
れを振り返ってみたいと思います.また,西尾克三郎さんのアルバムから,戦前
からの小型車が全廃される直前(1965年)の記録をご覧いただきます.

●MODELERS FILE 小田急電鉄 9000形電車
地下鉄乗り入れ用車輛として昭和46/1971年に登場した小田急電鉄の9000形電車は
それまでにない独特のデザインで注目されました.今でもなお新鮮さを失わない
9000形ですが,ついに廃車が始まりました.そこで,本誌では35年の歴史を振り
返り,形態や編成の変化をまとめてみました.

●5インチゲージでBIGBOYを自作する    横田康治
以前C55やC62を自作して,本誌ではすっかりおなじみの横田康治さん.今回は米
国型関節式蒸機の代名詞的存在である“BIGBOY”にチャレンジ! 5インチゲージ
で全長4メートル近くに及ぶ迫力を味わってください.
 
【目次】
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今月の注目記事
   阪神電車100周年を祝う
 72 阪神電車100周年記念パレード
     Nゲージャー4人集まれば,製品なくてもこれだけデキタ!
                 伊藤亮平・濱田靖之・森 一喜・柚木知志
 80 平成生まれの阪神電車
                                岩井厚司
 82 新旧混在 阪神電車1965年
     小型車最後の活躍を記録した西尾さんのアルバムから
                            写真:西尾克三郎

 84 MODELERS FILE
     小田急電鉄9000形電車
                     撮影と解説:汲田純一(特記以外)
                   撮影:松本正敏.黒岩 隆.秦野 亮
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  3 カラーグラフ BIGBOYの迫力!
  4 トレインフェスタ2005
     膨張を続けるイベント 遂に“グランシップ”をはみ出す!!
                取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
 10 カルタゴグラフ
     コッペル!コッペル! (No.365より)          中部浩佐
 19 静岡ホビーショー2005から
     出展メーカーの新製品をリポート
 46 Pennsylvania Railroad's T1 Class
 47 ペンシルバニア鉄道T-1形蒸機を作る
     世界を代表する量産型デュプレックス機関車を
                   Nゲージでフルスクラッチ! 高橋光男
 52 2005 森林鉄道フェスティバル
                  りんてつ倶楽部・木曾モジュール倶楽部
 56 10系気動車十人十色
     トミックス製品の軽加工でヴァリエーションを楽しむ
 60 紙成模型塾
     生徒編:クモハ73(阪和線・仙石線)2種      塾生:阪田正嗣
 68 AYASEGAWA鉄道模型サークル 公開運転会
     第4回「ふれあい」と「こだわり」の鉄道模型まつり
                             取材:汲田純一
 70 サロン・ド・ヴァプールSPECIAL
     「三丁目の夕日」撮影レポート
     2005年11月5日全国東宝系ロードショー 写真・文:アスターホビー
 98 米国客車の楽しみ 第10回
     エクスプレス・ボックスカーのいろいろ(2)    解説:糟谷卓正
102 サロン・ド・ヴァプール
     5″ゲージでBIGBOYを自作する             横田康治
     第4回ライブスチームin小矢部へのお誘い    やまと鉄道クラブ
110 わだいのキット60 第1回
     Masterpiece製ED62を作る                なんこう
113 Vault Super Express 50000
     ペーパーで早速製作した新型ロマンスカー        川崎健一
120 Nモジュール製作記
      ヘッドマーク ファイブナインズ/ケンユー・トレイン・サークル
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  8 店めぐり街ぐるめ
   メディカル・アート/大谷模型店
 23 新車登場
 64 カルタゴ・サロン
   旅をすれば“鉄”に当る!? /Amaha
   沼尻鉄道物語・川桁駅構内設計編 /畑中 博
 94 欧州鉄道玉手箱 /宗村健志 模型協力:チムニー
   SNCF Grand Confort フランス初の本格200km/h客車
114 Coffee Cup /前里 孝
   昔のことを思い出しながら
116 ニモ電大百貨
   第7回 小田急デニ1101・箱根登山ユ2 /玉井東造
122 松井工務店 /松井大和
   工務店推奨・プチ情景写真集
124 輝け!日本の運転会
126 伝言板
150 いちぶんのいち情報室
156 BOOKS
157 甲種・特大情報
162 新車登場インデックス
163 Combo Caboose/掲載広告牽引
165 紙成模型塾 型紙
   国鉄73系(モハ72・サハ78)

6月20日(月)発売  定価:1,400円(税込)

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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.20■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.20が6月20日に発売となります.

●第20号の内容(登場順)
(続)キューバのオールドタイマーたち
薩摩半島のC56とC12
「C57 139」
黒岩保美蒸気機関車アルバム18 山陽路の蒸機
木曽路のD51(中央西線)
八ヶ岳山麓にC56を追って
機関区情景
札幌近郊の蒸機列車
薩摩半島指宿枕崎線のC12
北沢商店の7号機
日本鋼管の機関車
三軸客車 寝台車2 1等車

6月20(月)発売 定価:2,990円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_jyouki.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●アサーン新製品各種…アメリカ型HOプラ製品の主役格,アサーン社による新製品.
 まずはミニカーの新製品から.街角の中型トラックからハイウェイを疾走する
大型トレーラーまでアメリカの流通を彩ったマック製のトラックが製品化されま
した.荷台部分がコンクリートミキサーとなったBタイプと,レッカー用クレーン
を持つRタイプの2種.マックの特徴的なボンネットをはじめ,メカニカルな荷台
部分を忠実に再現.各タイプとも5色ずつあり,レタリングの違いのみならずバン
パーの形状違いなども楽しめます.60〜70年代のシーンを再現するには是非加え
ておきたい品です.
 もう一つは旧MDC“ラウンドハウス”ブランドをアサーンが引き継ぎ,RTR(完
成品)シリーズとして発売したもので,ちょっと古めの蒸機などにマッチする木
造ボックスカー,リーファーの各種.新規部品でリニューアルされた床下のトラ
ス棒や,リーファーのカラフルな塗色など,古き良き時代の鉄道を彷彿とさせて
くれます.ペンシー,SP,サンタ・フェをはじめ,私有貨車などレタリングも豊
富.数に限りがありますのでお早めに.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200506/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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               めるとれ Vol.46
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関東も梅雨明けし,いよいよ夏本番となりました.先月から今月にかけては,と
れいん増刊号とレイル,とれいん特大号の締切と,目の回るような忙しさでした
が,久しぶりに3連休となったため,先週末は長野に涼みに行っていました.
 目的は「碓氷峠鉄道文化むら」に寄ること.今年3月に廃線跡の線路を使用した
トロッコが運行を開始したので,乗りに行きたいなと思っていたのです.
 横川〜軽井沢間が廃線になる前には「あさま」で何度も峠を越えてきたし,ま
た,平成9年9月30日の最終日には横川駅で最後の別れを惜しんできたということ
もあって,碓氷峠の思い出はつきません.
 今回運行を始めたトロッコ列車は丸山信号場跡の先の「峠の湯」までの2.6kmで
はありますが,かつての本線上をまたこうして走れる日が来るとは思ってもみま
せんでした.66.7‰勾配の区間もわずかながら走るのですが,急勾配をゆっくり
登っていった時の感覚がよみがえってきて,思わず鳥肌が立ってしまいました.
 廃止から8年ともなれば,忘れ去られ,レールは錆びてゆく一方でしょう.しか
し碓氷峠は違います.レールにまた輝きが戻ったのです.近い将来,横川〜軽井
沢間を列車で行き来できる日がまた来るのではないかと,思わず期待が膨らんで
しまいました.              (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                     
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 久しぶりの南カリフォルニア   平井憲太郎  
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  ・日本のTopレイアウト
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  ・第6回 国際鉄道コンベンションのおしらせ
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  久しぶりの南カリフォルニア   平井憲太郎
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6月に,久しぶりにロサンゼルスに行って鉄道写真を撮ってきました.たしか
1998年に行ったのが最後ですから,7年ぶりのことです.
 ロサンゼルス・エリアで絶大な存在感を持っていたサンタ・フェ,サザン・パシ
フィックの両鉄道は,前者が1995年にBNSFとなり,後者は1996年にユニオンパシ
フィックに合併されてどちらも消滅したのですが,前回の訪問時はまだ合併後数
年だったので,線路脇で写真を撮っている分にはその変化を感じることはあまり
ありませんでした.
 当時,地元の口さがないレールファンは「UPはUsually Parkingの略なんだぜ.
線路はいつも列車の駐車場さ.ディスパッチャーが分かってないから,列車がた
まっちゃうんだ.オマハ(UPの本社があるところ)でカリフォルニアの天気なん
か分かるわけないんだから」とまで,悪口を言われていた合併だったのです.
 しかし,今回はすっかり様変わりしていました.ロサンゼルスからバーストーに
抜けるサンタフェの本線,カホンパスではサンタ・フェ塗の機関車はほとんど見
なくなりましたし,逆に以前は列車が少なかったSPのパームデール・ショート
カット線(比較的最近サザン・パシフィックがカホン・パスのサンタフェ線に平
行して建設したロサンゼルス−モハーヴィの短絡線)に次から次へとユニオンパ
シフィック鉄道の機関車がやってくるのです.それも機関車はほとんどすべてが
4400馬力以上のカウル・ユニットばかりです.
 全体的に見ても列車は増えているようです.世界の景気の良さを示しているの
でしょうか? もちろん,列車の主流はコンテナを積んだり,トレーラーを積ん
だりしたインターモーダル列車で,ボックスカーやタンク車が入り交じった一般
貨物列車はほとんど見ません.
 私が初めてこの峠を訪問したのは1985年ですから,もう20年も前のことです.
その当時はSD40-2全盛期で,機関車の出力が今よりも小さいために5重連の上に,
中間補機や後部補機が当たり前の時代だったのですが,いまや相当に長い列車で
も先頭に機関車が3〜4台で楽々走っていきます.
 この季節の訪問も初めての経験でした.友人に聞いたところではこの地方に雨
が多いのは2月頃で,その後の春先に山が緑色になる,とのことでしたが,今回の
6月は草原に小さな花が咲き誇って,まるでお花畑のようになっているのです.カ
ホンは山がちの地形ですから草原といっても大して広いものではありませんが,
石灰岩の岩肌と緑の草,色とりどりの花の組み合わせは,私が持つカホン・パス
のイメージをすっかり変えてくれました.私の訪問前に大雨が降ったのかもしれ
ませんが,一部の地形が窪んだところでは湧き水が池を作ってさえいたのです.
 実を言うと,今回も写真を撮りにここまで出かけるつもりはあまりなかったの
ですが,たまたま暇な時間ができてしまい,それをつぶすぐらいのつもり(ロサ
ンゼルスから1時間ぐらいですから)での訪問だったのですが,「行って良かっ
た」というのが正直な感想です.
 その勢いをかって,翌日は午前中だけですがテハチャピにも出かけてしまいま
した.こちらはロスから2時間ほどかかりますが,朝に出発すれば通勤ラッシュと
逆方向なので,楽しいドライブです.
 やっぱりこちらでも草はきれいな緑色になっており,かわいらしい花もあちこ
ちで姿を見かけます.しかし,私が訪問したときには有名なループでレール交換
作業が行われており,列車の運転が2時間ほど中断する時間にあたってしまいまし
た.それでも自動レール交換装置とゲージ,通り修正装置がジリジリとレールを
交換する様子を,山の上からの遠目でしたが観察できたのは,これも面白い経験
だったと思います.

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200507/merutore.html

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん8月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 進化する国鉄型 特急485系電車

昭和39/1964年以来,国鉄/JRの電化区間を走り続けてきた,485系特急電車の特集
です.
 まずは,オリジナルであるボンネット車の美しさを,懐かしの写真と詳細図面
でじっくりと味わっていただきます.
 続いて,国鉄時代の細部写真や,秋田新幹線建設のころの東北での活躍ぶり.
異端者的存在のサロ481-1050番代など,現在に至るバリエーションの数々を,美
しい写真と資料性の高い写真多数によって.たっぷりとお楽しみいただきます.
 そして,485系のモディファイの代表として,新潟で活躍する3000番代のすべて
と,新潟の485系電車のバリエーションを,各部から観察した写真と詳細な図面で
ご覧いただきます.
 実物記事の締めくくりは,登場したばかり最新モード,“あいづ”編成の細部
写真と詳細図面です.
 485系の模型作品は16番,Nスケールの全自作とキット改造を交え,ボンネット
車から1000番代グリーン車までを紹介.また,エンドウとカツミから発売された
製品の歴史を繙いています.

【目次】
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今月の注目記事
特集
進化する国鉄型 特急485系電車
  3 姿を表した485系の最新ルック
  4 485系電車北から南から
                   写真:松本正敏/来住憲司/前里 孝
 10 ジョイフル・トレインあれこれ
                      写真:RGG/松本正敏/前里 孝
 48 MODELERS FILE 485系のボンネット
         写真:荒川好夫/山崎英明/松本正敏/来住憲司/前里 孝
                      詳細図面:吉田健太郎(A;Train)
 57 MODELERS FILE 山口雄一郎さんのアルバムから
     国鉄時代の485系各態              写真:山口雄一郎
 66 MODELERS FILE JR東日本 新潟支社の485系電車
     3000番代を中心として観察する
      協力:JR東日本 写真:前里 孝 詳細図面:海老原可奈(A;Train)
 80 MODELRES FILE 485系の最新モード“あいづ”
      写真:前里 孝 協力:JR東日本 詳細図面:海老原可奈(A;Train)
 88 秋田新幹線開業前の東北地区の485系
     特急“たざわ”を中心に                入江孝徳
 94 サロ481形1050番代を作る
     485系1000番代を銀屋根でそろえるために         入江孝徳
 98 模型に見る485系長大編成の魅力
                       製作:山口雄一郎/入江孝徳
101 カツミ・エンドウ製品に見る495系模型史
                   解説:入江孝徳/模型所蔵:西原 功
106 485系ボンネットを自作する
     メタルソーとミニフライスを使った工作方法 第1回   越後要介
110 特急しらさぎK10編成
     〜特定ナンバー仕様で製作した485・489系混成編成〜   吉田康人
112 本誌で紹介した485系の模型製品一覧
114 プリペイドカード・ノベルティグッズコレクション
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 25 JNMAフェスティバル2005
118 「緑のUライン」と「夢かもめ」
     〜神戸市電ファンが作った神戸市営地下鉄〜       奥田英夫
122 新進メーカー覗き見隊/でんてつ工房
123 話題のキット61
     アルモデル製 自由形凹電キットで遊ぶ         平野 聰
140 商店街を往く貨物列車                  峰 昌宏
142 夜景が魅せるローカル私鉄                大家雅昭
144 トレインフェスタ2005
     膨張を続けるイベント 遂に“グランシップ”をはみ出す!!
147 トロリーバスを作りました                徳田達彦
150 クモハ12 リベット表現にこだわりあり!
     福塩線のクモハ12040を作る               阪田正嗣
------------------------------------------------------------------------
 28 新車登場
 47 ワキポン /脇 雅恵
   東京駅 駅舎復原に向けて
116 輝け!日本の運転会
126 Come on Over! /佐々木也寸志
   カホン,テハチャピ2005
130 不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車
   第6回 10系気動車自由自在(その2) /大島仁知
134 欧州鉄道玉手箱 /前里 孝 模型協力:天賞堂
   CityNightLine Donau Kurier
136 カルタゴ・サロン
   旅をすれば「鉄」にあたる!? Part2 Amaha
   沼尻鉄道物語 建物の制作方法 畑中 博
148 Coffee Cup /前里 孝
   あおなみ線のうた
154 模鐵技師 第1章:EB50の再生
   その3:錆びを取り除く /須藤領一
157 伝言板
182 いちぶんのいち情報室
188 BOOKS
189 甲種・特大情報
194 新車登場インデックス
195 Combo Caboose/掲載広告牽引

7月21日(木)発売  定価:1,800円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ Rail No.53 ■■
     
昭和40年代まで,北九州には無数といってよいほどの炭砿が存在しました.その
多くは,なんらかの形で鉄道が係わっていたわけですが,現在では,炭砿も鉄道
も,ほとんど全てが失われており,存在の痕跡すら薄れつつあります.
 今回は,地元北九州に在住の大谷博孝さんが,かつての国鉄香月線香月駅に接
続していたちいさな炭砿鉄道の歴史を繙いてくださいました.
 日本で初めて炭砿が開発されたのがこの地域であるということも含め,小さい
ながらも重要なポジションを占めていました.その最初の名前は鞍手軽便鉄道.
 在籍した機関車は,釜石軽便から南海鉄道を経て九州へやってきたシャープ・
スチュアートのサドルタンク機に加え,自社購入のBコッペル機とCコッペル機が
各1輛.その,劇的な変遷を繙き,地形図と空中写真と現地の踏査で路線の痕跡を
訪ねます.
 加えて,小倉在住のベテランファンである奈良崎博保さんが,昭和20年代の北
九州地域で見ることができた“古典ロコ”について,アルバムを見せてくださる
とともに,当時の様子をつぶさに語ってくださいました.この記事では,機関車
のことだけではなく,そのころの趣味活動の様子もうかがい知ることができま
しょう.

第二部では,河村かずふささんによる,昭和35/1960年の夜行日帰りのカメラハイ
ク談“桑名あたりで”をお楽しみください.桑名から名古屋まで,1日で歩き写し
た車輛たちが,貴重なカラーを含めて現代に甦ります.

7月21日(木)発売  定価:本体3,675円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_rail.cgi


■■ レイアウト・ビルダーズ1 
    日本のTopレイアウト ■■

国内有数の“トップレイアウトビルダー”たちの「アート」と称すべき作品を,
大胆な視線で紹介していきます.各スケール,各サイズ,日本型&米国型,そし
て繰り広げられる様々な名シーン…模型という枠を飛び越えたマクロの世界に誘
います.
 各作品紹介の中で,レイアウト製作に役立つライケン・フィールドグラスなど
ウッドランド・シーニックス製品はじめとする素材・パーツの使い方・用例をポ
イント詳細解説し,ビギナーのレイアウト入門として,また中級レベル層のス
テップアップに役立つハイエンドコラムとしての資料効果を展開していきます.
 「レイアウト」が単なる列車運転施設でなく,自然観察から生活文化の研究ま
で幅広い行動範囲を持つトータル・ホビーであることを紹介し,ホーム・レイア
ウトの夢を育んでいきます.

本書に登場するレイアウト
・N 大野雅志氏「川越鉄道」とNとHOn2.5の新作ミニ・レイアウト2題.日本の原
風景を見事に再現したNゲージ大型モジュール
・HOn2.5 伊藤誠一氏「木曽森林鉄道」低速走行も完全な超細密描写の日本型ナ
ローゲージ・レイアウト.最新作の小型レイアウトも紹介
・HOn3 須々木裕太氏「ウエストサイド物語」本格的米国森林鉄道レイアウト.
6畳間の立体空間を最大限に活かした渓谷地形の再現
・HOマルチゲージ JAM2004年度3日間レイアウト.1/87の統一縮尺下,軽便鉄
道,国鉄,私鉄電車,三つのゲージが絡み合って走る
・HO 御園生信明氏「SOO LINE」米国北西部の冬景色に的を絞った大型ホーム・
レイアウト.サロン調の専用室は鉄道模型ファンの夢の実現

7月21日(木)発売
A4変形 横綴じ 本文オールカラー77P
定価:3,990円(本体価格3,800円)

●表紙画像,詳細はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200507/top.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●第6回 国際鉄道コンベンション  8月19日(金)〜21日(日)
有明ビッグサイトで恒例となったJAMコンベンションに今年も出展いたします.会
場ではとれいんギャラリーの輸入する工具,塗料類のほか,新刊“レイアウト・
ビルダーズ”で紹介されたレイアウト製作に役立つアイテム,完成樹木なども展
示販売.また“とれいん”誌で発表された作品展示をはじめ,本誌“紙成模型
塾”で連載のペーパーキット型紙も特別に販売いたします.会場でお会いしま
しょう!
※コンベンション出展のため,8月19(金)〜22(月)の間とれいんギャラリーは
臨時休館させていただきます.どうぞご了承ください.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.47
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毎日暑い日が続いておりますが皆様,いかがお過ごしでしょうか.
 本日から3日間,東京有明のビッグサイトで“第6回国際鉄道模型コンベンショ
ン”が開催されます.もうお出かけになった方もいらっしゃるでしょうか?
 弊社ブースは昨年とほぼ同じ,入り口を入ってすぐの所になります.今年も各
種模型のお買い得品や,模型趣味のお役に立つ工具,パーツ,書籍を取りそろえ
て皆様のお越しをお待ちしております.今年の目玉は,とれいんで大好評連載中
の“紙成模型塾”で使用した型紙のセット販売や,資料性の高いとれいん特大号
バックナンバー,ウォルサーをはじめとする新入荷の模型製品の販売です.詳し
くはとれいんギャラリーニュースをご覧下さい.
 今,ほとんどの編集部員は会場にいっているので,社内はとても静かです.私
は今日は会社でお留守番です.明日(土曜)は私も会場に行く予定にしておりま
すので,一人でも多くの方々とお会いできればと思っております.
 是非週末はビッグサイトへお出かけ下さい!
                     (めるとれ編集長:脇 雅恵)

☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 理想的模型店      西原 功  
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・別冊 MODELERS FILE 寝台列車1
 とれいんギャラリーニュース
  ・第6回 国際鉄道模型コンベンションのおしらせ
  ・バウザー(Bowser)製品新入荷のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

☆――――――――――――――――――
 理想的模型店      西原 功
――――――――――――――――――☆
早いもので,僕が歌川模型の“トロッコ9ちゃん”をこの場の話題にして1年が過
ぎました.その直後に歌川勝吉さんは業界の永年功労者としてJAMで表彰されまし
たが,事前情報を得ていなかったのでビックリしながらも,僕が“めるとれ”に
書いたからだと冗談で自慢したりもしました.この時は新製品も出したばかりで
益々張り切っておられ,まさか3ヶ月後に急逝の報に接しようとは思いもよりませ
んでした.詳細は1月号で甲斐三幸さんに寄せていただいた追悼文とともにお知ら
せしていますので重複を避けますが,あれから1年の感慨をこの場に記したく思い
ました.
 歌川さんの人となりとともに,思い出されるのはその店構えです.戦後の闇市
の面影を残す吉祥寺のハーモニカ横丁という環境は,模型店としてはかなり特殊
でしたが,それは現在の感覚ではという話で,どこの街にも模型店,いや,あえ
て模型屋と表現しましょうか.その模型屋があった昭和50年代までは,決して珍
しい環境ではなかったと思います.おもちゃ屋と兼ねている店も多かったのです
が,それほどまでに模型屋が生活に密着していた証左といえましょう.惜しむら
くは歌川模型の場合,アーケードが低すぎて,店の全容を誰も見られなかったこ
とです.常連ならみんな知っていることですが,実はあの店は3階建てでした.歌
川さんの口からも「あぁ,それだったら3階にあるかも知れないな」などという言
葉をよく聞かされていたものでした.つまり2階・3階はバックヤードだったので
す.そこには昭和30年代からの在庫が眠っており,時折掘り返されて,1階を訪ね
る僕たちを驚喜させました.それこそ昔ながらの「何が出てくるかわからない」
ワクワク感を,つい昨年まで持ち長らえた店だったのです.
 お世辞にも美しいとはいえない,こういった模型屋に僕は育てられ,今でもそ
れが普通だと思っていますが,もちろん実際にはほとんど現存しません.都内で
あれば,たまたま今月号の「店めぐり・街ぐるめ」で紹介されている北池袋のリ
トルモデルくらいでしょうか?ここは歌川ほど雑然とはしていませんが,ワクワ
ク感は確実に存在しています.例えば同じ日にリトルモデルと,近年に新規開店
した模型店を訪ねて回ったとしましょう.よりギャップを大きく感じるので,僕
には後者がまるで“ソニープラザ”か,“ヴィレッジヴァンガード”のように思
えてしまうでしょう.キレイで見やすく,選びやすい店が主流になっているのは
当然でしょうが,整然としたものは,裏返せば意外性もなく,心を揺さぶるもの
がありません.申し訳ないけど…
 こんなことを考えていたら,20年ほど前に熱中していた“模型屋めぐり”の記
憶が甦ってきました.ざっと300軒は回ったでしょうか.メモ書きはたくさん残し
ているのですが,残念ながらビジュアル的な記録をほとんど取っていません.し
かし,唯一例外的に,バッチリ写真を撮っていた店がありました.“T模型”とい
う,東京の下町にあった店です.最初に訪ねたときは当然ですがカメラを持って
おらず,後にわざわざ“取材”に行ったのです.もちろん当時はとれいん編集部
に入る前で,一介の素人にすぎなかったわけですが,ここまで僕を駆り立てたの
は,T模型の店構えが僕にとってはあまりに理想的で,もし譲ってくれるなら翌日
からこの店の親父に収まりたいくらいだったからでした.今回はその店構えをお
目にかけようと思います.
 まずは立地と外観です.(写真1・写真2)店の前の通りは6m道路.この位が広
くもなく狭くもなく,ちょうどいいです.車の往来は激しくないに越したことは
ありません.実際の店は外れたところにありましたが,そこそこ賑やかな商店街
の中にあれば,もっと良かったと思いました.店の規模は10坪くらいで好まし
く,建物は出入り口を中央に,その左右はショーウインドがバランス良く配され
ています.この店はNゲージしか置かれていませんでしたが,僕なら片方にNゲー
ジ,他方に16番・0番を置きたいところです.

写真1:(http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200508/01.jpg)
写真2:(http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200508/02.jpg)

 そして,この店の目玉は,何といっても向かって左側にあるNゲージのレイアウ
トです.実はこれ,10円入れると一定時間車輛が動くようになっており,その投
入口が店外に突き出しているのです.(写真3・写真4)お金を入れたら動く,も
しくは運転出来るレイアウトは数ありますが,店に入らなくても,通りがかりで
も楽しめる例は珍しいのではないでしょうか?いたく感激した覚えがあります.
これをきっかけにして,何人かの子供が鉄道模型を始めたことを想像しました.

写真3:(http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200508/03.jpg)
写真4:(http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200508/04.jpg)

 全部正直に書いてしまうと,T模型はこの写真を撮る数ヶ月前に,既に廃業して
いたのでした.まだ在庫があったため,入り用の人は表に貼られた貼紙に従って
電話をすれば,店を開けてくれるようになっており,3割引での販売となっていま
した.僕はおあいそで,特に必要でもないNゲージを何点か買ったような気がしま
すが,それが何であったかは思い出せません.でもはっきりと覚えているのは,
店頭のレイアウトが店主夫妻による合作であるという話を聞き,心暖まる思いが
したことでした.もう20年前の話です.恐らくもうこの建物も現存しないでしょ
う.そしてこのような好ましい模型店が今後建てられることも,そうはないで
しょう.

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん9月号■ 

【今月のオススメ記事】
●みんなゴハチが好きなんだ
国鉄型電気機関車ファンにとって永遠のアイドルともいえる,EF58の特集です.
今月は,静岡トレインフェスタに集合した模型作品をご紹介する他,Oスケールの
EB58をレストアしたりグレードアップした話,昭和50年代の実物グラフなど,盛
り沢山の内容です.

●MODELERS FILE 東急8000系
急速に数を減らしつつある,東急電鉄の8000系を採り上げました.誕生時から現
在までの変遷を貴重な写真とイラストでたどると共に,現在活躍中の車輛の床
下,屋根上の細部写真も紹介しています.

【目次】
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特集
みんなゴハチが好きなんだ
 52 EF58が駆け抜けた街・静岡に,ゴハチの模型が大集合
     トレインフェスタ2005参加クラブ有志
                取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
 62 「ミニ鳥海」編成のためのEB58上越型レストア記
                                 木村則之
 62 EB58青大将と特急「すずめ」               甲斐三幸
 64 ゴハチを追いかけて
     機関車も客車もバリエーション豊かだった昭和50年代
                                西橋雅之
 70 EF58 プリペイドカード・グッズコレクション
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MODELERS FILE 東急8000系
  4 カラーグラフ 
     撮影:園田正雄,黒岩 隆,静 拓志,秦野 亮,松本正敏,
                           なんこう,汲田純一
 96 詳細写真&解説
     撮影:園田正雄,久保 敏,黒岩 隆,森 雅司,秦野 亮,
              松本正敏,前里 孝,汲田純一 解説:汲田純一
-------------------------------------------------------------------------
3,108 サロン・ド・ヴァプール
     本当にプロペラで走るツェッペリン
                     製作:中村常明 解説:内山利晶
     ミニSLフェスタ in Fukuchiyama
  8 店めぐり街ぐるめ
     ホビーモデル ショールーム/リトルモデル
 10 kitchenNフォーラム in 秋葉原&VINA WALKより  リポート:汲田純一
 20 第20回鉄道模型ショウ2005から
     出展メーカー各車のNゲージ新製品を総チェック
 48 わだいのキット62
     青森モデル製 京成300形を組む             平野 聰
 78 LA旅行記 2005                   佐々木也寸志
 82 Coffee Cup つくばエクスプレス開業 485系特集の訂正
                                前里 孝
 92 連載 米国客車の楽しみ
     第11回 時刻表から読み解く客車列車
     〜ペンシーとノーフォーム&ウェスタン      解説:糟谷卓正
112 485ボンネットを自作する
     メタルソーとミニフライスを使った工作方法 第2回   越後要介
------------------------------------------------------------------------
 25 新車登場
 72 カルタゴ・サロン
   12mmで地方私鉄の風景を! /kondoura近藤
   沼尻鉄道物語・川桁駅構内の製作 /畑中 博
 76 輝け!日本の運転会
 84 欧州鉄道玉手箱 /前里 孝 模型協力:藤本 一
   SBB IC2000 最新2階建インターシティ客車
 88 時代を創った模型 /波多野 茂
   第8回 ニューワンモデル製タンクロコ
106 わだいのキット60 第2回
   Masterpiece製 ED62を作る /なんこう
116 模鐵技師 第1章:EB50の再生
   その4:下廻りの錆取り /須藤領一
119 伝言板
144 いちぶんのいち情報室
150 BOOKS
151 甲種・特大情報
156 新車登場インデックス
157 Combo Caboose/掲載広告牽引

8月20日(土)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★

■■ 別冊 MODELERS FILE 寝台列車1 ■■
モデラーの多くが興味・関心を抱いております車輛を中心とするディテール写真
および解説をまとめた増刊号を企画いたしました.
 モデラーの立場から独自の視点に立ち,古今東西の車輛を詳細な写真とともに
紹介しご好評を戴いております「MODELERS FILE」.本誌で以前に「車輛の視点」
として掲載したものも交えながら,再編集いたしました.
 第1弾は「寝台列車」.“ブルートレイン”の愛称で親しまれ,現在でもその人
気は非常に高いものがあります.その中でも,昼夜を問わず使用できる画期的な
車輛として1967年に登場した581・583系は,登場後40年近くが経った現在でもそ
の人気を保ち続けております.今回は現在もなお活躍するものを中心に,登場時
の図面など貴重な資料も掲載.その後登場した唯一の寝台電車である285系も含
め,寝台電車を余すところなく収録いたしました.
 また,客車ブルートレインは581・583系とともに夜行列車の全盛期を支えてき
た存在.現在ではサービスアップなども目的に様々な改造が行われ,そのバリ
エーションは非常に豊富なものとなっております.今回はその後の改造などによ
る変化をフォローし,それらを含めた“カタログ”としてご覧いただけます.

主な内容
●JR東日本とJR西日本 最後の583系を観察する
●車輛の視点 九州旅客鉄道オハネフ25形2000番代
 (1991年5月号(No.197)より再録)
●車輛の視点 西日本旅客鉄道“出雲3/2号”用個室寝台車
 (1991年5月号(No.197)より再録)
●MODELERS FILE 西日本旅客鉄道・東海旅客鉄道285系電車
 (1998年5月号(No.281)より再録)
●東海道・山陽・九州ブルートレイン特急全車輛カタログ
 (1990年11月号(No.191)より再録)

8月20日(土)発売
とれいん2005年10月号増刊  
A4判66ページ (内カラー8ページ,折込図面つき)
定価:1,680円(本体1,600円)

●表紙画像,詳細はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200508/model.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●第6回 国際鉄道模型コンベンション  8月19日(金)〜21日(日)
東京・有明ビッグサイトで恒例となったJAMコンベンションに出展いたします.
ブースではとれいん“紙成模型塾”で連載したペーパーキット型紙(国鉄73系,
クモユニ74,名鉄7300系,西武2000系)を数量限定で用意いたします.西武2000
系は,掲載号が完売のため“とれいん”に収録した組立記事のプリントも特別に
販売.
 また,とれいんギャラリーの輸入するアメリカ型HOや工具のほか,新刊“レイ
アウト・ビルダーズ”で紹介されたレイアウト製作に役立つアイテム,完成樹木
なども展示販売.また“とれいん”誌で発表された作品展示も御覧になれます.
是非お越し下さい.
※コンベンション出展のため,8月19(金)〜22(月)の間とれいんギャラリーは
休館させていただきます.

●Bowser ペンシー貨車各種,カブース入荷…ペンシルヴァニア鉄道(PRR)の特
徴ある貨車やカブース(車掌車)をプラ製品で数多く手掛けるバウザー
(Bowser)の製品群が久々に入荷しました.
 今回は,X-31F“タートル・ルーフ”有蓋車のほか,K-9・K-11家畜車,2ベイ&
4ベイ・ホッパー車がそれぞれレタリングのヴァリエーション違いで入荷.また,
手すり別パーツや填め込み窓ガラスで一段とリアルさを増したN-8カブースも数種
の塗色違いでございます.JAMコンベンション会場でも即売しておりますので,是
非会場で手にとって御覧下さい.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.48
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8月は印刷所のお盆休みの関係で,とれいんの締切が早かったり,JAMコンベン
ションがあったりで,毎年あっという間に過ぎてしまいます.
 忙しさも一段落した9月に一月遅れの夏休みをとり,ちょっと遠出の旅行はいつ
もこの時期にするようになり早4年目.そのため,私の日本各地の印象は色づきか
けた田んぼに彼岸花,高い空に巻層雲というイメージばかりです.本当はもっと
四季折々,色々な車窓の景色を見たいと思っているのですが….なかなか叶わず
です.今年も明日からの連休を使って,秋田,青森方面へ出掛けます.
 リフレッシュした後は,また来週からバリバリ仕事に励もうと思います.とれ
いんは年内に特集号が2回発売の予定です.単行本では,10月にはライカ鉄道写真
集3の再版,レイルNo.54の発売があります.
 また,レイアウトビルダーズ2やライカ鉄道写真集7も只今編集中です.みなさ
まどうぞ御期待下さい.         (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                  
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 [レイル]シリーズについて     前里 孝 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・蒸機の時代 No.21
 とれいんギャラリーニュース
  ・新入荷のご案内
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☆――――――――――――――――――――――――
 [レイル]シリーズについて      前里 孝
――――――――――――――――――――――――☆
当社の鉄道関連出版物の柱の一つに[レイル]というシリーズがあります.
 これは,昭和53/1978年に最初は月刊誌としてスタートしました.編集長は黒岩
保美.国鉄を退職して絵を描くことと本の編集を存分にしてみたいということで
当社に来てくださるようになったわけで,編集業務の具体的な成果の一つとして
[レイル]が始まったわけです.
 月刊の[レイル]は約2年間続き,25冊が世に出たところで,[とれいん増刊
号]としての[レイル]に移行します.その2年の間には,さらに別の[マイレ
イル]という月刊誌と合併するという変化もありました.
 とれいん増刊号としての[レイル]は,サイズをB5からA4変形…[とれい
ん]と同じ大きさ…に改めることによって,貴重な写真や図面を,より大きく掲
載できるようになりました.刊行のペースは年間4回,すなわち季刊ベースが目
標でありました.
 最初は1980年夏の号.第一テーマとして[小田急のロマンスカー]を採り上げ
ました.当時デビューが噂されていた次世代ロマンスカーが世に出る前に,それ
までの歴史を振り返ってみようという趣旨でした.第二テーマは[北陸の私
鉄].これは次の号に連載となる大作でした.月刊の時代から[レイル]では,
各地方の私鉄の現状を,折りに触れて紹介していたので,その一環でもあったわ
けです.第三テーマは[米国の保存鉄道].それまではトピックス的にしか紹介
されることのなかった米国の保存鉄道の訪問記を,美しい写真とともに詳しく掲
載したのがこの記事の特徴でした.
 これらの構成は,もちろん黒岩のアイデアとセンスであるわけですが,月刊時
代から既に,黒岩の手足のひとつとして取材や手配の手伝いをさせていただいて
いたものですから,新しい[レイル]の出発には,月刊でなくなってしまった寂
しさとおなじぐらい,期待もしたのでした.1冊の単行本として上梓するほどで
はないけれど,月刊誌への連載ではまとまりがつきづらい……そんな理由で世に
出ない,出にくいテーマを積極的に発掘して世に出したい.黒岩の意思を,実作
業の手伝いをしながら感じたことでした.
 作業中には,いろいろなことを感じ,学びました.1冊の中に含める記事の
テーマのバランスの取りようや,写真と文章の量の配分,タイトルの置き方…
….それはもう,数え切れないほどに.
 もうひとつ,いろいろな方とお目に掛かることができるというのも,嬉しいこ
との一つでした.誌上でのみお名前を存じあげていた方々と,直接,会ってお話
しできることで,鉄道に関する好奇心は大いに充足されました.時には本来の目
的を忘れて,自分の関心事項について夢中になってしまうこともあったけれど,
多くの方は,そして黒岩は[しょうがないなあ]とあきれ顔ではあるものの,僕
の無作法を許してくださった(のではないかと,勝手に思っているわけだが……
さて).

その後[レイル]は,80年冬,81年春と順調に発行されたものの,その後は次第
に間隔が…….理由はさまざま考えられるけれど,ひとつは黒岩の,絵を描くこ
とに対する情熱が高まったこと.そして,より大きなテーマを単行本で纏め上げ
るために,より時間が割かれるようになったこと,あたりではなかったかと思う
わけです.
 昭和58/1983年には,[レイル]は,とれいんの増刊号扱い…すなわち[雑誌]
から[書籍]へと移行しました.お客様の目にはそれほど大きな変化はない,と
はいうものの,例えばそれまでは“○○年春号”というような表記だったのを
“No.○”という通し番号に改めたことによって,とまどいを感じさせたかもしれ
ません.
 昭和59/1984年には,湯口 徹さんの“昭和30年代 私鉄紀行”が,レイルの一
環としてスタートしました.このシリーズは他の記事との乗り合わせではなく,
単独で1冊,いや,結果的にとはいえ,今まではいずれの地域も上下巻での刊行
となっています.
 以来20年が経過,あとは東海地方.東海地方には静岡鉄道の駿遠線という“大
物”が控えているわけですが,その一方では,昭和30年代まで生き残った小鉄道
が少ないものですから,全体としてはどのようなボリュームになるのか.担当者
としてもわくわくしながら,湯口さんからの原稿を待っているところなのです.
来年にはきっとお目にかけることができるでしょう.お楽しみに…….
 さて,その後[レイル]は,編集主幹が黒岩から寺田貞夫に移り,さらに昨年
初には,寺田からの希望もあって,第一線を退くことになったのでした.という
ことで,僕が主務担当者になったわけですが,そして,なんとか25年前の目標
だった“年4回刊行”を実現すべく,あちこち各方面にご協力をいただきつつ現
在に至っているわけです.
 [レイル]専任というわけではなく,これまでの他の仕事をこなしつつ原稿を
お願いし,いただいた原稿について打ち合わせし,補足材料を探し,借用の手配
をし……という仕事は,時間的にも頭の中の容量的にも,とっても厳しいものが
あります.けれど,結局のところは,やっぱり“汽車が好き”なんですね,僕っ
て.
 これからも,時代や車種やその他のことが余り偏りすぎないよう,テーマの配
分を考え……これが第一ではないかという気もします……,よりよい本をお届け
し,鉄道の趣味というものを皆さんと一緒に楽しみ,味わいたいと願っていま
す.
 そうそう最後にひとつ.“レイルって敷居が高くて”と言われることがありま
す.どこでそのようなイメージが出来上がってしまったのか,不思議でなことで
す.[レイル]は,決して“決定的大論文”の発表の場ではないのです.もちろ
ん,そのようなお話しも大歓迎ではありますが,そうではなくて“現状,ここま
で判ってるけれども,ここから先は現時点では不明です”ということでも構わな
いのです.むしろ,その方が,話題の拡がる余地があって,多くの方が楽しむこ
とができるのではないかなあ,と,考えています.ですから,ぜひともお気軽に
ご意見やご投稿をいただけますよう…….

●文章中の写真はこちらをクリックしてご覧下さい●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200509/merutore.html

写真1:10月に刊行予定の54号表紙
とれいん10月号に出す広告には間に合わなかったのですが,その後,ようやく方
針が固まりましたので,こちらでお目に掛ける次第です.もっとも,最終決定で
はないので,細部において変更される可能性がありますが.
 写っている電車は大阪電軌のデボ1000.後の近鉄モ1000です.

写真2:54号に掲載される予定の写真から,昭和30年の阪急電車.千里線の吹田
と下新庄の間,旧東海道本線の線路跡に敷設され他区間を行くデロだが,建物が
密集している現状からは想像もつかない,50年前の光景である.撮影:松村 豊

写真3:これも54号に掲載予定の写真.撮影者は阪急と同じ,松村 豊かさん.
こちらは関西本線のC51です.昭和31/1956年撮影です.2輛のオハ61と1輛のオ
ハフ61,そして1輛のオハフ30.あなたなら,どの客車に乗りますか? 河内堅
上−柏原 

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん10月号■ 

【今月のオススメ記事】
●祝 開業! つくばエクスプレス
先月24日,華々しく開業した.「つくばエクスプレス」こと首都圏新都市鉄道.
本誌では,本誌独自の視点からこの鉄道にスポットライトを当てて特集を組んで
みました.車輛ガイドに始まり,新鉄道らしい構造物の観察,全駅の様子,沿線
における宅地開発の様子,そして地元ファンの目で見た周辺見聞録と盛り沢山で
す.

●第6回 国際鉄道模型コンベンション開催!
過去最高の入場者数を記録した第6回JAMコンベンション.企業出展と個人出展に
ページを分け,誌面の許す限り,大盛況だった3日間の様子を隅々までお伝えしま
す.

【目次】
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祝 開業! つくばエクスプレス
 6 カラーグラフ 写真:松本正敏
 9 つくばエクスプレス その構造物を観察する
 10 開業記念プリペイドカード・ノベルティグッズコレクション
                取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
 90 つくばエクスプレス 路線案内
              写真:松本正敏 前里 孝 なんこう 汲田純一
 94 開発が急ピッチの沿線宅地と地方行政,住宅・不動産業界の反応
                                松本秀雄
 95 つくばエクスプレス開業
     −つくば駅周辺見聞録−                大庭幸雄
 97 MODELERS FILE つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)
     TX-1000・TX-2000系電車
            撮影:前里 孝/汲田純一 協力:首都圏新都市鉄道
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みんなゴハチが好きなんだ
 59 EF58が駆け抜けた街・静岡に,ゴハチの模型が大集合
     トレインフェスタ2005参加クラブ有志
                取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
 62 ゴハチを追いかけて
     東海道本線・金谷から山陽本線・加古川まで       前里 孝
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第6回 国際鉄道模型コンベンション開催!
   3 カラーグラフ 
 19 出展各社の新製品リポート
 50 個人出展めぐり
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 58 ほどよい質感を目指して
     蒸機を知らない世代が,生きた9600を模索する      薮中秀行
 66 485ボンネットを自作する
     メタルソーとミニフライスを使った工作方法 第3回   越後要介
 71 “ミニ・ジオラマ・ブック・ベースキット”コンテスト入賞作品誌上展
 88 わだいのキット62
     青森モデル製 京成300形を組む(下)          平野 聰
102 欧州鉄道玉手箱
     DRG/DB/DR/DBAG E18 ドイツの流線形高速電機      西橋雅之
110 サロン・ド・ヴァプール
     広島市交通科学館での運転会              岡山和夫
     愛知県碧南市明石公園のレイアウト        衣浦鉄道倶楽部
     10.Echtdampf-Hallentreffen        メッセ・シンスハイム
118 Nゲージで見る秩父電車の変遷               朝香孝広
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 25 新車登場Adhoc
   注目の新製品を見る
 27 新車登場
 48 松井工務店 /松井大和
   樹脂製?木造家屋を造る
 54 カルタゴ・サロン
   手抜き地面の手口 /長浦 剛
   沼尻鉄道物語・川桁駅構内の製作 /畑中 博
 82 Coffee Cup /前里 孝
   グッドデザイン賞公開プレゼンテーション
 84 Come On Over! /佐々木也寸志
   カホン,テハチャピ2005
108 輝け!日本の運転会
114 模鐵技師 第1章:EB50の再生
   その5:ハンダ付け1 /須藤領一
122 伝言板
146 いちぶんのいち情報室
152 BOOKS
153 甲種・特大情報
158 新車登場インデックス
159 Combo Caboose/掲載広告牽引

9月20日(火)発売  定価:1,400円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_train.cgi

「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
http://www.eriei.co.jp/

★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■蒸機の時代 No.21■■

季刊写真集「蒸機の時代」No.21が9月20日に発売となります.

●第21号の内容(登場順)
相生線の9600
ポーランドに生きる Wolsztynに集う蒸機たち
模型で楽しむ蒸機の時代3
 ムサシノモデルの新製品 OJモデルで見るC56
黒岩保美蒸気機関車アルバム19 須磨海岸を行く
常紋越え 夏冬
石巻線のC11
機関区情景 台中の蒸機
紀勢本線を行くC57,C58
大分交通 宇佐参宮線
ペンシルベニア州で再現された往年の蒸機列車
三軸客車 食堂車 寝台車

9月20(火)発売 定価:2,990円(税込)

●表紙画像はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/cgi-bin/mm/mm_now_jyouki.cgi

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●新入荷 ウォルサーズ客車各種…人気の高いペンシルヴァニア(PRR),ユニオ
ン・パシフィック(UP)を中心に,蒸機晩年からディーゼル時代にマッチする客
車群です.いずれもウォルサーズ社で近年充実している客車シリーズの流れで,
リアルな車体と精密に作り込まれた床下機器など,最近の精密プラスティックや
ブラス製機関車と編成を組むにも十分な仕上がり.
 スリーパー(寝台車),ダイナー(食堂車),オブザベーション(展望車)が
入荷中.特にPRR 10-5寝台車は,マルーンのツートン塗装に金の細帯が豪華な
“フリート・オブ・モダニズム”塗装が再現されています.一方UPでは,バッド
製10-6,プルマンスタンダード製10-5(スカート付),6-6-4(スカートなし)
と,実際の編成に見られたバラエティ豊かな寝台車編成を組むことが可能.手持
ちの“シティー特急”増結用にもどうぞ.(写真1・2)

●バウザー PRR N-8カブース,ボックスカー,家畜車など…PRR独自規格のカブー
ス(車掌車)や貨車類をプラ製品で数多く手掛けるバウザー.今回入荷したのは
PRRで新製最後の形式となった,戦後製のN-8カブース(写真3).従来品のN-
5,N-5cに比べて,填め込み式で付属する窓ガラスや,繊細にメッシュの抜けたプ
ラ製ルーフウォーク,付属の真鍮線でブレーキロッド類を再現できる床下など,
一層の精密化がファンにはたまらない製品.写真のサークル・キーストンのほ
か,黄色キューポラ塗装も入荷.
 他にも,タートル・ルーフのX-31ボックスカー,K-11家畜車,GLa 2ベイ・ホッ
パー車など,蒸機にもディーゼル牽引にも似合う貨車が各種入荷しております.
(写真4)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200509/gallery.html

※とれいんギャラリー 臨時休館のお知らせ
誠に勝手ながら,9月24日(土)は臨時休館とさせていただきます.どうぞご了承
ください.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

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               めるとれ Vol.49
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皆様こんにちは.気がつけばすっかり涼しくなってきました.道端で大合唱して
いたコオロギの音色もいつのまにか聞こえなくなって,秋が深まっているのを感
じます.朝晩はかなり冷え込むときもあり,あわてて衣替えをしているところで
す.
 さて,今月号のとれいんは増ページ特大号で,「東関東の気動車」をテーマに
お送りします.最近では新型車輛も増えてきたものの,全国各地の私鉄,国鉄か
ら譲り受けた旧型の車輛が元気に走っているのを見ることができるのも魅力の一
つでしょう.塗装変更や改造を何回も施された車輛も多く,どのような変遷をた
どってきたかを調べるのも楽しいですね.
 小春日和の中,「とれいん」を片手に東関東の気動車めぐりをしてみてはいか
がでしょうか?          (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                                      
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 CYBERとれいん リニューアルのお知らせ
 JAM会場でのアンケート結果    なんこう・やすひろ
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・Rail No.54
  ・西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集    第3巻【再版】
 とれいんギャラリーニュース
  ・新入荷のご案内
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 ☆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇☆
    CYBERとれいん リニューアルのお知らせ
    URLはこちらです!!!    http://www.eriei.co.jp/
 ☆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇☆

去る10月1日,弊社WEBサイト・CYBERとれいんがリニューアル致しました.サイト
階層をシンプルにすることにより,より見やすく情報提供できるよう努めまし
た.一部業務の簡略化により,「速報!!甲種回送」をはじめ,とれいんギャラ
リー新製品・新入荷案内など新鮮な情報をお届け致します.なお,現在の最新模
型在庫に関しましては引き続きリニューアル作業中です.新生CYBERとれいんにご
期待下さい!

☆―――――――――――――――――――――――――――――
 JAM会場でのアンケート結果      なんこう・やすひろ
―――――――――――――――――――――――――――――☆
4年振りになりましょうか?えーと,そう4年振りです. JAM来場者に対するアン
ケートを行いました.最近はよく

「とれいん変わったよね」
「色々載ってて面白いよ」
「なんで食い物の記事が載ってるの?」
「型紙いいね.もっと付けて!」
「相変わらず高いね」
「特集がいいね」
「あのコラムがない……」

等々,さまざまな意見を伺います.少しでも誌面の改善を図ろうとするのは編集
者として当然の責務ですが,どう改善するのか?ちょっと悩んでしまいます.上
に掲げた意見は直接に接する周囲の人々の意見です.サンプルとしては少なすぎ
るし偏りがありますね.少なくとも数百人規模の意見を集めたい!……というこ
とでアンケートを行ったわけです.JAM開催期間中の8月19〜21日の3日間,500人
を対象にアンケートを実施.答えて頂いた方にはロゴ入りボールペンを差し上げ
ました.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200510/01.jpg

 やや設問が多いので,最後までお答え頂けなかったサンプルもあり,有効回答
数は473人です.回答者の平均年齢は39.8歳.前回と近い数字がでました.全体の
集計結果は本誌11月号(今月発売号)に掲載されております.そちらをご覧くだ
さい.
 さて,今回はそのなかでも私の気になった設問について触れてみようと思いま
す.

Q.月の模型予算はいくらですか?

http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200510/02.jpg

こんな乱暴な質問もないでしょうね(笑).使う時は数十万円に達しても,それ
以外の月は0〜数千円という人も結構いるでしょう.答えようがないよ,回答不能
という結果が多いと思いきや,意外と皆さん答えて下さいました.こういう質
問って,ゲスっぽいですけど,気になりますよね.結果です.

1万円以下……40.2%
2万円以下……24.2%
3万円以下……18.8%
5万円以下……11.3%
10万円以下……3.3%
10万円以上……2.1%

どうですか?違和感ありますか?それとも想像していたとおりですか?JAM会場だ
から子供が多いだろうし,本当の平均は3〜5万ってところじゃないの?っとい
う声も聞こえてきそうですね.え,いや,これは私の意見なんですけどね.でも
実際は異なりました.なんと2万円以下が65%弱を占めていたのです.回答者は
子供ばかりじゃありません.さきにも述べたとおり,回答者の平均は39.8歳で
す.平均的な家庭なら子供が大きくなってそうです.やはり教育費と住宅ローン
が小遣いを圧迫しているのですかねぇ?参考までに厚生労働省の「2004年国民生
活基礎調査」による2003年の日本の平均世帯所得を掲げると579.7万円だそうで
す.

厚生労働省:平成16年国民生活基礎調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa04/2-1.html

これは7年連続の減少で10年前に比べるとすでに100万円近く減った事になりま
す.中央値は476万円で,平均値を下回る世帯は59.7%です.奥さんがパートで
100万円近く収入がある場合は,旦那さんは平均値で400万円代後半になります.
生活する上での色々な費用を引き,家賃or住宅ローン,教育費などを差し引くと
意外とお小遣いに回せる額は少ないのかもしれません.もちろんですが,これか
らも年金掛け金は上昇しますし,様々な税の税率も上がるでしょう.日銀の福井
総裁は量的緩和解除にも含みを持たせた発言をしています.つまり将来の金利上
昇が見えてきたという事です.といって,すぐに金利が急上昇する事はないと思
いますが,世界的に金利は上昇しています.4%程度は世界ではごく普通の数字
です.仮に日本で住宅ローンが4%になれば30年返済で大体倍返しになります.
アンケートにお答え頂いたお父さんを取り囲む環境は決して明るくないですね.
私も来年の2月にはパパになるので正直不安です.
 さて,日経新聞の調査でサラリーマン平均の小遣いは3万8千円だそうです.
たぶん,純粋なお小遣いだと思いますけど,もしかして昼食代込みだと……考え
るだけで恐ろしいですね.いまJスケールの真鍮完成品は1輛3〜6万円といった
ところでしょうか?機関車なら10万〜20万円台ですね.以前は所得も堅調に伸び
ていたので良かったのでしょうが,年収がすでに下降トレンド入りした今,完成
品をコレクションするだけで,模型ライフを送るにはちょっとキツイ時代です
ね.にも関わらず「アナタの趣味スタイルは?」という設問にはやはり1位にコ
レクション派(34.7%)が入りました.お金がないのにコレクション派で居続け
るのは正直ストレスが溜まります.何しろ欲しい物がなかなか買えないのですか
ら.だから,お金が減るスピードを気にしなくて良いぐらい,じっくり時間を掛
けて車輛工作やレイアウト工作を楽しむ人がもっと増えると良いのではないで
しょうか?その方が給料が芳しくない人には幸せかもしれません.
 さてアンケート結果では連載記事の人気ランキングも掲載しました.結果は紙
成模型塾が通常連載記事(新車登場を除く)では人気ナンバーワンに輝きまし
た.これは驚くべき事です.関西ではペーパーモデルは一定の人気があったよう
ですが,数年前まで関東では一部の人々を除きほとんど見向きもされなくなって
いました.店頭からもペーパーキットは消え,しばらく寂しい状況が続いていた
のです.しかし最近はペーパー工作を再開する人や,新たに始める人が増えてき
ました.JAM会場限定で頒布した型紙も,もの凄い人気でした.間違いなく去年の
数倍は売れています.これは一つにベテラン講師陣が誌面で煽った事もあるで
しょう.皆さん素晴らしい作例を誌面に見せつけてくれました.しかし,それ以
外にもファンの人達が徐々にお金を掛けず,じっくり時間を掛けて楽しむ趣味と
は何か?を模索し始めた,という事だと私は思います.
 ですから読者の皆様もスローライフ?そうスロー・モデル・ライフをエンジョ
イしてみては如何でしょうか?作りかけの機関車,レイアウトを眺めてのティー
タイム,読書はもちろん“とれいん”……ですね.ここが大切です.読書はもち
ろん“とれいん”

※今月号から“Combo Caboose”に執筆者の似顔絵が加わりました.イラストを描
いたのは今年からDTP管理部のスタッフに加わった秋山瑛美嬢(21)です.どうで
すか?カワイイでしょう?え,本物はこんなにカワイくない?失敬な!
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200510/03.jpg

※とれいん11月号P124,アンケート結果の一つにシェアの表記ミスがありまし
た.正しくは以下の通りです.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200510/04.jpg

※来月から編集長が平井憲太郎から,なんこうになります.“つけたり”も“わ
だいのキット”も休みがちな若輩者ですが,どうぞよろしくお願いします.

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん11月号■ 

【今月のオススメ記事】
●特集 東関東の気動車たち
“東関東の気動車たち”と銘打って,個性豊かなこの地域の気動たちを集めてみ
ました.“車輛図鑑”として現状を紹介しているのはもちろん,これらの気動車
たちが走る風景についても,情緒あふれる写真を満載しています.
 とりわけ長く複雑な歴史を持つ千葉県の気動車については,地元のファンであ
る長谷川興政氏に,詳しく語っていただきました.近年,特別色への塗り替えな
どで話題を集めている茨城交通については,やはり地元ファンである川津重夫氏
により,車輛の詳細解説を.鹿島鉄道については,ストラクチャーやシーナリー
についても,第一人者である松井大和が深く観察しています.その他,脇 雅恵
による“ワキポン特別編”など盛り沢山.
 模型も,かつての名作をはじめ,多くのモデラーによる作品グラフを構成して
います.さらに,本誌ならではの紙成模型塾初の気動車として,鹿島鉄道キハ
714が採り上げられています.もちろん型紙つき.
 一般記事も,いつもながらに充実した内容でお届けします.

【目次】
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特集 東関東の気動車たち
  4 カラーグラフ
    “気動車王国”千葉の立役者たち/地域と共に歩む茨城のローカル私鉄
     海の近くを走る気動車/房総半島を横断する
  9 東関東 非電化路線マップ
 10 茨城・千葉の内燃動車図鑑
 23 房総半島 気動車発展史
                               長谷川興政
 36 鹿島鉄道をレイアウト的視点で見てみる
                                松井大和
 44 MODELERS FILE 鹿島鉄道キハ714
     今も現役の20m級湘南二枚窓気動車
 50 小港のDMH-17Cディーゼル車たち
     五井機関区の保存車キハ5800を観察する
 53 筑波鉄道廃線跡の今
     真壁駅を訪問する                   前里 孝
 54 1980年代 気動車のあるローカル風景
                                太田安幸
 58 茨城交通を訪ねて
                                脇 雅恵
 64 駅スタンプでたどる東関東の気動車路線
                                脇 雅恵
 68 東関東の気動車 製品リスト
 70 当塾初の気動車で“湘南顔・バス窓”を作ってみよう
     紙成模型塾 第七講 鹿島鉄道キハ714 前期:上回り編
                             講師:木村則之
 76 茨城の内燃動車 新作旧作あれこれ
     宮代博之・太田安幸作品集
     鉄道模型合同運転会 in TOKYO 2005参加の作品から
                      菅原利治/浅香孝広/森本悦年
 80 番外編 おわら気動車まつり
     北陸の晩夏を彩った気動車の宴             岡田 卓
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 86 店めぐり街ぐるめ
     モデルキングダム/Ylellow Train
 88 485ボンネットを自作する
     メタルソーとミニフライスを使った工作方法 第4回   越後要介
102 Nゲージで早速製作した つくばエクスプレス TX-2000系
                                山口進一
110 不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車
     第8回 千葉・茨城の気動車〜キハ44000と準急“ときわ”
                                大島仁知
114 Nゲージで見る秩父電車の変遷・後編
                                浅香孝広
122 サロン・ド・ヴァプール
     本職が作った5″ゲージの8000系
                京阪電鉄株式会社 鉄道事業部(車両担当)
     ライブスチーム運転会開催のお知らせ  名古屋工業大学鉄道研究会
124 2005JAM会場 本誌アンケート結果発表!!
125 プラモデル・ラジコンショー2005より
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 84 輝け!日本の運転会
 94 欧州鉄道玉手箱
   SNCF BB9004 フランス高速電機のパイオニア
                     /宗村健志 模型協力:篠原啓慶
 98 ニモ電大百貨
   第8回 山陽モワ3・京王デト211 /玉井東造
104 カルタゴ・サロン
   ガタン5t ガタン5t Boulder Valley ModelsのMighty Midgetで遊ぶ
                               /木下雅史
   奥三河に咲いた“イッパチ”の花 /中部浩佐
   沼尻鉄道物語・川桁駅構内の製作 /畑中 博
108 Coffee Cup /前里 孝
   今どきのデジタルコンパクトカメラは?
118 模鐵技師 第1章:EB50の再生
   その6:ハンダ付け2 /須藤領一
127 新車登場
149 伝言板
181 甲種・特大情報
182 いちぶんのいち情報室
188 BOOKS
194 新車登場インデックス
195 Combo Caboose/掲載広告牽引

10月21日(金)発売  定価:1,800円(税込)

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「とれいん」のバックナンバーおよび最新刊書籍のサンプル画像などもエリエ
イのWEBサイトでご覧頂けます.
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★―――――――――――――――別冊のご案内―――――――――――――――★
■■ Rail No.54 ■■
     
近畿日本鉄道車輛小史1 大軌デボ1000・1100
昭和30年代関西の鉄道グラフ

日本随一の私鉄……今やJRも私鉄であるという説もありますがそれはさておき…
…である近鉄こと近畿日本鉄道.自社の路線延長と同時に幾多の鉄道会社を吸収
することによって規模を拡大してきたわけですが,その源流の大きなひとつに,
大軌こと大阪電気軌道があります.
 今回はその大軌の車輛の中でも,今まであまりスポットライトを浴びることの
なかった半鋼製3扉車の生い立ちと変遷を,沿線在住の山崎 寛さんが詳しく説い
てくださいました.綿密な文章とオリジナルの詳細な側面図,そしてほとんどが
未発表の写真群は,近鉄ファンならずとも,多くの電車好きを魅了することで
しょう.
 その記事にちなんでお目に掛けるのは,昭和30年代以降,関西の鉄道情景を撮
影してこられた松村 豊さんのカメラによるグラフです.近鉄各線を中心とし
て,京阪,阪急,阪神,各都市の市電,そして国鉄の車輛と情景をピックアップ
してご覧いただきます.
 そして,大きな期待の下に登場しながら,薄命に終わってしまった国鉄の中型
ディーゼル機DD54について,その形態分類を,ふちい萬麗さんが試みられまし
た.
 久し振りの外国鉄道はアジアから2題.ひとつは荒木 徹さんによる,2002年に
オープンした北京の鉄道博物館の近況.もうひとつは,新幹線開業を間近に控え
た台湾の鉄道の蒸機時代について中川浩一さんが思い出を語ってくださいまし
た.根本幸男さんのアルバムから,1970年代初期,縦貫線で蒸機が主役だった頃
のグラフもお楽しみください.
 前号で発表された鞍手軽便鉄等の研究と北九州の古典ロコの記事には,各方面
から大きな反響をいただきました.新しい発見もありました.単なる補遺や訂正
ではない,話題の拡がりを収録いたしました.どうぞお楽しみください.

その他にも興味ぶかい記事を満載しています.

10月21日(金)発売  定価:本体3,675円(税5%を含む)

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■■ 西尾克三郎 ライカ鉄道写真全集    第3巻【再版】 ■■

永らく品切れとなっておりました第3巻を再版いたします.まさに戦前昭和の鉄道
全盛期を目の当たりにできる内容です.この機会に是非お求め下さい.

主な内容
ネガ番号268より279・281より288・313より341
および同時期の名刺判ネガ
CG2-33より CG2-51
CG3-1より CG3-27
CG6-27・28・30より CG6-36
昭和11年2月29日より
昭和11年7月頃まで
目次
西尾さんの写真と私 星晃
谷川義春氏と西尾さん 亀井一男
3-1 D51誕生
3-2 阪急,三宮へ
3-3 春の山科の一日
3-4 流線型の時代到来
3-5 関西私鉄の昭和11年
3-6 梅鉢の“義経”
3-7 京都駅のスナップ
3-8 デイ,“つばめ”を追う
付録:斉藤巍洋 ベルリン・オリンピック派遣時 鉄道アルバム

10月21日(金)発売   定価6,930円(税5%を含む)

●表紙画像はこちらをクリック!●
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―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●アサーン新製品入荷…注目の新アイテムをはじめ,アサーンのHOプラ車輛が完
成品を中心に待望の入荷です.
 まずはジェネシス・ブランドで新発売のSD70MAC.すでに発売のSD70Mと異なる
機械室の長さや側面ディテールを忠実に再現しており,また最近の仕様に合わせ
て全てのパーツが取付け・彩色済み.BNSF(G6433),CSX(G6453),BN
(G6463)の各ロードネームがございます.また,既発売のSD70Mでも,人気のUP
“ビルディング・アメリカ”塗装が再登場(G6195,6197).手すりやサンバイ
ザーなど,従来は別添えパーツだった部分も全て取付済みになっています.他に
もRTR(完成品)シリーズを中心に,客車・貨車が各種入荷中.お問い合せ下さ
い.

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200510/gallery.html

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
ご愛読ありがとうございます.このメールマガジンおよび「CYBERとれいん」に
関するご意見・ご感想は( webinfo@eriei.co.jp )までお願いいたします.な
お,全てのご質問にはお返事出来ないこともございますので,予めご了承下さ
いませ.
また,バックナンバーの閲覧および,配信先の変更,停止は弊社Webサイト
(CYBERとれいん)内めるとれコーナーにて行えます.

「CYBERとれいん」URL: http://www.eriei.co.jp
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               めるとれ Vol.50
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ここ2〜3日でようやく晩秋らしく,冷たい空気が列島におりてきて,東京でも紅
葉が見られるようになりました.
 北の津軽鉄道では16日にストーブ列車の運行が開始されました.車内のだるま
ストーブの上で焼いたスルメやしじみ汁などが,一番列車の招待客にふるまわれ
たそうです.お酒好きな方は五所川原駅で熱燗セットを購入してから乗車するの
も楽しみの一つだとか・・・.
 汗ばむほど暖まった車内から,曇った窓ガラスを拭きつつ眺める一面の銀世
界.これぞ冬の汽車旅の醍醐味ですね.
 そういえばここ数年,雪国の列車に乗りに行っていないなぁ.でも冬の列車に
乗ると,車内の適度な暖かさと心地よい揺れで必ず眠ってしまうんです.それ
も,峠越えの直前など車窓の見所一番のところで….ほとんど記憶に残っていな
い路線もいくつかあります.(あぁ.もったいない)
 今年の冬は暖冬と言われていますが,各地の初冠雪はいつになるのでしょう
か?また,雪見列車の旅に出たくなってきました.今度は前日に睡眠をたっぷり
取ってからにしないといけませんね!   (めるとれ編集長:脇 雅恵)
                    
☆━━━━━━━━━━━━━━━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━
 ぶらり“険道”ひとり旅        汲田純一 
 とれいんニュース
 別冊発売のご案内
  ・レイアウト・ビルダーズ2  レイアウトごころを誘うもの
 とれいんギャラリーニュース
  ・ブラスモデル新入荷のご案内
  ・ギャラリー恒例 2005歳末セールのご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

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 ぶらり“険道”ひとり旅       汲田純一
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いきなり私事で恐縮ですが,毎年1〜2回ほどは五能線沿線にある母方の実家に帰
省する機会があります.五能線と言えば車窓の景色も良く,鉄道旅行が好きな方
であれば一度は訪れてみたい路線の1つではないかと思います.が,やはりローカ
ル線ゆえに列車の本数は少なく,最寄りの大間越駅は1日に5往復がやってくるの
み.お世辞にも便利とはいえませんね.そのため,最近では秋田でレンタカーを
借りて行くことが多いのですが,そうすると今度は「鉄道では行けない(or行き
づらい)ところにも行ってみよう」などど考えてしまうものです(ただのドライ
ブ好きとも言う……).これまでに階段国道で有名な竜飛崎や,本州最北端の
地・大間崎などは訪れたので,今回は白神山地を貫く唯一の県道(青森県道28号
線)を走破してみることにしたのです.
 9月某日,とりあえずガソリンを満タンにして出発.この県道28号は深浦町(五
能線の陸奥岩崎駅近く)から弘前市を結んでおり,平面の地図上で見ると一見直
線に近いルートを取っているように見えます.ところが,実際には「険道」とい
う表現がピッタリな悪条件の道なのです.五能線とほぼ並行して走る国道101号線
から分かれてすぐの区間は2車線に整備されており,快適に走れる(治山工事の大
型トラックが出入りするため)のですが,しばらくすると「この先42kmは砂利
道」という看板が目に飛び込んできます.
(写真:1)
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/01.jpg

にわか「酷道・険道マニア」としてはこの先どんな道が待ち受けているのか,妙
な期待と不安が入り混じった気持ちになるものです.すると,いきなり舗装は途
切れ,さらに進むとガードレールも所々で途切れるなど,県道とは名ばかりで実
際には林道の様相を呈しているといっても過言ではないような状況なのです.
(写真:2)
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/02.jpg
(写真:3)
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/03.jpg

後になって分かったのですが,道路マニアの間では結構有名なところらしく,な
んと最初にすれ違ったクルマは多摩ナンバーの軽自動車.お話をしたところ,本
当にドライブの為に来た,ということでした.
 峠の部分など部分的に舗装されたところはあるものの,最初に見た看板にあっ
た通り,40kmほど砂利道が続いており,抜け出すには2時間以上を要します.当然
のごとく,走り終えるころには振動で足がやや痺れており,砂利道を抜けたとこ
ろでクルマを停めて休憩です.が,そこは白神山地随一の名勝・暗門の滝の入り
口,せっかく来たのだからということでこちらにも行ってみました.駐車場から
歩くこと約20分,落差約26mの見事な滝が姿を見せます.これだけでも十分見応え
はあるのですが,脇に立つ小さな看板を見ると「第3の滝」という文字が……まだ
その先に落差約37mの「第2の滝」,落差約42mの「第1の滝」があるというのでは
足を進めないわけにもいきません.結局「第1の滝」に辿り着くまでは片道1時間
かかってしまい,休憩でクルマを停めたつもりがちょっとしたハイキングになっ
てしまいました.しかも,前日の雨で水かさの増した沢に沿って行くため足下は
ズブ濡れ…….駐車場に戻って一休みしたところで,早々に弘前〜大館〜能代回
りで五能線方面に戻りました.
(写真:4)
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/04.jpg
(1時間歩いてようやく辿り着いた第1の滝)
 
 今回の帰省中には,偶然にもほぼ同じ日程でめるとれ編集長の脇さんが五能線
を旅行しており,このドライブの前日には途中で待ち合わせをして十二湖(イン
クを垂らしたかのような鮮やかな青い湖面で有名な青池など,その名の通り12の
池・湖があります)を訪れるなどもしたこともあり,今回は五能線に結局一度も
乗らずに帰ってきてしまいました.来年には「リゾートしらかみ」の3編成目が登
場するということなので,次に帰省する時には久々に五能線に乗って行こうか
なぁ,と思う今日この頃です.
(写真:5)
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/05.jpg
(北金ヶ沢で交換するリゾートしらかみ・青池編成(左)とブナ編成(右).この
時,ブナ編成には脇さんが乗車中.)

―――――――――――――――とれいんニュース――――――――――――――
■とれいん12月号■ 

【今月のオススメ記事】
●MODELERS FILE 京浜急行電鉄700形
昭和42/1967年に,京浜急行初の4扉車としてデビューした700形.ラッシュ
アワーの混雑緩和を目的として誕生し,この数年は専ら大師線でのみ使われ,
ますます見かけることが少ない地味な存在でした.そんな700形ですが,いよ
いよ11月28日に引退することが発表され,俄然,注目されています.
 そこで本誌では,その誕生から現在,高松琴平電鉄へ渡った姿などを,あ
ますところなく記録すべく,MODELERS FILEを企画いたしました.形式図も,
登場時と冷房化改造後の姿の両方を先頭車と中間車について1/80で掲載して
おります.

●軽便鉄道模型祭 開催!
10月10日(月)の体育の日,コアいけぶくろ(豊島区民センター)にて行われ
た,「軽便鉄道模型祭」の模様を業者,クラブ共に紹介いたします.ナローモデ
ラー待望のイベント.会場に集ったメンバーはどのように軽便を極めているの
か,誌上で御覧ください.

●紙成模型塾 第七講 鹿島鉄道キハ714 後編   講師:木村則之
先月号に引き続き後編は下回り編で,いよいよ完結です.開放テコや床下配置
図,パーツ一覧も掲載しました.型紙は先月号(11月号)の付録に付いておりま
すので,購入ご希望の方はお近くの書店・模型店にお早めにお申し込み下さい.

【目次】
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MODELERS FILE
  6 詳細写真&解説
     写真:川波伊知郎.黒岩 隆,秦野 亮,富士川 梓,
                     グリーンマックス,汲田純一
 14 モノクログラフ
     写真:杉山裕治,福井紘一,富士川 梓
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注目の記事
 22 軽便鉄道模型祭 開催!
     取材:なんこう 取材協力:中部浩佐
 26 OJゲージのクラブ 機動楽会 40周年記念運転会
     平成17/2005年10月8日 レポート:小林正義(機動楽会会長)
 62 2005 鉄道模型大集合 in OSAKA
     取材:西原 功・汲田純一/撮影:松本正敏
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  3 巻頭グラフ 空を舞う浦輪市電
  68 浦輪市電製作記 /製作:上村 明裕
  18 ピポパッ信号で電動ポイントを制御!
     クラブ・ジョーダンのHOレイアウト製作奮戦記
                        /中田周二・大柳啓吾
  28 ペーパーで製作した TSUBAME 787系
                             /川崎健一
  34 わだいのキット63
     アートプロ製 国鉄ED17キットを組む(上)    /平野 聰
  38 欧州鉄道玉手箱
     BRUTISH RAILWAYS HST IC125
     世界最速のディーゼル列車            /酒井英夫
  42 Coffee Cup /前里 孝
     今月はニコンの新製品を使ってみた
  44 当塾初の気動車で“湘南顔・バス窓”を作ってみよう
     紙成模型塾 第七講 鹿島鉄道キハ714 後期:下回り編
                           講師:木村則之
  50 サロン・ド・ヴァプール
     3インチ半 自由型1C1ロコを自作する 連載その1 /渡邊裕之
  58 不定期連載 Nゲージで綴る昭和の名列車
     第9回 昭和33年11月デビューの特急“こだま”  /大島仁知
  70 連載 米国客車の楽しみ
     第12回 時刻表から読み解く客車列車(その2)
     サザン鉄道“ペリカン”とニューオーリンズ /解説:糟谷卓正
  74 きさくなテクニシャンたち
     小金井HOクラブの活動と作品 そして183系競作
                        /レポート:木村則之
  80 カルタゴ・サロン
     北西ドイツ軽便めぐり             /須々木裕太
     沼尻鉄道物語・川桁駅構内の製作         /畑中 博
  84 第17回ミヤザワ秋の商売繁盛応援セールより  /取材:汲田純一
108 読者の皆様へお知らせ
--------------------------------------------------------------------
 31 輝け!日本の運転会
 54 Come On Over!
   カホン,デハチャピ2005 /佐々木也寸志
 69 つけたりはづしたり /なんこう
 86 新車登場Adhoc
   アスターホビー製1番ライブ“バークシャー”ほか
 87 新車登場
109 伝言板
142 いちぶんのいち情報室
148 甲種・特大情報
149 BOOKS
154 新車登場インデックス
155 Combo Caboose/掲載広告牽引

11月21日(月)発売  定価:1,400円(税込)

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■■ レイアウト・ビルダーズ2 レイアウトごころを誘うもの ■■

第1冊の“トップ・レイアウト”で無限の可能性を秘めたレイアウト製作の世界
を紹介した“レイアウト・ビルダーズ”.続いて刊行の第2冊ではいつかレイア
ウトを造ってみたいあなたをさまざまな角度から刺激する.

主な内容
リヴィング・スペースに置けるミニ・レイアウトに卓抜されたセンスを発揮する
プロ・モデラー,諸星昭弘氏の最近の個展からその遊び心を紹介/借景で拡げる
レイアウト・イメージ.実際の風景の中にジオラマを置いて視覚のマジックであ
たかも実物写真のように見せる“借景写真”の魅力に取り付かれた三木浩三氏の
作品アルバム/こうして実現した大型レイアウト・スペース−建築家,奥野仁己
氏の場合/作ってみたい駅「JR岩泉線岩手刈屋」東北のローカル線に残る国鉄標
準型駅舎の逸品を細部写真で/大沼の給水塔−勾配改良でD52補機と共に消えた函
館本線大沼駐泊所の美しい給水塔を追憶/“フィギュアー”を考える−レイアウ
トの隠れた引き立て役である人形.その魅力を語る本邦初の異色記事/「農場を
造る」−蒸機時代当時の米国の農場の観察と市販品徹底利用の楽しい再現.これ
だけでレイアウトが造りたくなる/「裏街の都電」−いまは若者たちが散歩する
東京新宿の遊歩道はかつて哀感漂う都電線路だった…思わず小型レイアウトに再
現したくなる神社裏の秘密線路

11月21日(月)発売
とれいん2006年1月号増刊
A4変形 横綴じ
定価3,990円(本体3,800円)

●表紙画像,詳細はこちらをクリック!●
http://www.eriei.co.jp/image/maltra_topic/200511/LB2.html

―――――――――――とれいんギャラリーニュース―――――――――――
●ブラスモデル新入荷
W&Rエンタープライズ NP A-1 #2626…ティムケン社のローラー・ベアリングのデ
モンストレーション用として製造され,各鉄道で試験の後にNPに引き取られた4-
8-4蒸機“A-1”が,W&Rから満を持して登場.
 製造は今や真鍮模型メーカーのトップクラスである,ブーリム社が担当.パイ
ピングや細部ディテールの精緻さと仕上げの丁寧さに加え,ボイラーの量感など
米国蒸機の迫力を見事に表現した出来映えです.石炭焚き仕様,重油焚き仕様の
2バージョンが発売.極少量がギャラリーに入荷しました.詳細はとれいん12月号
のギャラリー広告もご参照ください.(写真1・2)

●新商品の画像は以下をご覧下さい.
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●ギャラリー恒例 2005歳末セール 12月16日(金)〜27日(火)
今年も一年間のご愛顧に感謝をこめて,歳末セールを実施いたします.ギャラ
リーのブラス・コレクションの中から,蔵出し処分セールや掘り出し物も.また
通常の商品も普段よりお買い得価格にてお求めになれます(雑誌・書籍を除
く).暮れの忙しい折ですが,充実した模型時間を作りに是非お越しください.
※セール期間中の営業日・営業時間は平常通りです.

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「めるとれ」 発行:月刊「とれいん」めるとれ編集部
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